幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

お作法|お宅訪問の時の要点をさらりとおさらいしませんか?

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先日、お客様を自宅へお迎えする時の大きなポイントを

私と一緒に幾つかおさらいしていただきました。

お迎えする側だけではなく、

相手側のご自宅へお邪魔する側になることだってありますよね。

このようなお作法は、片方だけではなく両方に触れておくと

例え全てを覚えていなくても、

忘れてしまっても、

どのような立場、場面でも臨機応変に対応できるものです。

いつだって肩の力を程よく抜いて自分らしく過ごすためにも

簡単にポイントチェックをしてみませんか?

 

【バッグなどの置き場】

バッグはテーブルの上に置いてはいけません。

これは、訪問時だけではなく

普段の生活の中でも気を付けておきたいポイントですが

例え、仮置きだとしてもテーブルの上にはバッグを置いてはいけません。

テーブルの上は広いですし、

ちょっとだけ仮置きをするのにも丁度良いように思えるのですがタブーです。

本来はお食事をする時などに利用する清潔な場所です。

きれいなバッグであったとしてもバッグは中身を汚さず運ぶためのもの。

バッグや手荷物は、和室であれば畳の上に。

洋室であれば隣の椅子の上、椅子の足元、

バッグの大きさによっては、背もたれと自分の背中の間に置きましょう。

普段の生活の中でも自宅や飲食店などで、

うっかりバッグをテーブルの上に乗せて

アウターなどを脱いでしまわないように気をつけましょうね。

改まった時に限って日頃の習慣が出てしまいます。

そして、このバッグの置き場に関してはうっかりしやすい行動のひとつです。

 

【ご挨拶】

玄関でも簡単なご挨拶はされると思うのですが、

正式なご挨拶はお部屋に通されてからが基本です。

和室であれば座布団を外して、

洋室であれば椅子やソファーから立ち上がって、

しっかりとご挨拶を交わしましょう。

お土産も、冷蔵、冷凍が必要なお品物でなければ

この時にお渡しするといいですね。

 

【おもてなしのお茶やお菓子】

訪問先で、おもてなしのお茶やお菓子を出していただいた場合は、

遠慮せずに、温かいものは温かいうちに、

冷たいものは冷たいうちに、

美味しくいただきましょう。

手をつけるタイミングが難しいように感じますが、

「ありがとうございます、いただきます」と言えば問題ありません。

もし、どうしても食べられない苦手なものが出てきた場合は、

正直にその旨をお伝えしましょう。

何も伝えないまま手を付けないと、お相手も不安になります。

お作法は思いやりなので、どうしたらいいかな?と思った時は、

相手の立場に立って考えてみると失礼にはならないと思います。

 

【おいとまをする時】

訪問先と自分との関係性によって

「お片付け」をする方が良いのか、しない方が良いのか対応が分かれます。

まずは、その辺りを判断しましょう。

 

その中で、お片付けをするなら、どこまでするのか。

どんなに親しい間柄でも

キッチンに入られるのは嫌だという方もいらっしゃいます。

また、公言はされていないけれど、

こだわりの茶器でおもてなしをして下さっていて、

その茶器の扱いにこだわりを持たれている場合もあります。

お片付けには正解がありませんので、

自分目線、自分基準ではなく相手目線、相手基準で判断しましょう。

それでも判断しかねる時には、

キッチンに入ってもいいか、聞くなどして臨機応変に対応しましょう。

例えば自分がお招きしている側の場合は、

意思表示をして差し上げるとお互いに気持ちよく過ごせるのではないでしょうか。

お片付けをしない場合も、

帰り際にお礼と一緒に「お片付けをせずにごめんなさい」という内容の言葉を添えると

相手に気持ちを伝えることができます。

 

【お礼のタイミング】

一番大切なのは、ありがとうの気持ちを伝えることですよね。

お迎えする側も事前準備のために時間を割いてくださっていますし、

空間も整えて下さっているはずです。

訪問先の方と自分の関係性と、訪問した内容を踏まえたうえで、

お礼の気持ちは帰り際と帰った後に伝えましょう。

 

色々な訪問のシチュエーションがありますが、

どのような時も大人の女性の品と肩の力を程よく抜いたしなやかさを纏って

自分らしく過ごすことが出来ると

相手とも良いコミュニケーションを取ることが出来る気が致します。

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