先日、私の耳が電車内である会話を拾いました。
「最近、ついてない事ばかりだよ」
所々漏れ聞こえた会話から想像するに、
仕事でもプライベートでも不運続きで、
色々な事が思うように進んでいかない。と言う事のよう。
その出来事を事細かに、
友人なのか、同僚なのかは定かではないけれど
同乗者へ漏らしていたのです。
確かに、
日々の生活の中ではそのような、
いわゆる「ついていない」シチュエーションが
重なってしまう事ってあります。
年齢、性別、世代を問わず、「ある、ある」な出来事です。
このような時、あなたならどう感じますか？
ついてないなぁ、と肩を落としますか？
あまり気にしませんか？
気にしなくてもいいような出来事であれば
忘れて過ごす事も出来るのだけれども、
その「ついていない」を意識しすぎてしまって
出来事や、その時の気持ちに執着してしまった経験、ありませんか？
忘れたいのに、忘れられない。
気にしていないのに、気にしてしまう。
そうこうしている間に、次の「ついてない」に遭遇してしまい
２つを結びつけて「ついていない自分」という自分像に確信をもってしまう。
ちょっと待って下さい。
本当にそうですか？
本当に、その時のあなたは「ついていない」のでしょうか？
あなたが「ついていない」と感じた出来ごとは
もしかしたら、もっと大きな「ついてない」を回避できた状態で
本来ならば「ツイている」事なのかもしれないですよ。
もしくは、そのちょっとした「ついていない」経験が
後に起こる何かの時に役立てられる智恵を受け取る為のものだったのかもしれません。
その「経験をした」という事自体が
あなたの人生の中でのちょっとしたスパイスなのかもしれない。
目の前の出来事をほんの少し視点を変えて見ると、
「ついていない」と思っていた出来事に潜んでいた貴重な何かに出会える事があります。
貴重な何かに気づけたりします。
それ以前に、「ついていない」と肩を落とすより
「このくらいで済んでラッキー！」と思えた方が
足取りも軽くなりませんか？
こういう私も気持ちが過剰に反応して、
肩を落としそうになる事もあり、
葛藤も多いのですが
「このくらいで済んでラッキーだ！」と
自分に言い聞かせて前を向くようにしています。
半ば強引に思うようにして、
気持ちがついていけていない時もあるのだけれど、
ほんの少し、そうやって自分で自分をリードしてみると
あっさり出口が見つかる事があります。
自分で思う以上に、自分の可能性は無限大です。
きっと、無限大であるはず！
だから、「ついていない」を封印して、
何かあったら「このくらい済んでラッキー♪」と思って進みましょ。
あなたの見ている世界はあなたの見方次第で変化しますよ。
画像提供special thanks：
