「誰か私のことをマッサージして~」と思うことってありませんか?
ほぐされたいけれど、ほぐしてもらう時間もなく
帰路についた車窓から流れる景色を目で追いつつ、
疲れた……、なんて思ってしまうのです。
車内で肩をグルグル回して体内の血もグルグル巡らせてしまいたいけれど、
それをしてしまったのでは、
電車のホームでゴルフスイングをしている殿方と似たようなもの(のように私は感じる)。
私は姿勢を正し、すました顔でギューギューと
目立たぬようにツボを押して束の間の休息をとるのです。
以前、いつでも、どこでも出来る「爪もみ」をご紹介しましたが
今回も、すました顔で体の疲れを和らげる
手のひらのツボをご紹介したいと思います。
「ツボ押し」はリラックスして行うと効果を発揮するようなので、
ツボ押しをする時には、頭の中を空っぽにして、
焦らずにゆっくりと呼吸しながら行いましょう。
力の入れ具合は、痛気持ちいいくらいがおすすめです。
強く押したからと言って効果がアップするわけではありませんが、
弱すぎても刺激になりませんので、痛気持ちいが目安です。
私たちは体が硬くなっている状態に慣れてしまっている事が多いものです。
ですから、スキマ時間を利用して血の巡りを良くし、
錆びない巡りの良いしなやかボディーを定着させましょう。
まずは『合谷(ごうこく)』を刺激して
仕事中にたまった疲れを和らげて新陳代謝も上げて、
疲労回復と美肌効果を一緒に得てしまいましょう。
自分で押したり、旦那様や彼と合谷(ごうこく)を押し合いながら
今日の疲れは今日のうちにリセット!です。
合谷(ごうこく)は、
画像にある手の親指と人さし指の間にある少し凹んだ部分です。
ここを空いた手の親指と人差し指で挟むようにして刺激しましょう。
電車の中や休憩時間、
移動中や資料を読みながらでも自然に触ることができるツボなので、
お試しくださいませ。
次に、『労宮(ろうきゅう)』と『神門(しんもん)』を刺激して
ストレスを和らげて自律神経のバランスを整えましょう。
人は疲れている状態が当たり前のようになってしまうと、
神経を休めるためのリラックススイッチが入らなくなることがあります。
自分では気づきにくい状態ですので、
スキマ時間を利用して『労宮(ろうきゅう)』と『神門(しんもん)』を
痛気持ちいくらいの力で刺激して
神経スイッチのオン、オフの切り替えがスムースに行えるように
自己メンテナンスをしておきましょう。
スキマ時間の自己メンテナンスとして自分でツボ押しするもよし、
旦那様や彼にもツボを教えてあげてツボをお互いに押し合うもよし。
お子さんを上手にノセてツボを押してもらうもよし。
みんなで、その日の疲れはその日のうちにケアしてみませんか?
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