幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

ジョバンニ、カムパネルラと一緒に、幻想的な銀河鉄道の旅をいかがでしょうか。

PC画面との睨めっこが続いていたからか、それとも友人と久しぶりに有意義な会話を交わすことができたからか、 その日の夜は、神経が高ぶり、研ぎ澄まされ、眠れぬ夜となった。 スマートフォンをのぞきこむ気分にはなれなかったため、 年に1度、手に取るか…

雨からの知らせ、ペトリコール。

雨の匂いがした。 見上げた空は青く、絵に描いたようにクッキリとした輪郭の、白い雲が浮かんでいた。 気配はないけれど、すぐに降り出す。 そう思った私は、知人に雨宿りができそうな所まで移動しようと提案した。 知人も、確かに雨の匂いがすると言い、3…

虹が、水を飲みに空から降りてくる。

ジリジリと照り付ける太陽が、夏の厚手な雲に覆われた。 それでも、ジリジリと肌を射す感じは弱まる気配がなく、お手柔らかに頼みますよという思いを込めた眼差しを空に放った。 いつの間にか耳に馴染んでいる蝉の鳴き声も、太陽に加勢しているように思えて…

飛行機雲でできた五線譜を眺めつつ。

ガーデンテーブルで過ごす時間が心地よい。 ただただ、空を眺めていることも多いけれど、 頭の中に浮かび上がってくるものの中から、その日の優先順位を決める時間でもある。 今の私に答えが出せないものや、出す必要性がないものは、 潔く考えることを止め…

言葉と雨と仇討と。|梅雨には性別がある!?今年の梅雨はどちらかしら。

数日前のこと。 少し肌寒いかもしれないからと選んで着た洋服が、一歩外に出てみると既に「暑いっ」と感じた。 その翌日、もうすっかり日も暮れたというのに家の中が蒸し暑く、家中の窓を豪快に開け放った。 また一歩、夏が近づいてきたと思うや否や「梅雨」…

春の夜空から腸内環境まで!? 

「そら」が好きなこともあり、ただただ空を見上げているだけという時間がある。 それでも冬は、防寒をしていても、早々に切り上げて暖かい室内へと戻ることが多かった。 しかし、寒さが和らいでくると、星空を見上げる機会や時間は自然と増えてゆく。 それな…

優しい雨と言葉と大人の遊び心と。

春分の日、彼岸の中日も過ぎ、昼間が少しずつ長くなり始め、寒さも和らぎ始めるこの頃。 そろそろ桜の開花情報も耳に届くのかしら、と思いながら 冬の雨とは異なる、温かみを帯びた優しい春の雨をリビングから眺めた。 このような時季に降る雨のことを「養花…

スーパーブルーブラッドムーンに願いを込めて。

今夜は今月2回目の満月が見ることができます。 満月というだけではなく、今年注目されている天体ショーのひとつでもある「皆既月食」が起こることもあり、 様々な媒体で取り上げられているのを見聞きしたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。 今夜…

蜜月(みつげつ)という名のコインの表と裏。

もうすぐ満月がやってくる。 1月の満月はウルフムーン(狼月)と呼ばれることがあるけれど、 ここ最近の、冬が本気を出したかのような気候を思い返すと、 今年はアイスムーン(氷月)の呼び名の方がしっくりくるようにも思う。 確か先日、2018年が始まった…

冬の晴れた日は空から冬茜を受け取ってみませんか。

今年は秋が短かったと天気予報士たちが口々に言っている。 今年は秋らしいことをやり残してしまったような気がしていたものだから、 短かったような気がしていたけれど、はっきりとそう言ってもらえたことで、 「あぁ、やっぱり」と、気のせいではなかったこ…

雨の表情も色々。

今年の秋は、雨が多いように思うのは気のせいだろうか。 気候や気温の変化やその時期も年々変化しているからだと思うのだけれども、 テレビから漏れ聞こえてきた「例年であれば」という天気予報士の前置きが、 何となく予報の逃げ道のように感じられることが…

雨の日も、ちょっぴりついていない日も、小さな魔法で晴れの日に。

雨は嫌いではないのだけれど、外出するとなると少々話が変わってくる。 その日は、雨を押してでも外出しなければいけない時用にと準備してある、 お気に入りのレインブーツに足を入れ、玄関ドアを押し開けた。 雨の日にだけ使うことができるアイテムに気分が…

あなたが出会う月の表情は、あなただけのもの。

まだ、暑さまっしぐらだったころ。 駐車場に停めてあった車のドアに手をかけた。 「あっつ!」思わず発した声と引っ込めた手、どちらが早かっただろうか。 既に姿が見えなくなった太陽の置き土産は、なんて情熱的なのだろう。 そんなことを思いながら、目に…

夕焼け空の下に在る景色と、それぞれの想いと。

私の好きなもののひとつに、季節の狭間に見る夕焼けがある。 それは、同じ海でも日本海側と太平洋側では海の表情が異なることにも少しだけ似ており、 過行く季節の夕焼けと、これから訪れる季節の夕焼けが混ざり合った、 狭間の表情をしているのだ。 この時…

今更聞けないオトナのために|降水確率の意味を正しく理解できているか、こっそりチェック!

梅雨入りしますとほんの少しだけ、普段よりも様々な所に目配り、気配り、心配りが必要になるものですね。 お洗濯物は乾くのかしら?干したまま外出しても大丈夫かしら?傘は必要かしら?着ていくお洋服は?靴は? 今朝もそのようなことを考えたという方もい…

リアルな満月を室内で楽しむことができるようです。

リフレッシュも兼ねてヘアサロンへ行くことにした。 事前に、現状と希望などを全幅の信頼を寄せているスタイリストに伝えてあるため、 当日は、ただただリラックスして過ごすことを目的にサロンへと向かう。 到着すると直ぐにシャンプー室へと通されるのだけ…

雷と、揺れるキモチと見つけたモノと。

まだ肌寒さ残る3月半ば頃、 私は外出先から帰宅するため、電車に揺られていた。 4人掛けボックスシートの窓際に腰かけて手持ち無沙汰を紛らわすため、 窓に流れる景色をただただ目で追っていた。 ふと空へ視線を向けると少々雲行きが怪しくなっていること…

満月の夜に、このような言葉の贈り物はいかがでしょうか。

先日、満月には名前があるというお話をさせていただきました。 今夜は、お天気が良ければ4月の満月・ピンクムーン(Pink Moon・桃色月)を眺められる日です。 実際にお月様がピンク色に染まるわけではないのですが、満開の夜桜越しに眺めることができたなら…

4月の満月はピンクムーン。満月に付けられた名前を覗いてみませんか?

日本には四季折々の景色を切り取った言葉がたくさんあります。 カメラがなくても、その言葉ひとつで景色を想像させられたのですから、言葉を紡ぐ側も言葉を受け取る側も柔軟な感性をしていたのでしょう。 私たちの日常に当たり前のように在る「月」について…

あなたの知識ボックスに加えてみませんか?アナログ時計と太陽を使う豆知識。

初夏頃の出来事だっただろうか。 遠方から友人が子どもを連れて泊りがけで遊びに来てくれた。 気心知れた友人は日常からほんの少し解放されたのだろう。 独身時代の頃のように私の家のソファへ子どもの様にダイブした。 しかし、その直後、母親のそれを真似…

一筋縄ではいかないあの子が持っているもの。

暗い夜道を歩いていると目の前に、それはそれは素敵なクレセントムーン(三日月)が浮かんでいた。 お月様が究極まで欠けた、細くて大人びた艶のあるクレセントムーン。 本来、お月様は欠けてなどいないのだけれども、 勝手なもので欠け始めただの、満ちはじめ…

久しぶりに夜空で、こんな遊びはいかがかしら?|「だるまさんがころんだ」の意外な使い道。

冬の夜空は空気がピンッと張っていて、星の輝きも他の季節の時と比べると数割増しのように感じられる。 時間を持て余していた学生時代、ある友人から星を観に行かないかと誘われた。 天体は大好きだけれども空を見上げて探し出せる星座は、右手で足りるほど…

優雅で美しい言葉にも、人々の様々な心模様が刻まれております。

一度はベッドへ潜り込んだものの印象深い夢で目が覚めた。 とても興味深い内容だったので忘れぬうちに書き留めておこうと そっとベッドから抜け出して書斎へと向かった。 つい先ほどの出来事だったはずなのだけれども、 書き留めておくことが出来たのは、ほ…

夜空からの贈り物。今夜のエクストラ・スーパームーンをご堪能あれ。

本日、11月14日の夜空にはエクストラ・スーパームーンが浮かびます。 皆さんがお住まいの地域のお天気はいかがでしょうか? エクストラ・スーパームーンだなんて言っているけれど、 何がそんなにエクストラなの?スーパーなの?と思われているでしょうか…

色のある世界はいいものでございます。

この季節の夕焼けは紅葉に負けず劣らず力強くて情熱的です。 オレンジ色の太陽が西の空に沈んだ後のわずかな時間、 太陽が溶け出したかのようにも見える残照が辺りの雲を茜色に染め上げる様は どのような言葉も陳腐なものに聞こえてしまう程、素敵な景色です…

お茶碗から様々な日常を覗いてみませんか?

皆さんはお食事のあと、すぐに動くことができるタイプですか? 私、これが少々苦手ですの。 すぐ動くと決まって横っ腹がチクリチクリと痛み始めるので、その日も夕食を終え、ひと息ついた後に洗い物をするためにシンク前に立ったのです。 そして、ご飯茶碗を…

本日は十三夜(栗名月)です。月に住む「漢方うさぎ」の存在をご存知かしら?

本日は2度目のお月見の日、十三夜(じゅうさんや)ですね。 「十三夜に曇り無し」という言葉があるのですが、 皆さんのお住まいの地域のお天気はいかがでしょうか? 先日の十五夜のお話の中でも少し触れたのですが、 十三夜は栗をお供えすることから「栗名月(…

秋空に浮かぶことが多い彩雲を探してみませんか?

いつの間にか蝉の鳴き声がしなくなっていることに改めて気づいてハッとしたある日の午後。 飲み物とスマホを手にガーデンテーブルへと移動した。 もうすぐ9月も終わりなのだから、それもそうか。 時計など持っていないはずの彼らの方が、私たちよりもずっと…

今夜は中秋の名月(十五夜)です。お月様とうさぎの関係を覗いてみませんか?

今夜は中秋の名月(十五夜)ですね。 満月は2日後ではありますが、 お天気がよければ丸いお月様を愛でることができるのではないでしょうか。 先日、「お月見は1回見ただけでは縁起が悪い」 と言われている理由などをご紹介しましたが、 十五夜と言えば「月う…

もうすぐ中秋の名月ですが、お月見は1回見ただけでは縁起が悪いってご存知ですか?

そろそろ、中秋の名月がやってきます。 皆さんのご自宅ではお月見を楽しまれますでしょうか? 年々、日本古来から受け継がれてきた季節折々の行事が、海外にある伝統行事の華やかさに押され、隅に追いやられつつあるような気がして少々残念に感じております…