幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

智恵のかけら

レタスちゃん、最後までシャッキシャキでいておくれ。

その日、サラダ用に千切ったレタスを千切ったそばからボウルに入れていたのだけれど、思いのほか新鮮で驚いた。 レタスは切り口がピンク色に変色することがあるけれど、あれはアボカドが黒ずんだり、リンゴが茶色くなるのと同じ、レタスの酸化現象だという。…

自然のことは自然から教えてもらうというコミュニケーション。

玄関を出た直ぐの場所に立派なカマキリが立っていた。 室内へ入ってこないよう細心の注意を払いながら素早く玄関ドアを閉めた。 人間と昆虫。 体の大きさや力の差は歴然としているけれど、大きなカマを両の手で振り上げているようなポーズでギョロリと見据え…

保冷剤と徹子さんに淡い期待を。

もみくちゃにされるであろう混雑を覚悟して電車に乗ったのだけれど、車内奥へと人波に流されるがまま流されたところ、目の前に席が空いており、そこへスッポリとはまり込む形で座ることになった。 自分の意志や、それを貫くことも素敵だけれど、何も考えず、…

油は油で落として、それでもダメならコレで!

魚料理をとキッチンでお魚に下処理を施していたのだけれど、この時に手に付着する魚の脂によっては、においが取れにくくて困ることがある。 この日の魚は、ぷりっと程よい弾力と引き締まった身をしており脂の乗りも申し分なし。 しかし、指先に付着した脂は…

雑節が知らせてくれる“あれやこれや”をのぞいてみる日。 

テレビ画面に連続して映し出された「秋」の文字に、体の中に留まっている夏の熱が静かに引いていくような気がした。 そして、過ぎ行く準備を始めた季節にもう少しだけと手を伸ばしてみたくなるのも、あわいの時のお約束のように思う。 既に出来上がっている…

松ぼっくりに喉の渇きを教えてもらう!?

その日は、傘をさすか否か迷うような小雨が、パラついたり止んだりを繰り返す中、古き良き日本の景色を想像させられるような街を散策していた。 橋の上から川をのぞくと川の水は雨で濁っていたけれど、川沿いに植えられている樹木の葉っぱは雨のシャワーを浴…

全力で生きるものの眼。

またである。 我が家のベランダには、野鳥のお客様が度々遊びにやってくる。 引っ越す先々で、新しい出会いがあり、それはそれで楽しいのだけれど厄介なのは番いの鳩である。 彼らは、一旦、目を付けた場所は何としてでも手に入れようとするガッツを持ち合わ…

この時季に目にする蚊柱とは何ぞや?

その日は、昼間の青が和らいだ空に淡いオレンジ色が溶け込み出した夕暮れ時、500メートルほど続く一直線の道を目的地へと向かって歩いていた。 そろそろ涼しくなっても良い時間帯だったけれど、昼間の熱気が辺りに充満しており、蝉も鳴き止まぬままである…

打ち水はノリで行うなかれ。

今年の夏は、昨年と比べると過ごしやすくて助かるなと思っていると、普段から「夏は暑くなくちゃ夏じゃない」と言っている友人が、今年の夏は物足りないと言っていたことを思い出した。 今年は、涼感グッズや氷菓などが売れていないというニュースを見聞きす…

八朔の日と心穏やかに暮らす知恵。

先日、新年のご挨拶をしたばかりのような気がするのだけれど、あっという間に8月である。 毎年思うことが一緒なら、もう一層のこと、時間など無くしてしまえば良いのにと、妙なことを口走りそうになる私をよそに、壁掛け時計の秒針はカチリ、カチリと乾いた…

気になる「におい」にも軽やかに接してみませんか。

この時季になると必ずと言っていいほど、「におい」に関する話題が挙がる。 多くの方がエチケットとして自分自身が発するにおいや、持ち物、衣類、自宅のにおいなどを気にかけている。 そのような視点で改めてドラッグストアやバラエティーショップにある商…

目覚めのおはなし数珠繋ぎ。

朝起きて窓を開けたとき、そこにいつもの景色が無かったら、人はどのようなリアクションを取るのだろうか。 友人から送られてきたリスの動画を観て思った。 その動画というのは、冬眠中のリスがうっかり目覚めてしまい、地上に出てきたところを収めたものだ…

虹が知らせてくれるお天気メッセージを思う夕暮れどき。

開け放っていた窓から流れ込む風が心地良かったものだから、夕涼みでもと飲み物を手に外へ出た。 しかし、現実は昼間の暑さが辺りに漂い残っており、ガーデンチェアに座っていると、じんわりと汗が騒ぎ出しそうで、思わず手にしていたレモン水をゴクゴクと体…

実験気分で、浴室内のキレイを出来るだけ長く保たせるコツ探し。

そろそろ肌離れが良いタオルケットも引っ張り出しておこうかしら。 そう思いながら手帳へ視線を落とすと、いつの間にか立夏が過ぎていることに気が付いた。 どうりで日差しは日に日に熱を増し、気温も高いはずである。 先日久しぶりに通った川沿いは、一気に…

イチョウの木が放っている瑞々しさと生きる知恵。

自宅側にあるイチョウの街路樹が、いつの間にか緑色の葉に覆われていた。 数か月前までは、冬の名残を纏ったかのような裸木だったというのに、あっという間である。 途切れ途切れに表れるイチョウの木陰の中を歩きながら、色々なことを思い出した。 私が通っ…

鼻緒ずれは事前ケアで防いではんなりと。

シューズボックス内を掃除した。 普段の掃除は、シューズボックスを開けるたびに少しずつということが多いため、一気に掃除をする場所という意識は無いのだけれど、一掃後の清々しさはやはり気持ちが良いと思った。 その日は、その気持ち良さに乗せられて、…

落とし方が異なります。浴室内の鏡に付着してしまったウロコ汚れの正体はどっち?

友人が、おすすめできるハンドクリームはないかと聞いてきた。 非常に強い肌を持っている友人なのだけれど、浴室内の鏡についたウロコ汚れ(水垢)を一掃しようと様々な専用洗剤を素手で扱っているうちに、友人曰く“人生最大の手荒れ”を招いてしまったのだそう…

生地を部分的に薄くさせるお洗濯の癖?

クリーニング店で順番待ちをしていると、私の前に並んでいる方の衣類をチェックしながら店員が言った。 漂白剤を袖口に直接つけてお洗濯をすることがありますか?と。 はい、と答えたお客さんに対して店員は右袖口付近の生地が擦れてしまうことがありますか…

ジャケットをハンガーにかけるとき、ジャケットのボタンは留める派?留めない派?

先日、知人から先が分からないから不安だという話を投げかけられた。 そのような気持ちが私の中にも無いわけではないのだけれど、先が分からないということはある意味とても自由で、様々な可能性を秘めていて、素敵なことだと思っている。 私たちの思考回路…

眠らせている文房具用品をお掃除アイテムに使ってみる!?|マスキングテープ編

仕事道具のひとつとして毎日使っている色鉛筆がある。 色鉛筆といっても、簡易的なものなので一本のペンの中に8色の替え芯をセットして使うマルチペンタイプの色鉛筆なのだけれど、その替え芯を買いに文房具用品を扱う一角へと向かった。 日本の文房具用品…

季節の移り変わりに山菜を食べるワケ。

季節の移り変わりを感じながら苦味を盛るのは、この時季のちょっとした楽しみである。 すっかり冬仕様が定着しきっている体を、スムースに春仕様の体へと変えていくコツのひとつに「山菜を食べる」という方法がある。 山菜を食べるだけで?と思ってしまうけ…

クッションフロアにも食器洗い専用洗剤。 

クッションフロアはとても便利なのだけれど、お掃除を怠ったわけでもないのに、薄い汚れの層が月日と共に幾重にも重なり、 全体的に黒ずんだような、ぼやけてきたような歯痒い状態になることがある。 消耗する床材だと思って割り切ることも多いのかもしれな…

うっかりティッシュを一緒にお洗濯してしまっても慌てずに。 

コンビニのドリンクコーナーの前に立っていると、背後を通り過ぎるマダムたちから「かにくしょくぶつって素敵よね」という声が聞こえた。 ガラス越しに視線を華やかな装いのマダムたちに向けながら、ん?かにく?果肉植物?いや、私が多肉植物を聞き違えたの…

おみくじを粋に嗜む。

今年引いたおみくじは、私にとってグッとくるメッセージが記されていたこともあり、大切に持ち帰った。 本来は、お財布などに忍ばせておくと良いと聞くのだけれど、私は手帳に挟んだ。 しばらくすれば、手帳に忍ばせていることを忘れてしまいそうな気もして…

焚き火のちから、煙の力。

神社の広場に設置してある焚き火コーナーに人が集まっていた。 暗闇の中で、空へ向かって炎を伸ばしながら揺れる様には、確かに、癒し効果があるように思う。 以前、こちらでも触れたことがあるのだけれど、炎の揺らぎには人を癒す効果があると言われている…

静電気とお肌への刺激。

ここのところ、ゆっくりと書店内を散策していなかったことに気が付き、ふらりと立ち寄った。 書店と一口に言っても、書籍以外の物品を扱うお店も随分と増えたように思う。 書店が姿を消してしまうくらいなら、このように姿を変えつつでも存続して欲しいと思…

小さなオトモダチに使える大人の魔法|お人形のヘアケア編

知人宅のお嬢さんは、私のことを美容師だと思っている。 彼女は、私の小さなオトモダチの一人なのだけれど、この世に飛び出してくる前から見てきた子である。 知人の出産の日が近づいていた当時、これからしばらくの間は、ゆっくりと2人で食事をすることも…

パッチテストに10円硬貨。

常に、「今の自分の肌に安全な化粧品はどれだろう」という視点で、スキンケア、メイクアップ、ヘアケア、ボディケア商品の成分表と睨めっこをしている。 数年前に、花粉症を発症したことを確認してからは、もともと敏感だった体のセンサーがより敏感になり、…

洗剤選びの視点のひとつに。

近頃、年賀状の作成依頼に関する広告が、度々ポストに投函されている。 ハロウィンが終わり、街中は一気にクリスマスモードに変わったけれど、 大人たちの目の前には年末年始のあれやこれやが、チラリチラリと顔を出し始めたように思う。 年賀状も気が早い話…

使いどころに困っている手ぬぐいは、災害時の備蓄品の中に忍ばせてみてはおかがでしょう。

ふらりと立ち寄った雑貨店の一角に、和モダン柄が素敵な手ぬぐいが並んでいた。 古臭いものだというイメージを抱く方も、まだまだいらっしゃると聞くけれど、 その使い勝手の良さや、用途の幅広さが改めて見直され、 素敵なデザインをまとって現代人の生活の…