みなさんは、「塩」にどんなイメージをもっていますか？
「塩」にこだわりはありますか？
今回は「お塩」とのお付き合いについてのお話です。
塩分と聞いて連想するのは、
「摂りすぎてはいけない」「減塩しなくては」という事ではないでしょうか？
社会の流れが健康志向へ向きだしてからは、
スーパーなどで扱われる減塩商品の種類も多くなったように感じます。
もともと、日本人の食生活は
醤油、味噌、漬物、梅干し、干物など塩分が多めです。
そこに、飽食の時代も重なり
気をつけなければ知らず知らずのうちに
塩分過多の食生活を続けてしまいかねません。
これは、生活習慣やむくみなどをひきおこす元になります。
しかし、塩分は悪者ではないのです。
汗をかくと体内の塩分が不足します。
塩分が不足すれば熱中症になりますし、
体がだるく感じたり、めまいがおきたりするという説もあります。
塩分には体内の機能を調整する作用もあるのです。
高血圧は防げたけれど、
それ以外の不調を招いたのでは残念ですよね。
摂りすぎても不足しても体に負担をかけてしまう「塩」。
良い塩梅でお付き合いをしていきましょう。
そして、出来ることなら
体にやさしい加工されていない塩を選んでみましょう。
食品は加工される過程で
本来もっている栄養を除かれたり
体に吸収されにくい形に変化していたりします。
せっかくですもの。
化学塩ではなく天然塩で天然塩が持っている栄養も丸ごといただいてみませんか？
どんなお塩があるのか、少しだけご紹介しましょう。
『アンデスのお塩』
こちらは、紅塩、ピンク塩、ローズ塩と呼ばれる事もあるように
とてもキレイなピンク色をしています。
天然のピンク色にも魅了されますが、
あのアンデス山脈が３億年前に海の底にあった時にできたお塩なのです。
そして、ミネラル成分がとても豊富に含まれています。
特に女性に嬉しい鉄分とカルシウムは
一般的なお塩の２０倍も含まれています。
一度にたくさん使うものではないけれど、
使う度に少しずつ鉄分とカルシウム、
その他のミネラル成分を摂取できると思うと嬉しいですよね。
気になるお味は、
とってもまろやかで、
塩気の奥にまあるい甘みを感じるお塩です。
シンプルに「おむすび」で召し上がると
違いが感じられるのではないでしょうか。
いつものお塩の量より少ない量でも十分に塩分を感じられます。
一般的なお塩と同じように、どんなお料理にも使う事ができます。
『ぬちまーす』
こちらは沖縄の塩です。
「ぬちまーす」にも
私たちの食事に不足しやすいミネラルがたっぷり含まれていて
自然の恵みを余すことなく丸ごといただけるお塩です。
他にも色んな特徴を持った天然塩がありますので
興味を持たれた方はお塩コーナーを探検してみてくださいね。
私たちにとって身近な食材、『塩』。
ありがたいことに私たちは
選ぶ事ができ、知る事ができる時代に生きています。
美味しく、楽しく、健康に、
笑顔いっぱいの毎日を重ねていきましょうね。
