皆さんは水玉の曼陀羅で有名な
エルズペス・マクリーンさんをご存知ですか?
私の大好きなアーティストの一人なのですが、
彼女の作品は見ているだけで元気が湧いてきたり癒されたりします。
今回は彼女の作品をご紹介したいと思いますので
画像と共にお楽しみくださいませ。
これは全て海岸で拾ってきたひとつ、ひとつの石に、
彼女が丁寧にカラフルな水玉模様で曼陀羅風の模様を描いていくのです。
曼陀羅/曼荼羅(まんだら)とは、
色彩があざやかな絵図の事をさしたり、
仏教においての聖域や仏の悟りの境地、その世界観などを
仏像、シンボル、文字、神々などを使い視覚的・象徴的に表したものの事を言ったりします。
古代インドに起源をもっていてアジア全土へ伝わったのだそう。
そして、現在もチベットや日本などでは盛んに制作されているものです。
エルズペス・マクリーンさんが曼陀羅に影響されて、
このストーンアートを始められたのかは分かりませんが
彼女のアートは“曼陀羅風ドット柄のストーンアート”として注目されています。
このアートに使われている石は大きさは違えど、
気が遠くなるような長い年月を経て丸くなった石。
ここまで丸い石を探すのは大変なのでは?
とも思ってしまうのですが
アクリル絵の具などで描かれたカラフルな手描きの水玉の美しさが映え、
命が吹き込まれたかのような出で立ちになりますね。
アクリル絵具にはその名のとおり、
アクリル樹脂が使われているのですが、その多くは水溶性です。
素早く乾燥し、乾燥した後は耐水性となる特徴があります。
ですから、この石を手で握っても鮮やかで光沢のあるドットが消えてしまう心配はいりません。
石と絵の具ならすぐに手に入るので
冬休みにお子さんとチャレンジしてみるのも楽しいかもしれませんね。
色の組み合わせや
絵の具の塗り重ね具合から出る質感、
石の大きさ、丸み、厚みなどによって印象も変わります。
ペーパーウエイトとして使うのも素敵だろうし、
お部屋、玄関などのインテリアとしてレイアウトするのも素敵でしょうね。
オーストラリア出身の彼女は現在、カナダを拠点に活動をされていて、
彼女のストーンアート作品は世界中の人から「欲しい!」と注目されています。
世界に2つとないストーンアート作品で、
私もなんとか実物を手にしてみたいのですが、
これらの作品を扱っているサイトでもすぐ完売してしまい入手困難。
写真集でもいいから出版されないかしら?と思っている所です。
私たちの体は無意識のうちに色に敏感に反応しています。
特に女性は男性よりも細かく色を感知できるのだそう。
きれいなお花を見ると元気が湧いてくるように感じるのも
このような影響があるからでしょうね。
どうですか?ストーンアートの世界。
作家の作品を楽しむも良し、
自分でチャレンジしてみるのも良し、
是非、自由な楽しみ方で楽しんでみてくださいませ。