冷蔵庫の中に眠っているフルーツをザクザクと大胆にカットした。 甘酸っぱい香りに脳の奥をズキューンと射抜かれたような気分になった。 堪らず、ワンカットその場で口の中へと放り込む。 私の体は、じゅわーっと染み出す果汁を砂漠の如くグングンと吸い込ん…
ポストを開けて郵便物をまとめて取り出した。 玄関を開けるまでの間に握りしめている郵便物をチラリ覗き見た。 その中に、「少し早いけれど」と書き添えられた友人からの暑中見舞いハガキがあった。 毎年、夏の暑さでグッタリしている私を気にかけて、涼しげ…
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