一日が無事に終わり、
リビングのソファーに体を預けるときのあの幸せな感覚といったらない。
フルマラソンを完走してゴールテープを切った時というのは
このような感覚なのだろうかと、未経験の状況を妄想しつつ
預けた体を起こしてソファーから降りると
テーブルに持ってきておいたペディキュアグッズを覗き込んだ。
トレンドカラーやお洋服によって色を変える楽しみもあるのだけれど、
ペディキュアだけはセルフネイルの時もネイリストにお任せする時も
いつも同じ色を乗せている。
たまには変えればいいのに、と自分でも思うのだけれども
色を変えると、どうも落ち着かず結局すぐに元に戻すことになるので
今は自分が本当に飽きてしまうまで、それでいいかな、と思っている。
そのような事を思いながら足のお手入れをしていたのだけれども、
いつもとは違う場所に靴擦れになりかけた跡を発見した。
最近、私の足には合わないような気もしつつ、
デザインに一目ぼれして購入した靴があるのだけれど、
やはりそうか……と自分の足を眺めながら思った。
皆さんはご自分の足の形をご存知ですか?
靴選びをする時に、自分の足に合うデザインを選ぶことができていますか?
あまりにも自分の足に合わない靴を履いていると、
足の形も骨から変わってきます。
そして、皆さんもご存知の通り足の裏には体中のツボが密集していますので
靴を選ぶには、自分の足の形を知っておくことは
意外と大切なことなのです。
例えば、足のサイズが22.0センチの方の場合は、
スニーカーやローファーなどは22.0センチを選び、
つま先が狭くなっているポインテッドトゥなどの形は
22.5センチを選ぶといいと言われています。
※この場合は、全体のバランスを見てスニーカーのサイズを上げたりするような場合を除きます。純粋にサイズのみで判断する場合。
私は22.5センチなのでパンプスは23センチを
ローファーやスニーカーは22.5センチを選んでます。
ただ、22.5センチのぺたんこ靴だと、足元が寂し気になってしまうので
敢えてサイズを上げて23センチを購入して中敷き等で快適になるよう調節します。
スニーカーなどは23~23.5センチまで上げるのが好みです。
靴もお洋服と同じでオーダーメイドで購入しない限り、
自分ピッタリではないので、中敷きや靴パッドなどを使って当たり前なのですが
自分の足のサイズや特徴を把握できていないと、
なかなか思うような靴に出会えないこともあります。
おしゃれだけではなく、健康面も足元からなので、
ご自分の足の形を、この機会に確認してみませんか?
ただ、足の形を確認するだけでは少々面白みに欠けますので、
時々、話題に上がる「足型からみる性格判断」なども交えてご紹介したいと思います。
画像からご自分の足型を確認していただけましたでしょうか?
本来は、もう少しバリエーション豊かなのですが
日本人はエジプト型、ギリシャ型、スクエア型の3タイプに分類されるのだそうです。
【エジプト型】
日本人の約7割~8割の方が、このエジプト型だと言われています。
親指が一番長く人差し指より長いので、
足の指を曲げながら歩く癖が付きやすいため、
外反母趾になりやすい足型です。
また、個人差はあるものの、
どのような形の靴でも履きこなせる足型だとも言われています。
中でもつま先が狭くなっているデザインの
「ポインテッドトゥ」が合いやすいようです。
エジプト型から見る性格判断は、
心が優しくて感情が豊かで人を信じやすく、ロマンチストでもある。
ただ、集中力に欠けることが弱点なのだとか。
【ギリシャ型】
日本人の約2割~3割がこのギリシャ型だと言われています。
人指し指が親指より長いので余裕のある靴を意識すると良いようです。
足先に余裕がない靴ですと、
指が曲がったまま硬直するハンマートゥになりやすい特徴があります。
さらに、靴を履いた時に、人差し指が一番圧迫を受けるので、
魚の目やタコができやすいようです。
魚の目やタコができやすいと感じられている方、全体の形と人差し指を確認してみてください。
ギリシャ型の方は、つま先が中心線にある靴を選ぶと足にフィットしやすいのだとか。
参考になるデザインは「アーモンドトゥ」や「ポインテッドトゥ」です。
ギリシャ型から見る性格判断は、
野心と独立心と決断力を備えたリーダータイプでわがまま。
既婚者は亭主関白、かかあ天下の傾向があるのだとか。
【スクエア型】
日本人は約1割にも満たない方がこのスクエア型だと言われています。
日本人には最も少ないタイプで、ほぼ同じ長さの指が均等に圧迫されるので、
指の間に魚の目ができやすいという特徴があるようです。
この足型さんが楽に履ける靴は、
スクエアトゥや、ラウンドトゥが指を痛めないようです。
スクエア型から見る性格判断は、
率直で単純だけれども、成功に繋がる頑固さと粘り強さも持っているようです。
いかがでしょうか?
ご自分の足の特徴を確認できましたでしょうか?
とは言っても、これは大まかな目安です。
普段、どの靴を履いてもしっくりこないと感じられていたり、
新しい靴が足に馴染むまでに時間がかかりすぎて困ると感じられていたり、
足が痛くなるから好きなデザインを履くことができない、というお悩みがある場合は
足に関する基礎知識と靴合わせの技能を習得し、
足の疾病予防の観点から正しく合った靴を販売するシューフィッティングの専門家、
シューフィッターの居るお店で自分の足に合う靴のアドバイスを受けるのも手です。
足の形も骨格診断と同じで、成長期でもない限り、形が変わることはありませんので、
一度のアドバイスがとても役に立つはずです。
歩きやすさを重視しているから足元のおしゃれを楽しめない。
足元が決まってしまっているから、おしゃれの幅が限られてしまって、着てみたいお洋服が着られない。
と思われている方、ご自分の足の事を知ってみて下さいませ。
軽やかな足取りで、お好きなファッションを楽しむ方法が見つかるかもしれません。
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