幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

身近なもののルーツを覘く旅

“ういろうさん”の“ういろう”は、お菓子?お薬?

小腹を満たすため、キッチンでお茶の準備を始めた。 子どもの頃から密かに“好き”と感じている外郎(ういろう)に静かにテンションが上がる。 あの、むっちりぷるんとした食感と優しい甘さ、いい意味で想像を裏切ってくれる口解けの良さは、癖になる。 しかも、…

女性を味方につけたところに生き残りのカギが!? 

受け取ることを避けたポケットティッシュをバッグの中にポンッと放り込まれた。 その日はバッグの上部がパカッと開いたトートタイプを使っていたのだけれど、そのタイミングの計り方、スローイング、一切の無駄が無い動きに感服し、思わず振り返って会釈をし…

苦手な音と先祖の名残。

窓の外から、思わず身を捩らせてしまいそうなキィーという音がした。 何かの音に似ていたのだけれど……と思うや否や、再びその音が室内に流れ込んだ。 あまり得意ではない音だったこともあり窓を閉めようと立ちあがったときに、黒板にチョークが引っ掛かった…

名前が出世魚のように変わるシステムが苦手です。

中学生だろうか。 まだ幼さが残るお顔立ちの少年たちが、歴史上の人物について独自の見解を言い合い盛り上がっていた。 柔軟な想像力から飛び出す自由なストーリーに引き込まれそうになったところで、彼らは電車を降りていった。 歴史上の人物たちと言えば、…

木の芽味噌から田楽までの数珠繋ぎ。

出かけついでにスーパーへ立ち寄ると木の芽味噌が売られていた。 木の芽味噌は、食べる分ずつ作るしかないと思っていたのだけれど、こんなにも手軽なものがあるのかと思わず商品を手に取った。 ゼリーや液体状の栄養補助食品などが入れられているようなパウ…

名探偵気分で時代の流れをのぞき見。

テレビを点けてザッピング。 テレビから微かに聞こえるような気がするのは、チャンネルが切り替わる瞬間のパチッという音。 チャンネルが一向に定まらず、見たいものがないのだと諦めた私の指先が最後に切り替えたチャンネル画面に映ったのは、古い時代劇だ…

微笑ましい律義さの背景をちらりとのぞいた日。 

大人たちが発する「オーエス、オーエス」という掛け声が聞こえてきた。 視線を、次第に大きくなる声がする方へ向けて歩いていると、イベント会場と化したグラウンドで行われていた綱引きの掛け声だと分かった。 お天気が良く、寒さも和らいでいたその日の景…

ハッピーサプライズ用の鯉のぼり探しに苦戦中。

外国で暮らしている友人から、手頃な値段で購入できる鯉のぼりをモチーフにしたものはあるだろうかと尋ねられた。 日本の鯉は一部の外国の方々にも人気だと聞いていたけれど、端午の節句の話をしたところ、鯉のぼりに興味を持った方が大勢いたという。 そし…

甘い棒付きキャンディーで美術鑑賞!?

久しぶりにレジ脇の誘惑に負けた。 いつもであれば、レジ脇の小さなお菓子が目に留まっても余裕の笑みでスルーできるのに、その日に限って、 お会計の最中に奥から別の店員が現れ、カラフルなキャンディ、チュッパチャップスが刺さっている台をレジ横に置い…

カタバミが持つ一長一短。

通りを歩いていると、とある敷地のエントランス付近に、引き抜かれたばかりであろう雑草が積み上げられていた。 その一番上には黄色いカタバミの姿もあった。 開花時期が少し早いような気がしたのだけれど、日当たりが良い敷地内で一斉に開花したのだろう。 …

見慣れぬ苗字に出会ったときには。

先日利用したカフェの隣テーブルから、「今年のエイプリルフールはこれで決まりだね」と聞こえてきた。 楽しみにしていることが伝わってくるような声色だったものだから、つい口元が緩んでしまった。 自分の“つい”に慌てた私は、緩んでしまった口元に気が付…

イメチェンしたくなるのは、人だけではないのかもしれません。

先日、「可哀想」と「可愛そう」ってどっちが正解?と尋ねられた。 変換機能で両方出てきたため、頭の中で混乱してしまったのだそうだ。 このようなこと、ある、ある、ある。 とは言うものの、自分で簡単に調べることができるこのご時世である。 「自分で調…

赤い胡椒と言い間違い。

調味料がずらりと並ぶ陳列棚の前で必要なものをカゴに入れていると、ポンポンと肩を叩かれた。 吟味中だった調味料の袋を手にしたまま振り返ると、ブロンドヘアの女性が立っていた。 女性は、スマートフォンを私へ見せながら画面をタップした。 すると画面か…

聞き取り難かったのか、聞こえなかったのか、Yの意味。

その日、どうしても自分の手では洗うことができない衣類を袋に入れて家を出た。 開店と同時にお願いしてしまおうと思っていたこともあり、私には珍しく早い時間帯に家を出た。 クリーニング店に到着し自動ドアの前に立ってみたのだけれどドアが開かず、一歩…

色名が4つしか無かったとしたら……。

信号待ちの間、ぼーっと信号機を眺めていて思い出したことがある。 もう随分と月日が経ってしまったけれど、英国暮らしをしていた頃の知人が、日本へ遊びに行くので会わないかと連絡をくれた。 日本には、どれくらいの期間滞在するのかと問えば、今の予定で…

印鑑屋からの数珠繋ぎ。

駅へ向かう道すがら、雰囲気の良い店構えの印鑑屋があった。 窓ガラス越しに真っ先に目についたのは、店内の一角を占領していた大きな大きな観音像だ。 その奥に見えたカウンターには、職人と呼ぶに相応しい空気をまとった男性が、印鑑を制作中だったのか俯…

ナイスキューティクルから魔鏡の世界へ。

確か、年が明けて間もない頃の外出時のことだったと思う。 電車に乗っていたのだけれど、生憎車内はとても混んでおり、出入口付近から通路中ほど辺りまでグイグイと押し込まれることとなった。 出入口のドアが閉じ電車が走り出したため、窓の外を流れる景色…

空想上の生き物の数え方と、世の中を知ってしまった大人の声と。

子供向けイベントにでも行った帰りなのか、小学生くらいの子どもが、大きな袋を抱えて歩いていた。 その日は、似たような子どもを何度も目にしたのだけれど、大きな袋の中身は皆、綿菓子である。 パンパンに膨れた袋の中いっぱいに広がる雲のような綿菓子。 …

柔軟な身のこなしが愛され続けているポイントなのか!?

久しぶりに口にすると遠い記憶と相まって、優しい気持ちになる食べ物がある。 それは、人によって異なるし、思わぬものがそうなのだと気付かせてくれることもある。 先日私は、キャラメルを口にした。 一粒どうぞ、と半開き状態の箱を差し出され、甘い香りが…

ご飯茶碗をのぞきこむ。

久しぶりに、ご飯を土鍋で炊いた。 好きな音楽を響かせながら、キッチンで黙々と作業をする時間は、私の気分転換のひとつだ。 最近の炊飯器は優秀で、お米の銘柄によって最高の状態に炊き上げてくれたりもするのだけれど、時々、土鍋で炊きたくなることがあ…

おみくじを粋に嗜む。

今年引いたおみくじは、私にとってグッとくるメッセージが記されていたこともあり、大切に持ち帰った。 本来は、お財布などに忍ばせておくと良いと聞くのだけれど、私は手帳に挟んだ。 しばらくすれば、手帳に忍ばせていることを忘れてしまいそうな気もして…

ポピーが内に秘めているもの。

しっかりと冬を感じられているけれど、降り注ぐ陽射しは日によって違うのだろう。 先日、不自然な場所にポツンと咲いている菜の花を目にした。 黄色い小花は、一本の茎の上にちょこんと添えられたような、僅かなものだったけれど、 草花の色味が乏しい時季に…

なしの礫といい加減。

ご年配の方とお話をしていると、実生活では触れる機会が少ない言葉と出会うことがある。 そのような時、活字として触れていた言葉が、本の中から飛び出してきたかのような現実味を帯びている気がしてドキリとする。 きっと、言葉を発した方が日頃から使って…

大人のお作法|この機会に、コサージュの意味を確認しておきませんか。

アクセサリー売り場を歩いていると、特設されたであろうテーブルの上に、華やかなコサージュが並べられていた。 その種類の豊富さから、卒業式や謝恩会、入学式などの準備が始まる時期に突入したのだろうと思った。 これは私個人の好みの問題なのだけれど、…

想いを叶える宣言と菊にまつわるエトセトラ。

遠方に住む友人が出張で近くまで来ているというので、仕事終わりから新幹線に乗り込むまでの1時間、会うことにした。 いつも慌ただしいのだけれど、「またゆっくりと時間があるときに」などと言っていたら、いつまでも会えぬままだろうから、こうして連絡を…

師走とキモチと鐘の音と。

点けっぱなしにしていたテレビから、今年1年を振り返るようなメロディーが次々と流れてきた。 時折混ざり込む、という表現は語弊があるかもしれないのだけれど、 今年多くの方々に愛されたらしい、耳慣れない演歌が聞こえてくると、一気に年末感に包まれた…

モミの木がクリスマスツリーに選ばれている理由。

今年は、昨年よりも少しだけ早く、我が家のガジュマルの木をクリスマス仕様にデコレートした。 しかし、何かが足りていないような気がして何度かリビングを見渡して気が付いた。 サンタクロースが出ていないではないか!と。 我が家には本格的なクリスマスツ…

“馬蹄”がラッキーモチーフだと言われているのはどうしてかしら?

友人から、ラッキーモチーフの馬蹄の向きはどちらが正解なのか尋ねられた。 幸運が訪れますようにというメッセージと共に、馬蹄デザインのブローチをいただいたそうなのだけれども、 輪になっている部分を上にしても下にしても使うことができるようなデザイ…

紅葉は、冬休み準備中のしるし。

先日、少し早いかな、どうかな、などと思いながらエアコンのスイッチを押した。 もちろん、暖房の。 温風がリビングを優しく覆っていく感覚が心地よく、もう少し早くスイッチを押せばよかったと思った。 窓から見える空は白く、気温がグッと下がったからだろ…

イヤープレートと認め合った印。

来年版のイヤープレートが目に入り、もうそのような時季かと思った。 イヤープレートとは、クリスマスプレートと呼ばれることもある陶磁器製の絵皿のことで、 毎年、その年限定の絵柄で生産されている。 どこのショップが毎年生産しているのか、その辺りはあ…