マンションのエントランスを出ようとしたとき、後方から1人の少年が、私の横を疾風の如く走り抜けていった。 その少年を追うように聞こえた「行ってきます、は?」という母親らしき女性の声に 少し遠くから「いってきます」と少年の声が聞こえた。 そして、…
ぽっかりと中途半端に空いた時間を持て余し、 偶然目に入った雑貨店らしきドアを押し開け店内に足を踏み入れた。 様々な時代の雑貨が所狭しと並べられたそこは、まるでおもちゃ箱の中のようだった。 一見、スペースと言うスペースに、 ぎゅうぎゅうに押し込…
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