幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

言の葉

春キャベツの余韻に浸りながらミステリアスさを思う午後。

春キャベツが美味しい季節だ。 今季何玉めの春キャベツになるのか分からないけれど、その日もザクザクと千切りに。 軽く塩コショウをしてスプラウトとノンオイルのシーチキンを混ぜ合わせたものを、厚切りパンにたっぷりと挟んだ春キャベサンドがたまらない…

画面越しのキュートなあの子に首ったけ。

友人が犬を飼い始めた。 普段はキリッとしているタイプの友人なのだけれど、子犬の、まだまだ体が小さく、縫いぐるみのようにコロンとしたフォルムと友人のそばを片時も離れない姿に、首ったけである。 私も犬を飼っていたことがあり、その気持ちは非常に共…

男時と女時の波に身を任せ。

ツイている、そう思うようなことが2、3続いた。 友人に、昨夜、肌触りが良いお気に入りのパジャマで眠ったから元気を充電できたからだろうか?と言うと、楽観的すぎると言って笑われてしまったけれど、多分、今の私は私が思う以上に心身が軽やかなのだろう…

歌舞伎は一所。

偶然立ち寄ったアンテナショップ内で、隈取(くまどり)をモチーフにしたキャンディーを見つけた。 隈取(くまどり)とは、歌舞伎で使われているお化粧のことで、顔を白く塗った上から、赤、青、茶、黒といった色を使ってデザインされているのだけれど、 隈取(く…

張り子の虎の裏のお顔をチラリのぞき見。

古い店構えのお蕎麦屋さんの出窓に、季節の花が飾られていた。 年代物に見えた花器の古めかしさはタイムスリップ感というよりは、現代に程よく溶け込んでおり粋であるようにも見えた。 そして、花器のそばには、小さな張り子人形が数体並べられていた。 張り…

「よろしい」と「結構」の罠にご注意あれ。

体の電池が切れかけたものだから、その場から一番近い、軽食を摂ることができる喫茶店へ入った。 お昼時でもおやつ時でもない妙な時間帯だったけれど、飲み物とホットサンドを注文し、やっとひと息つける安堵感とともに、しばらくぼーっとすることにした。 …

架空の虫をあてがわれ。

テレビを点け、番組表を眺めていると、吹き替え版の洋画の台詞だと思うのだけれど、「何て虫がいい奴なんだよ」と聞こえてきた。 気になるような番組が無くテレビを消したのだけれど、「虫がいい」という言葉に登場する「虫」とは何ぞやと思った。 言葉の意…

お気をつけあれ!「甘味処」と「甘味料」は似て非なる読み方をいたします。

素敵な甘味処を見つけた。 新しくできたお店だったのだけれど、以前そこに何があったのか分からない自分に少し驚いた。 毎日ではないにしても、週に一度か十日に一度くらいの頻度で通っていた道沿いである。 例のガムの出番だろうか……、ついそのようなことが…

柔らかいコットンでキャッチするものとは?

その日は空き時間を使って、溜めこんでしまっていた資料に目を通すことにした。 興味がある内容であれば時間が経つのも忘れて読みすすめられるのだけれど、そうではないものばかりを着々と溜め込んでしまっていたため、早々に飽きてしまったのだ。 トレーの…

冬から春までを繋ぐ椿と三春と。 

敷地の一部分を椿で目隠ししている場所がある。 信号待ちをする際に目に留まる場所にあるため、冬から春にかけては、そこに咲く椿の花を無意識に眺めているように思う。 素人の私には、品種等までは分からないのだけれど、この場所に咲く椿は、早いものは年…

猫と日向ぼっこと。

道草に時間を費やしすぎてしまい、焦り気味に歩いていたときのことだ。 突然、横道から猫が飛び出してきて私の前でゴロンと転がった。 その猫は、「ほら、撫でたいんでしょ。ほら、お好きにどうぞ。」と言わんばかりの視線を向けながら、豪快にお腹を見せて…

うそうそ時とカーネーションからのメッセージ。

西の空の奥が淡いピンク色に染まっていた。 太陽と月が同時に存在するこの時間帯の空は、その時季ならではの表情をしているように思う。 窓を開け放つと、昼間の気温が高かったからなのか、昼間のそれが辺りに漂っているような気がした。 少し目を離していた…

名探偵気分で時代の流れをのぞき見。

テレビを点けてザッピング。 テレビから微かに聞こえるような気がするのは、チャンネルが切り替わる瞬間のパチッという音。 チャンネルが一向に定まらず、見たいものがないのだと諦めた私の指先が最後に切り替えたチャンネル画面に映ったのは、古い時代劇だ…

微笑ましい律義さの背景をちらりとのぞいた日。 

大人たちが発する「オーエス、オーエス」という掛け声が聞こえてきた。 視線を、次第に大きくなる声がする方へ向けて歩いていると、イベント会場と化したグラウンドで行われていた綱引きの掛け声だと分かった。 お天気が良く、寒さも和らいでいたその日の景…

七里香と春に三日の晴れ無しと。

雨がしとしとと降っていたその日、窓を開け放っていると、春を告げる花のひとつ、沈丁花の香りがふわり室内へ舞い込んだ。 目を閉じて、その香りをスーッと吸い込んでいたのだけれど、あっという間に春の香りは姿を消してしまった。 「もう少しだけ」と香り…

一月往ぬる、二月逃げる、三月去るから思ふこと。

友人から送られてきた画像には、濃いめのピンク色をした早咲きの桜と青空に映える黄色がエネルギッシュな菜の花が収められていた。 しかも、それらが連なって咲いている様子は、春がグイグイと迫ってくるようなインパクトが画像越しからでも感じられ、うわー…

イメチェンしたくなるのは、人だけではないのかもしれません。

先日、「可哀想」と「可愛そう」ってどっちが正解?と尋ねられた。 変換機能で両方出てきたため、頭の中で混乱してしまったのだそうだ。 このようなこと、ある、ある、ある。 とは言うものの、自分で簡単に調べることができるこのご時世である。 「自分で調…

あなたは梅タイプ?柿タイプ?

昔ながらの塩分が効いている梅干しも美味しいけれど、我が家の冷蔵庫内に鎮座するのは、専らはちみつ漬けの梅干しだ。 塩分を控えたいという理由と、酸味と塩気だけではなく適度な甘味も捨てがたい、という私の我がままを叶えてくれる梅干しがそれである。 …

梅見月に見る梅から広がる春。

次の予定まで時間が空いたため、その場から一番近くにある神社へ散策に向かった。 その日は、一段と冷え込みが厳しい日だったけれど、長く続く参道を歩いていると、体の内側からぽかぽかとした熱が広がるのを感じられた。 首にぐるぐると巻いていたストール…

新しい相棒を手に思ったこと。

先日、スマートフォンの機種変更をした。 大きな不具合が生じた訳ではないのだけれど、前回の機種変更時は、スマートフォンが突然だんまりを決め込んで動かなくなったことから変更するに至ったため、 今回は、そうなる前に自主的に早期変更したわけである。 …

言葉の引き出しの片隅に、大和言葉を忍ばせてみる。

作業のお供にとリビングで流していた音楽を止めてテレビを点けた。 画面に映し出されたのはご当地の美味しいものを紹介するグルメ番組だった。 その番組内で紹介される品々を聞き広いながら手を動かしていたのだけれど、「濃厚」、「もちもち」といったフレ…

お米の花とネーミングセンス。

もっと上手に発酵食品を楽しむことができるとよいのだけれど。 そのようなことを頭の片隅にチラつかせつつ、あれやこれやと試行錯誤を楽しみながら、その時々に体が欲する発酵食品や必要であろう発酵食品を口にしている。 発酵食品と一口に言ってもその種類…

空想上の生き物の数え方と、世の中を知ってしまった大人の声と。

子供向けイベントにでも行った帰りなのか、小学生くらいの子どもが、大きな袋を抱えて歩いていた。 その日は、似たような子どもを何度も目にしたのだけれど、大きな袋の中身は皆、綿菓子である。 パンパンに膨れた袋の中いっぱいに広がる雲のような綿菓子。 …

当てが外れた言葉旅。

その日は、夏目漱石 (以下、漱石さん)の著書のことで調べものをしており、久しぶりに彼の文章に触れた。 彼の代表作品は幾度か読む機会があったけれど、それらの内容は既に、おぼろげな記憶と化してしまっている。 だからこうして時々、作品を読むこと以外か…

冬と春のあわいの景色を言葉とともに。

窓を開け放ち部屋中の空気を入れ替えていたのだけれど、その日は冷え込みが厳しく、部屋の温度がみるみるうちに下がっていくものだから、暖房の設定温度を1℃上げた。 新鮮な空気が十分に行き渡ったところで窓を閉めると、室内温度がじわりじわりと上昇し、 …

口紅を新調するのにも良い時季です。

至る所で目にする恵方巻の広告。 日本各地に再び広まった風習のひとつだけれども、その一方で廃棄処分される恵方巻の数が問題視され始めている。 大切に受け継がれてきた風習に様々な思惑が加わると、加わり方によっては、このような事態に陥るのかと、廃棄…

おみくじを粋に嗜む。

今年引いたおみくじは、私にとってグッとくるメッセージが記されていたこともあり、大切に持ち帰った。 本来は、お財布などに忍ばせておくと良いと聞くのだけれど、私は手帳に挟んだ。 しばらくすれば、手帳に忍ばせていることを忘れてしまいそうな気もして…

冬の景色から繋がるエトセトラ。

アラームが鳴る1時間ほど前だっただろうか。 スッキリと目覚めたまでは良かったのだけれど、ブラインドの隙間から外をのぞいてみるも、外はまだ真っ暗。 やけに冷たくなっている顔を、両の掌で包み込みながらリビングへ向かった。 半ばオートマティックに、…

なしの礫といい加減。

ご年配の方とお話をしていると、実生活では触れる機会が少ない言葉と出会うことがある。 そのような時、活字として触れていた言葉が、本の中から飛び出してきたかのような現実味を帯びている気がしてドキリとする。 きっと、言葉を発した方が日頃から使って…

根っこの部分には、温かいものを忍ばせて。 

今年は、お正月感に包まれている街中に出る機会があった。 門松や注連縄、餅花や振る舞い酒など、目でも楽しむことができたのだけれど、 目の前には、子どもの頃に感じていたお正月感とは別のものが広がっていたように思う。 ただ変わらないのは、お年玉を何…