幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

迷った時、自分の思いと現状に意識を向けて出した答えなら後悔はしない

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お茶をしていたら、友人が話し始めた。

「こうしてみたいんだけど、周りに変に思われそうだから、
こっちの方にしてみよう思ってるんだけど、こっちの事をどう思う?」
「こうしてみたいんだけど、失敗するかもしれなくて・・・・・・。
だからあっちの方をしてみようと思ってるんだけど、あっちの事をどう思う?」

考え方も、
どれを選択するのかも、本人の自由だと思うのだ。
当然、最終決断を下すのは彼女だ。
私は彼女が選択したことを応援する。
この気持ちは、変わることはない。

“こっち”や“あっち”について
私がどう感じるのかを聞いてみたいの言うのであれば
私は、私が感じていることを話すのだろうと思う。
ただ、その日は彼女が本気で“こっち”や“あっち”を選択したいと
思っているように感じられず

「ごめん、もう一度聞かせて」

私は彼女の真意を確かめたくてそう聞き直していた。
会話をしながら、
彼女は“こっち”や“あっち”について躊躇しているのではない。
挑戦したい気持ちと
不安からくる、彼女が思う安全策との間で躊躇しているのでは?、と感じた。

「答え、出てるんじゃない?」
「出てないよ、迷ってるもん」
「周りに迷惑かける事をしようとしてるんじゃないし、
本当にしたい!って思ってる方を選んでもいいんじゃない?
失敗しないかもしれないんだし、
しないで後悔するのはもったいない気がするけど?
死ぬときに後悔したって誰も責任とってくれないよ~」
「……そうかも。あはは。死ぬときって、大袈裟すぎるけど」
「ほんとだ、大袈裟だね。でも私、ちょっと本気」

相談にのったわけでも、のれたわけでもないのだけれど
こんなやり取りがあった。

私も時々、似たようなことがある。
私の場合、
自分に対して自信がもてなくなっている時、
不安な気持ちがムクムクと姿を現してきた時、
相手の事を思うが故に自分の気持ちを優先できない時、に
そのような思考が脳内を巡っている。

だけれども、
本当にしたい事は初めから決まっているものだ。
自分でもそれに気がついていたり、
無意識にそれに気づかないふりをしていたり、
気づいたけれど理由をつけてねじ伏せてしまったり、と
状況は様々だけれども本来の自分は知っているのだ。
本当の気持ちを。

全てが思い通りにいくわけではない。
これもまた現実。
どうにか自分の気持ちに折り合いをつけて進まなくてはいけない時もある。

それならば、
何を選択するにしても
自分の意思で選びたいと思う。

本当はこうしたい。
だけれども、今はこういう理由がある。
優先しなくてはいけない事がある。
全部の思いと現状を箇条書きのように頭の中に書き出して、
色んな角度からその箇条書きを眺めて、
答えを出す。


意識を向けて出した答えなら後悔はしないし、きっとその時の自分のベストだろう。
どんな答えを出したとしても、選ぶまでの過程がものをいう事もある。そんな事を思った。

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