幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

あなたの髪のキューティクル層は多い?少ない?朝シャン向きの髪質と向かない髪質がある。

f:id:hiiragi1111:20151221130816j:plain

 

お世話になっているサロンのスタイリストさんとお話をすると、

毎回、コスメや髪の毛のケアの話で盛り上がります。

その日もお茶を飲みながら色々な話をしていたのですが、

髪の毛の乾燥は頭皮の性質と自分の髪質などからみた

自分にあったヘアケアをするのが良いとのこと。

なぜかというと、頭皮と顔では水分と油分のバランスの取り方が異なるらしいのです。

 

私自身、雑誌やネットなどの情報でヘアケアをしても思うような効果が得られず、

私には合わないな、と何となく体験として感じていた部分を

サラサラ~ッと言葉で説明してもらえたことで

「(だからか~)」と、私の中で小さな謎が解けた瞬間でもありました。

今回は、その時のお話をシェアしたいと思います。

 

朝、髪の毛をスタイリングする時に、
前夜に髪の毛を洗っているけれど、

「乾いた状態でセットするよりも濡れた状態から整えた方が早い」

と言う理由で朝シャンをすること、ありませんか?

私は良くあります。

しかし、これをすると髪の毛を乾かした後、

一時的に髪の毛のコンディションが荒れ(乾燥する、広がりやすくなる等)、

落ち着くまでに数時間が必要でした。

 

これは、頭皮はシャンプー後は7~8時間後から水分と油分も徐々に出し始めるからなのだそう。

洗顔をしてそのまま放置していると肌がつっぱる様な感じがすると思うのですが、

お顔でいうと、あの状態です。

お顔は1~2時間もすると、肌の奥から水分と油分がじわぁ~っと出て来て

肌本来の力で肌を保護しようとする性質がありますが、

この時間に差があるのです。

 

ですから、前夜のシャンプー後は髪の毛が乾燥している気がするけれど

朝起きると、しっとりまとまっている。

と感じられる場合、寝ている間に頭皮から出た水分と油分が髪の毛を潤したということです。

 

頭皮とお顔では上記のような時間差がありますが、

そこに個人別のキューティクルの枚数も関係してくるのだそうです。

例えば仮にキューティクルの層が5枚の、少ないタイプの方(髪の毛の細い方)は

水分と油分が髪の毛に行き渡るまでの時間が短いので

朝シャンをする方が油分過多による日中の頭皮のべたつきを抑えられます。

 

一方、

キューティクルの層が10枚の、多いタイプ(髪の毛が太い、しっかりしている方)は

水分と油分が髪の毛のキューティクル層に行き渡るまでの時間が

少ないタイプの方よりもかかります。

 

前夜にシャンプーし、朝シャンもとなると、

髪の毛に必要な水分と油分が行き渡る前に

シャンプーで取り除いてしまう事になり、いつまでたっても潤い切らず

髪の毛が乾燥したままになります。

そして、乾燥が乾燥を生む為、朝シャンには向きません。

 

じゃぁ、朝に一度だけ洗えば良いかというとそうではないのです。

日中の汚れを頭皮に残したまま眠るとお肌(頭皮)がダメージを受け

老化が進んでしまいます。

頭皮はお顔とも繋がっているので頭皮の老化はお肌へも影響を与えます。

その日の汚れはその日のうちにすっきり落としましょう。

 

油分が行き渡るのが早いタイプの方は朝シャンをして頭皮の油分を調整する。

油分が行き渡るのが遅いタイプの方は夜にしっかり乾かす事でキューティクルを閉じ、

余計な乾燥を防ぐようにしましょう。

しっかりと乾かして眠る事で寝癖などが付きにくくなるので

翌朝油分が行き渡る前にせっかくの油分を取り除かなくてもいいのです。

このタイプの方は朝シャンをせずに

保湿力のある寝癖直し、スタイリング剤を使われると良いようです。

 

色々なヘアケア情報が溢れているけれど自分には効果がない場合、

自分の髪質との相性が関係していることがあります。

自分の髪質を知って、本当に必要なケアを選んでいきたいですね。

画像出典:https://jp.pinterest.com/