幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

言の葉

変換機能の罠に忍び寄られた日。|「下りる」と「降りる」編

横断歩道で信号待ちをしながらスマートフォンを覗き込み、 届いているメッセージのいくつかに返信をした。 指先がいつもしているように勝手に動き、言葉を次々に漢字変換していく。 その軽やかな指さばきに妙に感心していると青信号のメロディーが耳に届いた…

素敵な火曜日のフィーカをお楽しみあれ。|フィーカってなあに?

劣化していたアルバムから懐かしい写真を一枚、一枚剥がし、 新しいアルバムへ貼り替えていた時のこと。 以前の仕事仲間たちと参加した異文化交流会の時のポラロイド写真があった。 異文化交流会と言うと少々堅苦しい響きだけれども、 実際には、日本に住ん…

スーパーブルーブラッドムーンに願いを込めて。

今夜は今月2回目の満月が見ることができます。 満月というだけではなく、今年注目されている天体ショーのひとつでもある「皆既月食」が起こることもあり、 様々な媒体で取り上げられているのを見聞きしたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。 今夜…

平安きっての色男の和歌より団子。

友人との雑談中、不意に、このようなことを尋ねられた。 柊希は和歌とかの本が鞄に入っていることが多いけれど、何を思いながら読んでるの?と。 何を思いながら……、始めての問いかけというものは思考が一瞬、行き場を失う。 あんなことや、こんなことや、と…

麻雀用語は日常に浸透しています。使っている自覚、ありますか。

音楽を取っ替え引っ替え部屋に流しながら紙資料の整理に勤しんでいたのだけれど、 作業が思うようにはかどらず、しばらくの間、真っ白な天井を見上げていた。 暖房によって乾いた室内の空気に混ざり広がるメロディーは、 その音もまた乾いているように感じら…

蜜月(みつげつ)という名のコインの表と裏。

もうすぐ満月がやってくる。 1月の満月はウルフムーン(狼月)と呼ばれることがあるけれど、 ここ最近の、冬が本気を出したかのような気候を思い返すと、 今年はアイスムーン(氷月)の呼び名の方がしっくりくるようにも思う。 確か先日、2018年が始まった…

消去されることなく保存されていた記憶。

人の記憶力というものは不思議なものだ、と感じられるような出来事が時々起こる。 先日、外出予定があった私は身支度を済ませた。 あとは靴を履いて玄関ドアを押し開けるだけ、という状態になったとき、 「準備万端」、心の中でそう思った。 と同時に、「準…

玉の輿の向こう側に何を見る。

先日、必要に迫られて、いくつかの文献をはしごしていたのだけれど、 その中で、「玉の輿」という言葉が江戸時代からあったということを知った。 私が必要としていた内容からは随分とかけ離れていたのだけれど、 私の思考は更に本筋から離れ、いつの間にか「…

今更だけれどボヘミアンって何?

電車のボックスシートに座りバッグの中を整えていると、 背後から女子高校生たちのヒソヒソ声が聞こえてきた。 特段、気に留めることもなくバッグの中を整えていると、ねぇ、ボヘミアンって何? そのような声が聞こえてきて思わずバッグの中で動かしていた手…

冬の陽だまりからのぞく暮らしの彩り、言の葉ひらり。

リビングのブラインド越しに陽だまりができていた。 冷たい空気をスーッと通り抜けてくる冬の陽だまりは、 ただ眺めているだけなのに体が芯から温まるような気がしてしまう。 レモンを浮かべたレモンティー片手にソファーから立ち上がり、陽だまりの中に立つ…

たくさんの素敵な言葉と出会いに酔いながら。

お正月料理を堪能し、ほろ酔いのままキッチンへと向かった。 腹ごなしも兼ねてリビングから漏れ聞こえてくるスポーツの実況中継を拾い聞きしながら、 好物のあれやこれやの余韻にも浸りつつ、 怠惰丸出しで、お手伝いロボットが欲しいわ、と 便利を極めつく…

言葉のキャッチボールから生まれる一瞬一瞬を大切に。

年の瀬の頃、ある方とのやり取りの中で感じたことがある。 物やご厚意など、形のあるなしに関係なく、何かしらをいただいたとき、 私たちは「ありがとうございます」とお礼を伝えるけれど、 お礼を言われたときの返しには、その人の癖や地域性、相手との関係…

暮らしの中に添えられた遊び心や楽しむ気持ちは時代を越える。

「だらし無い座り方しないで」そう声がした方へ視線を流すと、 母親が、やんちゃ盛りという年頃に見える子ども達にそう言いながら、 椅子に深く腰掛けるよう促しているところだった。 振る舞い方や身だしなみに関することなど、幅広いシーンで使われる「だら…

大掛かりなゾンビごっこ体験中!?

紙媒体ものを処分しようと仕分けしていたときのこと。 ブラックフライデーの文字が目に留まった。 日本でも使われはじめたこの言葉。 もともとは、アメリカのフィラデルフィア警察の方々が名付けたのだとか。 アメリカでは感謝祭の翌日に、 売れ残った感謝祭…

“虎の巻”だけではなく“犬の巻”もある!?

今年の干支である酉の置物を優しく拭った。 いつからだっただろうか。 毎年、陶器製の干支の置物を購入するようになったのは。 まだ2回目の出番が来ない干支がいるところを見ると、十二支が揃うのは少し先になりそうだ。 十二支全てが揃った年は全員を、ど…

年に1度しか使われる機会を持たない言葉たち。

先日、ある方との会話の中に「御用納め」という言葉が登場した。 その方は、そう発した後、 「あ、今は御用納めなんて言わないか。仕事納めか。」と恥ずかしそうに言い直された。 「どちらでも通じますよ」と返しつつ、社会人なりたての頃のことを思い出した…

師走の空気にのまれて、もぬけの殻に!?その前に、「もぬけ」ってなあに?

師走感漂う街中を移動しながら、浮世のあれやこれやを片付けていたある日。 私の中のブレーカーがカチリと地味な音を立てて落ちたような気がした。 締め切りが近づいている幾つかの用事が残っていたのだけれど、 今日はここまでにしよう、そう思った。 しか…

言葉を着替える楽しみ方。

ふらり立ち寄ったショップで手触りの良さそうなニットに目が留まった。 ここ最近、冷え込んでいたからだろう。 そのふんわり感に心を鷲づかみにされたような気がした。 そのような私の心内を知ってか知らずか、 スタッフの方が絶妙なタイミングで手際よくそ…

「完食」と言う言葉、使いますか?

まだ日差しが厳しかった頃、知人がこのようなことを言った。 完食という言葉、どう思います?と。 どう思います?と聞かれても、どの視点から答えたら良いのやら……と、 言葉に詰まっていると、「私はあの言葉、あまり好きじゃない」と仰った。 皆さんは「完…

“つくね”と“つみれ”とグレーゾーン。 

焼き鳥の“つくね”が好きだ。 初めてのお店で頼んだつくねに卵黄が添えてあったなら、 涼しい顔して、心の中に居るミニチュア柊希が両の腕を上げて飛び跳ねていたりする。 卵黄添えの“つくね”の登場が、人生の先輩方のありがたいお話の最中だったなら、 その…

ロゴTから繋がるSOSの真実。

ロゴTシャツが苦手だ。 どう着ても似合わない、というシンプルな理由もあるのだけれど、 文字の配置、大きさ、使用するフォント、 その他にも細やかな配慮が施された上で出来上がっているオシャレなものを見つけても、 英語であれば、つい、日本語に訳して…

可愛さとシックな表情を併せ持つ、ストロベリーツリーに込められた言葉とは。

ひと月ほど前だっただろうか。 近場であるにも関わらず足を踏み入れずにいた公園の存在を再認識させられる機会があった。 極度の方向音痴ではあるけれど、私には珍しく、場所の見当がついたこともあり、 脳内換気も兼ねて、ふらり、行ってみることにした。 …

「了解!」正しく使えているか、セルフチェックしてみませんか。

友人とテラス席でお茶をしていると、空いたスペースで小さな子どもたちが戦隊ごっこをしていた。 取るに足りない話をしながら2人とも戦隊ごっこを視界の端に捉えていたのだけれど、 あるタイミングで、お互いに顔を見合わせ噴き出してしまった。 戦隊ごっこ…

お坊さんと三日坊主とハッピーの連鎖と。

近所を歩いていると、自転車に乗ったお坊さんとすれ違うことがある。 スクーターなどに乗り、涼し気なお顔で移動するお坊さんを見かけることは意外と多いけれど、 自転車に乗ったお坊さんは、私の目には少々新鮮に映ったのか強く印象に残っている。 そのお坊…

フリーマーケットは自由な市場ではない!?正しくは……?

曜日感覚が乏しい私は、人の往来多さで祝祭日に気付くことが多い。 その日も家族連れを多く見かけるような気がして、 バッグの中からスマートフォンを取り出すと、カレンダーが日曜日を示していた。 すれ違う人たちが向かう先を目で追う途中でフリーマーケッ…

鮑と片思いと。

書棚を整理していて思うことがある。 どうして私は同じ本を何冊も所持しているのだろうか、と。 厳密に言うと全く同じ本というわけではなく、 例えば万葉集や古事記といった本が4、5冊ずつあったりするのだ。 翻訳している方が違っていたり、挿絵の雰囲気…

「すみません」と「すいません」、どちらを使っていますか。

日本語は、ひとつの言葉の中に複数の意味が含まれているだけでなく、 曖昧なニュアンスも多いため、習得することが難しい言語だと言われることがあります。 だけれども、その曖昧さがあるからこそ、 多種多様な気持ちを含ませることができたり、 様々なシチ…

チラシとフライヤーは同じもの?別もの?違いは?

ワタクシ、気付けば随分と長く大人をやっておりますが、 何となく知った気になっているモノゴトが、たくさんあるのです。 「何となく知っている」という状態でも、そう困ることもないのですけれど、 改めて知ってみると、小さな扉がそっと開いて、 ちょっぴ…

「てんてこ舞い」と「きりきり舞い」、どちらがお好き?

ある日、友人の子どもとお喋りをしていたときのこと。 「『てんてこ舞い』と『きりきり舞い』はどっちが好き?」 と不思議な質問を投げかけられた。 答えに困った私は、みかちゃんはどっちが好き?と少しずるい手を使った。 すると彼女は、 「わたしは、てん…

「長雨」と「秋の長雨」は似て非なるもの。

しとしとと優しい雨が降ったり、止んだりを繰り返している。 ベランダに出ると、雨の匂いを含んだしっとりと冷たい空気が在った。 2、3度深呼吸をすると、寝不足気味の脳内がしゃっきりと目覚めたような、そんな気がした。 ようやくやってきた秋の長雨に、…