幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

私たちを楽しませてくれた桜。この「さくら」という言葉が持っている意味をご存知ですか?

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今年も桜の花を存分に楽しまれましたでしょうか。

楽しまれていますでしょうか?

日本は南北に長い地形なので

風土によって桜を愛でられる時期が2~3か月ほど違いますよね。

温暖化の影響もあって

以前のような季節の移り変わりを感じられなくなってきている

とも言われているけれど、

桜の開花宣言をテレビなどで見聞きして

南の方から徐々に北上する様子を知る時、

そうは言っても確かに季節は少しずつ廻っているのだなと感慨深くもあります。

 

日本国花と言っても過言ではない「桜」には、いくつかの語源がある事をご存知でしょうか。

せっかくの桜の季節ですので今回は、その中のひとつをご紹介させていただこうかと思います。

 

桜の木には神様が宿っているというような話を耳にされたことはありませんか?

桜(さくら)という言葉は、

「さ」と「くら」に分けられ、それぞれに意味があります。

「さ」は「サ神様」と言って「田んぼの神様、穀霊」を意味する古語です。

「くら」は神様が座る場所「神座(しんざ)」、

神様が座る台座「御座(みくら)」を意味する古語です。

これらの言葉が合わさって出来上がった言葉が「桜(さくら)」です。

そして、私たちがよく知る「淡いピンク色の花を咲かせる木」の名前になっています。

 

もとは、「さくら」という言葉には田んぼの神様、穀霊が山から里に降りてきた時に、

留まる依代となる常緑の木や花の咲く木を表していて

あのピンク色の花を咲かせる木の事を指しているわけではありませんでした。

ではどうして、あの淡いピンク色の花を咲かせる木に

神様が座る場所、神様が依りつく場所という意味を持たせたの?と思いますよね。

古から、この淡いピンク色の花は稲の花に見立てられることがあり、

その年、秋の収穫状況の占いに使われることもありました。

ここから、この淡いピンク色の花を咲かせる木を

「神様の依代となる常緑の木や花の咲く木」の代表とするようになり、

「桜(さくら)」と呼ぶようになったそうです。

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また、これとは別のある伝説によると、

農耕を司る「サ神様」が種まきの時期になると山から降りてきて、

そこにあった桜の木に座って

農作物の収穫時まで見守っていると残っていたことからも、

私たちがこの季節に愛でている「淡いピンク色の花を咲かせる木」を

「桜(さくら)」と呼ぶようになったとも。

 

日本では、ある一定期間を過ぎたご先祖様たちは、

山に登って一つの神様になって、

その土地や人々を見守ると考えられていました。

春になって桜の木に降りてきた神様(ご先祖様たち)を

美味しいお料理とお酒でおもてなししながら

自分たちもその時間を共に楽しむことが、お花見の始まりです。

 

私が初めて「さくら」という言葉がもつ意味を知った時は、

今回ご紹介させていただいた語源とは別のものだったのですが

色々と知っていくうちに、今回の語源に辿り着きました。

この時代の人たちが「お花見」を始めていなかったなら、

もしかしたら、今の私たちがこの季節に桜を愛でながら

笑って、食べて、飲んで、という時間は無かったかもしれません。

 

そして、「花を愛でる」という行為が

これほどまでに浸透しているのは日本だけのように思います。

忙しすぎて桜をゆっくり愛でられていない方も、

ほんの少し、桜の木のある道を選んで歩いてみませんか?

少し遅咲きの桜の花がぽつり、ぽつりと、あなたを待ってくれているかもしれません。

桜の花が既に散ってしまっている地域の方、

瑞々しい若葉が徐々に力強い緑色に移り変わる葉桜を楽しんでみませんか?

桜の花とはまた違った清々しさに立ち会えるかもしれません。

今年も桜を存分に楽しんでくださいませ。

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画像出典:https://jp.pinterest.com/

◆みんなが笑顔で過ごせるように、自分にできることを考えてみませんか。