幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

日常

気付かぬふりをした、あの日のハッピーライラック。

久しぶりに花屋をのぞいた。 お目当ては、そろそろ出回り始めているだろうライラックである。 好きなお花は色々あるけれど、ライラックは私の中で割と上位ということもあり、この時季はライラック目当てで花屋をハシゴする。 いつの日か、両手に抱えきれない…

ピンチはチャンスのアメリケーヌソース。

あれから幾度も行っている引っ越し時の断捨離、このノートは、その度にどこに身を潜めていたのだろう。 そう思いながらパラパラと捲ったノートは、フランス語で綴られた古い日記帳、いや、日記帳というよりは恩師との交換日記のようなものである。 恩師とは…

反省の仕方にもコツがある?

途切れ途切れに聞こえてきた会話は、何かを失敗してしまい「反省している」という内容のものだった。 内容は分からなかったけれど、深く反省していることが伝わってくるような声の表情をしていた。 何を思うでも感じるでもなく、すぐに手元のスマートフォン…

春キャベツの余韻に浸りながらミステリアスさを思う午後。

春キャベツが美味しい季節だ。 今季何玉めの春キャベツになるのか分からないけれど、その日もザクザクと千切りに。 軽く塩コショウをしてスプラウトとノンオイルのシーチキンを混ぜ合わせたものを、厚切りパンにたっぷりと挟んだ春キャベサンドがたまらない…

遊び心とギャップは大切である。

エレベーターホールで体の割に大きなランドセルを背負った小学生の兄弟と一緒になった。 最近は何かと気にかけることが多いため、そのエレベーターを見送ることにし、郵便受けをのぞきに行った。 届いていた郵便物を手にエレベーターホールに戻ると、ドアを…

新参者のあの子に便乗して。

天気が良く気温もグングンと右肩上がりのその日、駅の近くを歩いていると、街頭で募金活動をしている方々の姿が目に留まった。 朝から休まずに活動していたのか、お昼を過ぎたその時間には声が掠れてしまっている方も数名いたように思う。 以前、募金活動を…

大人の甘味で粋な時間を。

久しぶりに豆かんを口にした。 豆かんは、みつ豆やあんみつに入っている赤茶色をした豆をメインに、寒天と黒密を合わせた大人のデザートである。 中には、子どもの頃から豆かんが好きだという粋な方もいらっしゃるかもしれないのだけれど、私は子どもの頃、…

画面越しのキュートなあの子に首ったけ。

友人が犬を飼い始めた。 普段はキリッとしているタイプの友人なのだけれど、子犬の、まだまだ体が小さく、縫いぐるみのようにコロンとしたフォルムと友人のそばを片時も離れない姿に、首ったけである。 私も犬を飼っていたことがあり、その気持ちは非常に共…

イチョウの木が放っている瑞々しさと生きる知恵。

自宅側にあるイチョウの街路樹が、いつの間にか緑色の葉に覆われていた。 数か月前までは、冬の名残を纏ったかのような裸木だったというのに、あっという間である。 途切れ途切れに表れるイチョウの木陰の中を歩きながら、色々なことを思い出した。 私が通っ…

男時と女時の波に身を任せ。

ツイている、そう思うようなことが2、3続いた。 友人に、昨夜、肌触りが良いお気に入りのパジャマで眠ったから元気を充電できたからだろうか?と言うと、楽観的すぎると言って笑われてしまったけれど、多分、今の私は私が思う以上に心身が軽やかなのだろう…

半分叶った麦畑デビュー。

その日は、目的地を目指して自然豊かな田舎道を車で走っていた。 車窓から見える景色は、瑞々しさ溢れる緑色に覆われていた。 緑色は安心感や調和をもたらしてくれると言われている色なのだけれど、中間色ということもあり、そばにある色によって人に与える…

“ういろうさん”の“ういろう”は、お菓子?お薬?

小腹を満たすため、キッチンでお茶の準備を始めた。 子どもの頃から密かに“好き”と感じている外郎(ういろう)に静かにテンションが上がる。 あの、むっちりぷるんとした食感と優しい甘さ、いい意味で想像を裏切ってくれる口解けの良さは、癖になる。 しかも、…

ワンダーランドのゾンビローズ。

先月いただいたピンク色をしたバラがそろそろ終わりを迎えようとしている。 女性の手のひらサイズよりも一回りほど大きなバラで、3週間ほど楽しませていただいているものだ。 薄っすらとグリーンがかった淡いピンク色のバラは初めてだったものだから、品種…

思考の数珠繋ぎから辿り着いた付箋紙使い。

スマートフォンを操作しながら、何だかこれ、人の体に似ているなと思った。 私のスマートフォン、外側はツヤツヤのピッカピカなのだけれど、日々、酷使していることもあり消耗するのが非常に早い。 だから毎回、外側と内側のギャップに戸惑いつつ機種変更を…

シューズストラップにハッとさせられた日。

足元にも少しずつ軽やかさが欲しいこの頃、つい目で追ってしまうのは、店頭に並び始めたサンダルだ。 流行を追うことも楽しいのだけれど、私はどちらかと言えば自分好みを追い求めることの方が、より楽しいと感じられるようなところがある。 もちろん、毎年…

小さいけれど大きな自由を秘めたハンカチ。

電車に揺られながら鞄の中をのぞくと、忍ばせておいたハンカチが目に入りニンマリとしてしまった。 TPOへ配慮したものもひと通り持ってはいるけれど、全てを取っ払って「ただただ好き」と感じたものに身を委ねる心地良さは、想像以上である。 「一枚の布…

張り子の虎の裏のお顔をチラリのぞき見。

古い店構えのお蕎麦屋さんの出窓に、季節の花が飾られていた。 年代物に見えた花器の古めかしさはタイムスリップ感というよりは、現代に程よく溶け込んでおり粋であるようにも見えた。 そして、花器のそばには、小さな張り子人形が数体並べられていた。 張り…

「よろしい」と「結構」の罠にご注意あれ。

体の電池が切れかけたものだから、その場から一番近い、軽食を摂ることができる喫茶店へ入った。 お昼時でもおやつ時でもない妙な時間帯だったけれど、飲み物とホットサンドを注文し、やっとひと息つける安堵感とともに、しばらくぼーっとすることにした。 …

体が望んでいることを私が叶えてあげる。 

今月に入ってから、涙活(るいかつ)という言葉を聞く機会が多い。 既に世の中に定着している言葉なので、今更ではあるのだけれど、涙活(るいかつ)とは、小説や漫画、映画などを読んだり観たりすることで涙を流すこと。 涙の研究は今も至る所で続けられている…

盛らずによそったご飯で、美味しい夕食を。

炊飯器から軽快なメロディーが流れ、ご飯の炊き上がりを知る。 キッチンへ行き、炊飯器をぱかっと開けたときの幸せな香りといったらない。 今年に入ってすぐのことだっただろうか。 買い替えたばかりの炊飯器の電源が炊飯の途中で切れる、という非常事態に度…

春の甘酸っぱいひとコマに立ち会った日。

自宅近くにある神社では、季節の果実酒がお神酒として販売されている。 その果実酒のファンである友人から、時間が出来たときでいいから手に入れておいてほしいと頼まれたのが、今年の節分過ぎである。 なかなか会えていないことを理由に、そのミッションを…

この時季ならではの色から暮らしを楽しむ。

この時季は、外の景色が日々変わっていく。 数日前には咲いていなかった花が咲いていたり、芽吹いていなかったはずの木の枝には、枝が見えなくなるほどの新芽が出ていたり、 散り終えた桜の花の後を引き継いだ若葉の色は、一層深みが増していて、ちょっとし…

架空の虫をあてがわれ。

テレビを点け、番組表を眺めていると、吹き替え版の洋画の台詞だと思うのだけれど、「何て虫がいい奴なんだよ」と聞こえてきた。 気になるような番組が無くテレビを消したのだけれど、「虫がいい」という言葉に登場する「虫」とは何ぞやと思った。 言葉の意…

お気をつけあれ!「甘味処」と「甘味料」は似て非なる読み方をいたします。

素敵な甘味処を見つけた。 新しくできたお店だったのだけれど、以前そこに何があったのか分からない自分に少し驚いた。 毎日ではないにしても、週に一度か十日に一度くらいの頻度で通っていた道沿いである。 例のガムの出番だろうか……、ついそのようなことが…

キッチンで、キノコの死んだふりを見抜く!

キノコ類が好きで、よくまとめ買いをする。 下処理を済ませて混ぜ合わせたミックスキノコを冷凍しておくこともあるけれど、 2日ほどで食べきることができる量であれば、サラダやバゲッドのトッピング材料として予め、少量のフレーバーオイルで軽く炒めてお…

ロマン風をぴゅーっと!?

先日、記憶力を維持するガムというものに遭遇したのだけれど、未だ実物を手に取ることができずにいる。 そのような話を友人にしたところ、話題はガムに関する迷信のような話へと及んだ。 友人は子どもの頃、ガムを吐き出さずに飲み込んでしまったらお腹の中…

知っている側の人の、心遣いのカタチ。

歯を磨きながら、いつの間にか傷が塞がっていることに気が付いた。 今年の春先、数年ぶりに重い腰を上げて歯科クリニックへ行った。 歯科嫌いな私にしては、よくやったと褒めるに値する、春一番の出来事である。 引っ越しが続いたこともあってかかりつけ医を…

女性を味方につけたところに生き残りのカギが!? 

受け取ることを避けたポケットティッシュをバッグの中にポンッと放り込まれた。 その日はバッグの上部がパカッと開いたトートタイプを使っていたのだけれど、そのタイミングの計り方、スローイング、一切の無駄が無い動きに感服し、思わず振り返って会釈をし…

“濃い”と一口に申しましても、色々とありまして……。

その日は、この時季にしては珍しく雨がぱらついていた。 空には、前日までの晴天の記憶を掻き消してしまうような、薄グレー色をした雲が広がっていた。 予想以上に早く底をついた牛乳を買いに行くべきか、行かざるべきか。 しばらく外を眺めていたのだけれど…

命懸け、一生懸命も多様である。

桜の開花ニュースを見るのが好きだ。 つい、その年に初めて耳にする開花宣言と自分が住んでいる場所の桜情報にのみ、意識が集中してしまいがちなのだけれど、 全国の開花情報を見ていると、春が生き物のように、南の方からジワリジワリと移動していく様子を…