「アルコールは苦手だから」とか「甘すぎる」という情報不足からくる理由で甘酒をスルーしてしまうのはあまりにも勿体ない!
今回は、「飲む点滴・飲む美容液」と言われるほど、私たちの体に必要な栄養が豊富に含まれている「甘酒」のお話しです。
実は甘酒は2通りの作り方があり、特徴も異なるんです。
◎酒かすを溶かし砂糖を加えて作る方法
◎米麹を発酵させて作る方法
お店などで見かける甘酒の多くは、手間がかからない酒かすを利用して作られています。
そして、この酒かすから作られた甘酒には甘みを増すために、大量の砂糖が加えられています。
ですから、人によっては「甘すぎる」と感じますし、糖分の摂りすぎになってしまうのでダイエット中の飲み物には向きません。
また、酒かすから作られた甘酒にはアルコールも含まれていますので、アルコールが苦手な方や摂取できない方は注意が必要です。
「アルコールは苦手だから」とか「甘すぎる」というイメージを持たれていた方は【酒かすを溶かし砂糖を加えて】作られた甘酒を召し上がっていたのでしょう。
一方、【米麹を発酵させて】作られた甘酒というものがあります。
これは、米と麹を発酵させる過程で自然の甘さが出ますので砂糖は使っていませんし、ノンアルコールの発酵食品です。
アルコールが苦手な方やアルコール摂取が出来ない方、妊婦さんやお子さんも安心して甘酒の豊富な栄養を丸ごといただくことができます。
どちらも美味しい甘酒なのですが、栄養素が豊富なのは酒かすから作られた甘酒ではなく、米麹から作られた甘酒、発酵食品の甘酒なのです。
甘酒を選ぶときは、【米麹からつくられたもの】を選ぶのがポイントです。
では、次は「飲む点滴・飲む美容液」とまで言われている甘酒の効果を簡単にご紹介しましょう。
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【体内時計の調整】
甘酒には体内時計を調整する力もあります。
これは、甘酒に含まれているグルコースという成分の働きなのですが、起きてすぐに甘酒を飲むと目覚めが良くなるのです。
私はこの効能に頼ることが多いです。
夜型の生活が続いていると体内時計が狂ってきて、思うように体をコントロールできなくなる事があります。
そんな時は朝起きて朝食の一部として甘酒を一杯飲みます。
睡眠時間が少なくてもシャキッと目覚めますし、疲れも感じにくくなり、その日の夜は早めにぐっすり眠る事ができ、生活のリズムを朝型に戻すことができます。
栄養満点、体内時計もリセットされて一石二鳥なんですよ。
二日酔いのご家族にもおすすめです。
【美肌効果】
美肌に欠かせないビタミンBや必須アミノ酸、コウジ酸が豊富です。
これは、肌の細胞を活性化させたり、乾燥を防いでくれたり、シミやくすみ・そばかすの原因にもなるメラニン生成を抑える働きがあります。
必須アミノ酸は、エネルギーとして使われるのですが、体内で生成できないため、鶏卵、牛乳、豚肉、牛肉、鶏肉、あじ、鮭などの食べ物から摂る必要があります。
【便秘解消】
甘酒にはオリゴ糖や食物繊維がたっぷり含まれています。
腸内環境も整えてくれ、便通が良くなります。
便通が良くなる事で肌荒れを予防したり、改善も期待できますのでヨーグルトが苦手な方は「甘酒」を試してみるのもいいかもしれません。
米麹の甘酒は、アルコールが含まれていないので、妊娠中の便秘にも安心して口にすることが出来るのも嬉しいですね。
【疲労回復】
食欲がなく、疲労を感じやすい夏バテの時にもおすすめです。
【栄養補給】
ブドウ糖・ビタミンB郡・必須アミノ酸などの栄養素が含まれているので、食欲不振の時や時間がなくて食事が摂れない時や出産後の栄養補給にも効果的なのです。
朝食や間食の代わりとして飲む事ができる甘酒。
効果や豊富な栄養に魅力を感じても美味しく飲めなければ意味がないですよね。
それに、どうせ飲むならアレンジを加えて、バリエーション豊かに楽しみながら飲みたいと思いませんか?
それが可能なのも、ノンアルコールで砂糖不使用の【米麹からつくられた甘酒】です。
例えば、蜂蜜や生姜、ココアやお抹茶を加えたり、甘酒を豆乳で割ったり、
飲むヨーグルトで割ったり、バナナと一緒にミキサーにかけても美味しいです。
私は粉末の青汁と蜂蜜を加える事もあります。
お砂糖が入っていないので安心して自由にアレンジできますよ。
ご家族みんなで栄養満点の甘酒、いかがですか?
関連リンク:甘酒 | ㈱篠崎
こちらの甘酒は私も利用しています。
ノンアルコール、砂糖などの糖類不使用、防腐剤不使用で米麹からつくられています。
色々のみ比べましたが安心できて甘さが自然で優しいため、アレンジの幅が広く甘さも自在に調整できるので気に入っています。
画像をお借りしています:https://www.chopstickchronicles.com/