幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

生活

油淋鶏と雨の日の換気。

某日である。 油淋鶏用に下ごしらえを済ませた鶏肉を、熱々の油がひたひたに入ったフライパンに投入した。 通常であれば、鶏肉をそのままじっくり焼いていくのだけれど、この日は鶏肉を掴んでいた指先がうっかり油の中に入ってしまった。 指先からジューッと…

冷気と外気が混ざり合う空間で。

冷たい甘酒をグラスに注いだ。 待ちきれずにキッチンで一口。甘すぎると思った。 砂糖不使用であるにも関わらずスイーツ顔負けの甘さで、発酵のチカラ恐るべしである。 この日は、グラスに入るだけの氷を入れていただくことにした。 キンキンに冷えた甘酒の…

サバイバルと朱肉ジミ。

暑さと強い日差しを苦手としている私は、今年の夏も夜行性寄りで過ごしている。 その日は、どうしても昼間に出かけなくてはいけなくなり、腹を決めて玄関に立った。 玄関ドアを開けようとしたとき、外から蝉の妙な鳴き声が聞こえた。 蝉が玄関先でひっくり返…

生まれて初めて取り外した、あの凹凸のハナシ。

空いた時間を使ってトイレ内を消毒することにした。 消毒と言っても大袈裟なものではなく掃除を済ませた後、消毒したい場所にキッチンペーパーを敷いて除菌・消毒液をスプレーし、必要であればラップをかぶせて放置するというもの。 掃除には除菌ができる専…

水やりは保冷剤を相棒に。

増えすぎた保冷剤の全てを、律義に冷凍庫にしまい込んでいたことがある。 その結果、必要以上に冷えすぎた冷凍庫内が霜で塞がれ、使うことができないという事態に発展したことがあった。 電源を切ったり、熱湯を流し込んだりして窮地を脱したけれど、もう二…

エコバッグのお手入れ。

お気に入りのエコバッグを洗濯し、除菌した。 キッカケは、先日耳にした話である。 話の中身は、現在、サイズやデザイン性に富んだエコバッグが多数登場しているけれど、抗菌コートしてあるものや、除菌のお手入れができるものという条件を挙げる方も増えて…

ホチキスタイマーを発動させるナツ。

ローズゼラニウムとユーカリの精油が残りわずかとなった。 どちらも虫除けスプレーに使用している精油なのだけれど、ひと夏持ちそうにない程度の残量である。 虫除けスプレーのレシピは過去記事内で詳しく触れているのだけれど、水道水50mlに無水エタノー…

ミントテロとミントとの素敵な関係。

時折、手を伸ばしたくなる北見のハッカ飴。 ミントの葉を模した見た目の可愛さも惹かれる理由のひとつだけれど、ひと粒の満足度が高いような気がして、私の中でミントキャンディーと言えば北見のそれ、という印象がある。 近所で購入できるという安心感から…

そのホットケーキミックスは大丈夫!?

掃除したばかりの網戸から入ってくる風の心地良いこと。 それほど汚れているようには感じていなかったのだけれど、いつもの風とは違うと感じるのだから、それなりに汚れていたのだろうと思う。 更には、網戸越しの景色も心なしかクリアに見えるものだから、…

やかんや水筒で食中毒が起こるワケ。

先日、レジ前で現金を取り出した。 慣れていたはずの動作に妙な違和感を覚え、いつの間にか、お財布からお金を取り出す機会が減っていることを自覚した。 久しぶりに受け取った小銭をお財布に戻しいれたとき、ピッカピカに光る10円玉が目に留まった。 新し…

夏のパイナップル、冬の大根と言えば何?

自由でありたいけれど、ときに自由は不自由である。 そう感じたのは、洗濯機を買い替えなくてはと思い、ネットで目星を付けたものの自分の審美眼に自身が持てず家電売り場を見回っていたときのことだ。 見比べてみようと思い足を運んだけれど、あまりの豊富…

欲張らない保存の知恵。

大人になると、良くも悪くも器用になりすぎて目の前のことに集中できないことがある。 だから時々、頭の中を空っぽにすることを目的にキッチンに立つ。 その日は、黙々とジャガイモの皮を剥いていたのだけれど、うっかりジャガイモの皮を剥きすぎて、気付け…

女性はややこしい!洋装は和装と逆で和装は洋装と逆である!?

今年は浴衣を着る機会があるだろうか。 そのようなことを思いながら、全ての浴衣を取り出した。 梅雨が明けたら風を浴衣に軽く通して、虫食いに遭っていないか、色褪せた部分はないかなどを確認する恒例作業である。 初夏から夏にかけて纏うものだけれど、柄…

半夏生期間を楽しんでみる。

1年の半分が過ぎたなんて本当だろうかと手帳を捲り直してみたけれど、あれやこれやと書き込んである手帳を前に観念した柊希が本日もお届けいたします。 本日は半夏生(はんげしょう)期間の初日でもありますので、そのようなお話をと思っております。 ご興味…

畳味と楽しめるエコ。

本当に気に入っているものが傍にあるというのは、いいものである。 最近の私の生活に仲間入りしたのは、新しいエコバッグだ。 これまでは、これならばと思えるようなものに出会えないことにを理由に、間に合わせのようなものを気まぐれで使ってみたり、お店…

最小限の備蓄で最大限に欲張りたい。

備蓄品の中に賞味期限が近付いているものがあることに気付き、それらを取り出した。 これまでは、備蓄品をリスト化したいと思いつつも手が回らず、何となく頭の中で把握していたのだけれど、自粛期間中に断捨離と並行して備蓄品の賞味期限や所持数などをリス…

ペットボトルにかけるひと手間と季節の和菓子と。

今年も和菓子店の店頭に「水無月(みなづき)」が並ぶ頃となった。 水無月(みなづき)とは、いつの時代から食べられるようになったのかは分かっていないようなのだけれど、栄養がある「葛」や「ういろう」と、穢れや邪気を祓うことで知られる小豆を合わせた和菓…

外出先で針と糸が無くてもボタンは留められる。

今春は、家中の至る場所の断捨離を行ったこともあり、自分にとって本当に必要なものや、変わらず好きなものが何なのか、昨年よりもクリアになったように思う。 先日は、若干スッキリしたように見えるクローゼット内を見渡しながら、昨年辺りから新調したいと…

真鍮アクセサリーとのお付き合い。

少しずつ夏に向かっていくのかと思いきや、今年は既に夏日を思わせる日もちらりほらりと。 素肌に乗せるアクセサリーが、より映える季節である。 残念ながら私は、金属アレルギー持ちということもあって、身につけられる素材が限られているので何でも自由に…

揚げ油をセルフチェック。

揚げ油に凝固剤を入れ、凝固剤が入っていた袋でクルクルと中をかき混ぜた。 私の体は油に対して敏感であるようなので、揚げ油は使い切りで使用しているのだけれど、油の精製技術は年々高くなっているそうで、適切な処理を施しながら使用すれば2、3回は繰り…

ヘタ部分は摘まんでねじり切って吉。

今年も七十二候(しちじゅうにこう)が、虫業界の「おかっぴき」である蚯蚓(ミミズ)が土の中から出てくる頃だと知らせてくれている。 (※蚯蚓(ミミズ)がおかっぴき!?と、好奇心が疼いた方は下記の関連記事からどうぞ) 人間がどのような状況に置かれていよう…

ホットケーキミックス粉と水あめのはなし。

ティータイムにレシピ本をパラパラと捲った。 それは、レシピ本としての利用価値はもちろんのこと、お料理やテーブルセッティングを含めた画像を眺めているだけでも十分に楽しむことができる、目の保養にもなる1冊である。 更には、ズボラな私がキッチンに…

リモート参拝と、彼らの出鼻を挫く作戦で縄張り争いに勝利する!?

先日、友人が奈良の大仏様でお馴染みの、東大寺の大仏様を拝観したというので、恐る恐る「奈良まで行って?」と尋ねるとリモート参拝だと返ってきた。 なんでも、動画サービスニコニコ生放送を通して大仏様の様子を24時間中継し続ける取り組みが行われてい…

麦茶パックの底ヂカラをのぞいてみませんか。 

気温が高い日が続いていたからか麦茶に手を伸ばした。 麦茶と言えばキンキンに冷やしたものが定番だけれども、私は専らホット派。 その日も、大きめのマグカップに注いだそれをフーフーと冷ましながら味わった。 大きく揺れる湯気が鼻先を湿らせるけれど、麦…

ペットボトルキャップの助けを借りるのも手。

普段は目分量で済ませてしまうことが多いのだけれど、その日は、何かと計量を要するシチュエーションが多く、慣れないことをすると地味に疲れるものだと、少しばかり大袈裟なこと思った。 誰かにとってはストレスフリーなことも、別の誰かいとってはストレス…

消毒液を無駄にせず、しっかり使うコツ。

運動不足を解消することを第一目的とした家中の拭き掃除を行った。 目的はどちらでも構わないようにも思うけれど、運動不足を解消するぞ!と意気込むと、ここもあそこもと、普段の拭き掃除よりも広い範囲を軽やかな気持ちで掃除できるものだから、気の持ちよ…

先送りにしてしまいがちなモノゴトを片付けてみる。|スプレー缶やガスボンベを処分編

ついつい先延ばしにしてしまうモノゴトがある。 単に時間の余裕がなくて、その物事に辿り着くことができないというような場合もあるけれど、ここでいうそれは、時間を確保できるにも関わらず先延ばしにしてしまうような「モノゴト」のことである。 以前、先…

頼りすぎない暮らし|シャツと油性ペンと無水エタノールと。

パソコンに向かっていたら頭が前方へガクンと大きく傾いた。 これだけで済めばよかったのだけれど、半ば寝ぼけた状態のまま頭を起こす際に、右手に握っていた油性ペンが左袖辺りをスッとなぞったような感覚と共に、意識が完全に目覚めたのである。 その感覚…

花疲れの休息中に思うこと。

お花見の時季は、人混みに足を運んだり、美しい桜を目にするなどして気持ちが高揚することがある。 程よい高揚感であれば心地よいもので終わるけれど、時折、その高揚によって疲れを感じることも。 この時季のそれは「花疲れ」と呼ばれていたりするけれど、…

お洗濯で白に染めていたカラクリ。

何事も拘り過ぎず大らかに。 雨がしとしとと降っていたその日、お煎茶をマグカップにたっぷり注いでベランダへ出た。 もう桜が散ってしまうのではないだろうかと思い、借景だけれども自宅から見える桜のピンク色を眺めつつのティータイムを過ごすことにした…