タイトルにもしたクーベルチュールとは、
ココアバターの含有量を31%以上にし、
総カカオ含有量を35%以上、
無脂カカオ固形分を2.5%以上、
カカオバター以外の植物性油脂を使わないといった細かな国際規格にのっとった
上質な製菓用チョコレートのことをさします。
カカオバターは常温では固体なのですが、
28℃辺りから溶け始め、
30℃になると完全に溶けてしまう性質が特徴です。
ですから、粒子の細かなチョコレートとこのカカオバターが合わさったスイーツは
とても口どけが良く、舌触りもなめらかで
口の中に入れた瞬間、自分の体温ですーっと溶けていってしまうのです。
私はチョコレートは好きだけれど得意ではなく、
本当に美味しいものをひとかけら、ふたかけらくらいあれば満足するタイプ。
食べなければ食べなくても困らないのですが、
美味しいもの探しが好きなため未体験の物にはつい手を伸ばしてしまいます。
クーベルチュールチョコレートをベースにしたチョコレートが巷でブレイクした時にも
「どんなものかしら?」という興味から手を伸ばしてみたのですが、
口どけの良さや香りの良さに感動した事を覚えています。
割れチョコの量り売りで見られるチョコレートも多く見られますが、
クーベルチョコレートをベースにしたものであれば、
最後まで美味しく楽しめるのではないかと思います。
そして、そのクーベルチュールチョコレートを使ったクッキーの食感が良いのです。
手軽に楽しめる「チュベ・ド・ショコラ」の「とろけるチュベ・ド・クッキー」は、
口に入れた瞬間はサクっとしているのですが
クーベルチョコレートを使用しているからなのか
次第に、ほろほろじゅわっと溶けてしまうような、面白い食感です。
食感の軽さからつい食べ過ぎてしまいそうになるので注意が必要ですが
コーヒー・紅茶のおともにもピッタリです。
関連リンク: http://www.warechoco.com/index.html
私はホームパーティのウェルカムドリンクと一緒に、
簡単なデザートとしてカットフルーツなどと一緒に、
といった具合にお出しする事もあります。
口どけの良い柔らかな生地のおかげでピックもスッと刺すことができますので
白いお皿にピンチョススタイルで彩りよく並べます。
簡単なのに、ちょっぴりおしゃれに仕上がる点も嬉しいですし、
ケーキを食べるお腹は残っていないけれど、
少しだけ甘い物が欲しいというシチュエーションにも適しています。
女性は、「ちょっとずつ摘まめるしあわせ」に敏感ですしね。
クーベルチュールの口どけは、
女性の気持ちもとろけさせてしまうようです。
クーベルチュールのお話でした。