新しい年がスタートしているのですが年末年始にいただいたご馳走によって
胃腸が疲れていたり、体重が増えてしまったり、むくみが取れずにいたり、
皆さんの体は、お疲れではありませんか?
今回は女性に多い「むくみ」、その中でも食事が影響して出る「むくみ」にフォーカスしてみますね。
もちろん「むくみ」を解消するために行う事が胃腸の疲れを取ったり、
体重を元に戻すお手伝いにもなったりしますので、
一石二鳥、それ以上を狙って、新しい一年を楽しむ事ができる体に整えていきましょう。
女性は男性に比べて筋力が弱いので日頃のちょっとしたことが、血の巡りへ影響してしまいがちです。
そして、新陳代謝が悪いと「むくみ」も起きやすくなります。
運動をして筋力を落とさない事も大切なのですが、思うように運動が出来ない場合もありますよね。
そのような時は、食事を通して出来るケアがあります。
特にこの時期は、年末年始のご馳走で塩分を摂りすぎた影響が体に現れる頃。
塩分は、血管の中で水分を取り込む性質があるので、これが、体全体の「むくみ」を引き起こしている場合が多いのです。
「むくみ」をなくすためには、体内の余分な塩分を排出しなくてはいけません。
その為に働いてくれるもの、それが「カリウム」というものです。
むくみの原因は様々なのですが、どのような「むくみ」にも力を貸してくれる成分が「カリウム」なのです。
カリウムは、体内の血液に含まれる塩分を体の外へ出してくれますので、
味の濃いものを食べた翌日に体がむくむと感じられている方は、
カリウムの多い食品を普段のお食事に取り入れると、体にむくみを定着させず、快適に過ごすことができると思います。
ダイエットをしているけれど、なかなか痩せないように感じられている方は、
体全体の「むくみ」を太ったと感じられている場合もあります。
食事制限をして体に本当に必要な栄養を減らしてしまう前に、「むくみ」もチェックしましょう。
※こちらからチェックが出来ます。むくみ度チェック - Yahoo!ヘルスケア
「塩分とむくみの関係」と「むくみにはカリウムが役立つ」事が分かったところで、
食材のご紹介です。
果物ですと、アボカドやバナナに、
お野菜ですと、カボチャ、ほうれんそう、きゅうり、じゃがいも、さつまいもなどに
海藻類ですと、わかめや昆布などに豊富に含まれています。
例えば、外食や味の濃い物を食べた翌日の朝食にバナナを選ぶのもおすすめです。
カリウムが豊富なことに加えて、消化酵素*も豊富ですし、消化されやすい為、胃への負担も少ない果物です。
しかもポリフェノールの働きで免疫力を高める効果も期待できますので、
むくみ以外の美容と健康にも同時にアプローチできる食材です。
そして夕飯にカボチャの煮物やワカメのお味噌汁を加えれば、前日の塩分リセットケア完了!です。
塩分多めのお食事をいただいた翌日は、
自分が食べやすい食品を使って無理なくセルフケアをしてみてはいかがですか?
私はむくみやすい体質なので「むくみ」を知ることから初めました。
初めは「むくみ」を解消する事が目的だったのですが、
自分に合う対処法や日常的なケアが分かってくると
少しずつ、むくみ難い体質へと体が変化している事を感じられています。
余分なものを体内に溜めこまない体づくりをしていきましょうね。
*日常的に「むくみ」をケアする方法、酵素についてのお話は、こちらから。
画像をお借りしています:https://jp.pinterest.com/