幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

日本のこころ

多少萎んでしまっても、ハリが消えても大丈夫。本領発揮はこれからよ!

昨年の冬至に楽しんだ柚子湯。 いつもは2日間ほど楽しむことが多いのだけれど、昨年は思っていたよりも柚子の傷みが早く、1日のみとなった。 1日だけでも楽しめたのであれば御の字ではないかと、気持ちを落ち着かせていたはずなのに、 その後、足を運んだ…

漆のように重ねる日々。

とても上手に、世界中で大切にされている素敵なイベントを取り入れる日本で暮らしていると、楽しみがあるという幸せを感じつつも、 時折、イベントに追われているような錯覚に陥ることもある。 そして、時期が分散していればいいのにと身勝手極まりないこと…

お好きな角度から「ゆず」を楽しんで下さいませ。

今年も冬至が近づいてまいりました。 これから本格的な冬がやってくるのですが、冬至は、一年で一番日が短くなる日。 ということは、冬至の翌日からは、少しずつ日が長くなっていくということです。 この様子を日本や中国では、冬至の日は太陽の力が一番弱く…

想いを叶える宣言と菊にまつわるエトセトラ。

遠方に住む友人が出張で近くまで来ているというので、仕事終わりから新幹線に乗り込むまでの1時間、会うことにした。 いつも慌ただしいのだけれど、「またゆっくりと時間があるときに」などと言っていたら、いつまでも会えぬままだろうから、こうして連絡を…

ものごとを円滑に進めるための言葉をのぞく。

先月いただいたお手紙の結びに、「10月吉日」という文字があった。 お作法は面倒だと感じたり、迷信のようなものでしょと気に留めずに過ごすことも悪いことではないし、ダメなことでもないのだけれど、 さりげなく、このような文字を添えることができたり…

手放す筆と“いろは歌”。

ずっと手放せずにいた筆がある。 今は亡き書道の恩師にいただいた筆のうちの1本で、随分と長い間、私の身に起きた様々を手助けしてくれた1本である。 私の癖や、その時々の気分を汲み取ることが上手な筆なのだけれど、 私もこの筆だけは、その日の筆のコン…

鯛の鯛を見つけたい。

街中を闊歩しいていると、クリスマスケーキの広告を押し退けるようにして貼られた、煌びやかな、おせち料理の広告が目に入った。 その仲に、縁起物でもある、鯛の塩焼きの画像があったのだけれども、 そう言えば、最近、「鯛の鯛」を目にしていないことに気…

寒露が知らせる秋の深まりとキノコ。

少し前に、「あっという間に寒露の頃になりそうですね」という文章で始まるメールをいただいた。 寒露(かんろ)かと声にすると、その響きを聞いた私の脳内には、 天上の神々が召し上がると言われているお酒の甘露(かんろ)が思い浮かび、 神在月の出雲で、神様…

色付く紅葉と、親子の物語。

肌寒さを感じて長袖を着た。 今日はこのまま冷えるのか、それとも、夏の置き土産のような暑さが足掻いて見せるのか、 瞬時に判断することができず、外出時には長袖の羽織りものを手に持った。 久しぶりに感じる、季節が移り変わろうとしているときの、行きつ…

黄金の光を放つススキと坊主頭。

海外に居る友人、知人へ送るグリーティングカードをテーブルの上に広げた。 送ろうと思ったときに探していたのでは、思うようなものに出会えないことが多いため、 グリーティングカードは見つけたときに購入するようにしている。 その、カードコレクションを…

黒胡椒をピリッときかせた江戸料理。

江戸で食べられていた料理や、武士が口にしていた料理が注目されることがある。 先人たちが口にはできなかったような美味しさを知っている現代人が、 どうしてそこまで当時の料理に魅了されるのか、ふと、その理由をのぞいてみたくなり、手当たり次第、関連…

ハーゲンハートを味わいながら思ふこと。

今年の夏は、いつになく冷たいものに手が伸びる。 しかも、気分はシャーベット。 冷えたそばから熱を帯びていく体の変化に、生きているのだと感じたりもして。 熱帯夜の窪みに落ちたような、暑さが少しだけ和らいだその夜は、冷凍庫からハーゲンダッツを取り…

引っ越しのご挨拶も様々だ。

私が越してきた時に一度だけお会いしただけの間柄だったけれど、 自宅の真上に住んでいらっしゃった方が、数か月前に引っ越しされた。 それから一か月も経たないうちに、次の方が越していらした。 ご丁寧なご挨拶を頂戴したのだけれど、それっきり顔を合わせ…

ご縁と赤い糸。

随分と夜明け時刻が早くなったと感じるこの頃。 暦の上では夏至を過ぎ、本来ならば夜明け時刻が遅くなっているはずなのだけれども、 私の体感センサーは、あっという間に過ぎ去る夜にフォーカスしてしまうようだ。 毎度、平安の時代に意識が飛んでしまうけれ…

お作法|水引に使われている紙縒りの本数の意味を覘いてみませんか?

先日、ご祝儀袋の予備を購入したこともあり、 今回は、水引に使われている紙縒りの本数に込められている意味を覘いてみませんか。 少しばかりマニアックな視点ではありますが、 お作法をルールとして確認したり、知識ボックスに詰め込んだりするのではなく、…

お作法のマニアックな楽しみ方。

ふらりと立ち寄った呉服屋さん。 着物や帯、反物など素敵なものが多数並べられていたけれど、やはりこの時季の目玉は浴衣。 目移りしてしまうほどの浴衣が、多数取り揃えられていた。 買い足す予定は無いのだけれど、自分好みの反物を見つけ、 これで浴衣を…

梅雨の蝶。

開け放っていた窓から心地良い風が部屋の中へ入ってきた。 キーボードを叩く指先を止め、キッチンへと向かう。 久しぶりに入手できた、オーガニックレモンのスライスで作っておいたレモンウォーターを、 大きめのグラスに並々と注ぎ、皮付きのレモンスライス…

鮎に魅了されるわけ。

時間を持て余し、パラパラと情報誌を捲っていると鮎の塩焼きの画像が目に入った。 梅雨明けはいつ頃かしらと思っていると、こうして初夏の訪れを告げる鮎が目に入る。 日本には、四季があるだけではなく、 その四季が移り行く過程までも、丁寧に感じられるき…

疲れた身体を優しく、ゆったりと包み込む湯船の奥を覗き込む。

浴室内に、あれやこれやと持ち込み、半身浴でリフレッシュすることにした。 ゆっくりとお湯に浸かったときの至福のひとときは、体中の筋肉をいとも簡単に緩めてしまう。 体中の筋肉がリラックスすると、頭の中や胸の内側で忙しなく動いていた思考や気持ちま…

想像の中で感じる麦の秋。

信号待ちをしていると、これから暑くなるというのに、 丸裸に近い状態にまで枝葉を切り落とされていく街路樹の剪定作業に目が留まった。 あの街路樹によってできる木陰に、強い日差しから身を守ってもらえていたのに。 そのようなことを思っていると、隣に立…

紅を差してまいりましょう。

パウダールームに入ると、シックな着物を身にまとった素敵な女性が目に入った。 普段から袖を通しているのだろうと感じさせるような、余裕を感じる所作に視線を奪われそうになり、 見過ぎてはいけない、いけない。と自分に言い聞かせた。 女性のそばを過ぎよ…

言葉と雨と仇討と。|梅雨には性別がある!?今年の梅雨はどちらかしら。

数日前のこと。 少し肌寒いかもしれないからと選んで着た洋服が、一歩外に出てみると既に「暑いっ」と感じた。 その翌日、もうすっかり日も暮れたというのに家の中が蒸し暑く、家中の窓を豪快に開け放った。 また一歩、夏が近づいてきたと思うや否や「梅雨」…

線香花火の移り行く表情の変化、線香花火の一生は、こうして楽しんで。 

ふらりと立ち寄った和雑貨店の一角に、ひと足早い線香花火が置いてあった。 木箱に入れられているそれを手に取ると、 火薬が浴衣の柄のようなシックな和紙に包まれた花火がお行儀よく納まっていた。 毎年限定数で取り扱っている線香花火で、入荷すると3、4…

読書気分で要点だけをつまみ食い|恋路の邪魔をするニンニク臭。

書棚を整理していると、1冊だけ、随分と古くなっている源氏物語が目に入った。 源氏物語は、純粋に作品として楽しむこともできるものだけれど、 物語の中には当時の人々が触れていた香りや、感じていたにおいに関する記述も多く登場するため、 香りやにおい…

和食とトッピングと苺のヘタ。

小料理屋で食事をしていた時のこと。 席をひとつ空けて隣に座っていたご年配の方と店主との会話が耳に届いた。 ご年配の方が言うには、最近は、トッピングを選ぶことができるお店が随分と増えており、 多種多様な選択肢の中から、いくつかのトッピングを手際…

移り行く季節を感じつつ、シナプスメンテナンスはいかがでしょうか。|蚯蚓出ずる編

カレンダーの隅に「蚯蚓出ずる」と小さい文字が印字してあった。 ん?何が出てくる頃なのだろうか?と思った。 パッと読むことができなかったもどかしさから、早く逃れたかったのだと思う。 様々な視点から思い出すこと、推測することを簡単に諦めた私は、書…

日本古来の藤の花から見る世界。

藤棚が美しい季節になった。 紫色の花房が垂れ下がる姿が美しい、日本古来の花と言われる藤(ふじ)は、 古くから人々の心を魅了し、古典や絵画などの中にも多く登場するモチーフだ。 その見た目の印象から想像するよりも強く、はっきりとした甘い香りは、 今…

非日常を連れてくる屋台。

信号待ちをしていると、何処からか香ばしくて甘辛いタレの香りに鼻を擽られた。 何かのイベントで屋台でも出ていたのだろう。 香りの出所までは分からなかったけれど、夏日のような気温に混ざった、 イカ焼きのような、焼きとうもろこしのような甘辛い香りに…

味噌の背景、あれやこれやと。

現在、我が家の冷蔵庫には、購入品、いただき物を含めた3種類の味噌が眠っている。 ほとんどのご家庭に常備されている基礎調味料でありながら、 土地によって、これほどまでに異なる味わいを持っているなんて、非常に興味深いと思う。 私は、引越を繰り返す…

伝える責任、伝え方の責任。

お洗濯が終わった衣類をたたみながら思い出したことがある。 それは、「お洗濯をして干した衣類は、一度たたんでから着用しなくてはいけない」という風習だ。 様々な出身地の方と、この話題で話したことがあるけれど、 そのように言われて育ったという方もい…