体を冷やしてはいけない理由、温めることが良い理由と共に
体を温めたり、冷やしたりする食品を食べ物編、飲み物編と
分けてご紹介しましたが、
今回は体を温める飲み物を飲むのに適したタイミングという視点から
体を温めるコツ、のようなものをご紹介します。
体質もライフスタイルも人それぞれです。
ある方にとっては生活の中に取り入れやすいことだったとしても、
またある方にとっては、
継続することが難しいことである場合も多々あります。
取り入れ方も、組み合わせにも、
たくさんのパターンがあると思っています。
楽しみながらお試ししていく中で、
日常の中の気になっていたことが、
ちょっぴり上を向くようなヒントになれば幸いです。
前置きが長くなりましたが、
体を温める飲み物には、
その効果が上がる、飲むのに適したタイミングが存在します。
好きな時に飲んで構わないのですが、
もっと効率良く温められない?とお思いの欲張りさん必見です。
【朝起きてすぐに体を温める飲み物を飲む】
朝起きたら、体を温める飲み物を飲みましょう。
起きて家事やお仕事を始める時に体が冷えていると動きにくいですよね。
朝起きて直ぐに体を温める飲み物を飲む、
朝食と一緒に体を温める飲み物を飲む。
本格的に動く前に、体を温めるキッカケを体内に仕込んでしまうのです。
そうすることで、その後の動作が効率よく体を温めてくれますし、
朝一番に体を温めると、その日は冷えにくくなります。
とは言え、万年冷え性の方はスロースターターだと思いますので。
「体を温めるキッカケを体内に仕込む」ことを続けてみて下さいね。
冷え性対策だけではなく、
朝のうちに体が温まるという事は代謝が上がるという事。
余分な物を体内に溜めこまない体づくりにもなります。
一石二鳥以上を狙うのであれば、おススメです。
【入浴前に体を温める飲み物を飲む】
入浴前に、体を温める飲み物を飲みましょう。
湯船に浸かった時に、体の表面は痛いような熱さを感じるのに
体の芯が冷えているように感じる方、いらっしゃいませんか?
私は、このタイプなのです。
体の芯から温まりたくて浸かっているのですが、
体の表面温度だけ上がってしまって、のぼせそうになるのです。
のぼせる前にお風呂から上がると、
芯から温まっていないので結局すぐに「寒い~」と感じてしまう。
これでは、お風呂効果が発揮されていなくて少々もったいないですよね。
ですから、入浴前に体を温める飲み物を飲んで
体を温めるキッカケを体内に仕込んでしまうのです。
少し体の芯を温めておくことで、
湯船に浸かった時に体の芯と体の外側の温度差が少ないので
効率よく体の芯から温まる事ができます。
まずは、ちょっとだけお時間がある時や、
今日は冷えたな~と感じられた時に試してみてくださいませ。
【就寝前に体を温める飲み物を飲む】
就寝前に体を温める飲み物を飲みましょう。
体が冷えていると、なかなか寝付けないですよね。
起きている時よりも指先や足先の冷えを感じる気がしますし、
せっかく眠れたというのに
体の冷えに自分が反応して夜中に目が覚めてしまったり。
どうしても眠りが浅くなってしまうので、
疲れが取れなかったり、肩が凝ったたり。
年齢のせいだと思っている症状は、
年齢以外の所に理由がある場合も多いのです。
ですから就寝前に体を温めるキッカケを体内に仕込んでしまいましょう。
就寝前に適量の体を温める飲み物を摂ると、
寝つきが良くなりますので、
その日の疲労を翌日へ持ち越さない体のサイクルが出来てきます。
運動も効果的ですが、
なかなか時間を作る事ができなかったり、
運動をする体力が残っていない事だってありますよね。
そのような時は、テレビを観ながら体を伸ばしてみたり、
太ももを揉んでみたり、爪もみをしてみたり、
肩甲骨をほぐしてみるのも、いいかもしれません。
体が芯から温まると、たくさんの嬉しい変化がついてきます。
少しずつ嬉しい変化を自分のものにしてみませんか?
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