幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

日本の甘味・和菓子は美味しいだけじゃない!女性に嬉しい効果がいっぱい|京都出町ふたばの豆餅の紹介も。

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人の脳は一度にたくさんの事を考えたり、処理したりする事はできないらしい。

出来ているように感じたり、

実際に出来たように感じる事もあるけれど、

実際にはパフォーマンスは低下しているのだとか。

確かに、「しなくてはいけない事」や

「しなくては」と思い込んでいる事が頭の中にあると

焦る気持ちが姿形をかえて脳内を駆け巡り続けている状態になるような気がする。

その時の私の頭の中は、

思考がグルグルと駆け巡り収拾がつかない状態になっていた。

きっと集中力が切れたのだろう。

こうなってしまった時は、潔く休憩するに限るのだ。

 

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夜の楽しみにとっておいた京都「出町ふたばの豆餅」をいただくことにした。

甘さ控えめのこし餡を

塩味がきいた赤えんどう豆が混ぜてある、

もっちり、ふわっとしたお餅でくるんだ豆大福だ。

 

一見、いたって普通、一般的な豆大福なのだけれども

程よい甘さと赤えんどう豆の塩気の甘じょっぱいバランスが絶妙で

お餅とお豆の感触も良くて癖になる魅惑のひと品だ。

 

ただ、日持ちがしない。

買い置きが出来ないので、

欲張らずに自分がその日に美味しくいただける分だけを買うのがポイント。

一番いいのは買ってすぐ食べること。

 

その、お気に入りの豆餅の姿をにやにやと視界の端に捉えつつ

玄米茶を淹れる。

あっという間に急須から香ばしい香りが広がった。

お茶を淹れただけなのに、

先程までの私の頭の中、

思考がグルグルと駆け巡って

収拾つかなくなっていた状態が嘘のように吹き飛んでいた。

「心を込めて淹れた一杯のお茶は人の心を癒す」などと言うけれど

お茶を淹れる側の気持ちも落ち着かせる。

 

豆餅をかぷっとひと口。

唇がふかふかのお餅の中に包み込まれるようで心地よい。

卵やバターに生クリームをたっぷり使ったスイーツも美味しいけれど、

日本古来の甘味も負けてはいない。

 

しかも、和菓子のカロリーは洋菓子に比べて低く、

整腸作用、むくみの改善の効果も期待できる。

さらに凄いのはココ!

小豆に砂糖を加える事で餡子の糖分が集中力を高める効果があるのだけれど

小豆には糖質をエネルギーに変えるビタミンB1も豊富だというではないか。

鉄分、ポリフェノール、食物繊維まで摂れるというのだから

女性にとっては小豆様様だ。

控えめなビジュアルからは想像し難いが

これが和菓子の持つある種の底力なのだろう。

 

 “お茶や和菓子の文化”なんて言い方をすると堅苦しいけれど、

そのような言い方をしなくとも、

私たち日本人は、

そのような事を感じられる力や心がしっかりとあるのだろう。

湯呑みに残る最後のひと口の玄米茶をコクッと喉奥に流し込んで手を合わせる。

「ごちそうさまでした」

 

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「出町ふたば」以外では、京都高島屋(曜日が決まっています)、JR京都伊勢丹(曜日が決まっています)、日本橋三越ほか東京の百貨店で月1回、購入可能です。お出かけの際には必ず各店の販売日時をしっかりと確認しましょう!

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