読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

夜空を覗き込む!?大切な方へ夜空を届けてみませんか?

日常

f:id:hiiragi1111:20160509112855j:plain

猫カフェデビューを果たしてから早数カ月が過ぎた。

これまで創作作業に行き詰ると近場のカフェで一息ついていたのだけれど

ここ最近は専ら猫カフェへ足を運んでいる。

何となくではあるのだけれど

猫たちとの距離も少しずつ近くなっていることが感じられる瞬間もあって

心の中でニンマリとすることも増えた。

その日は夜の約束の時間まで仕事をする予定だったのだけれども、

思いの外作業が捗り、ちょっとしたご褒美のような時間がポッと出来た。

ワクワクしながら猫たちの元へ向かっていると

街なかに学生や親子連れが多いと感じて、その日が休日だという事に気が付いた。

 

かれこれ十数年、曜日や祝祭日といった

カレンダーとは関係がない生活を送っている。

どれも一長一短だと思っているので

それに対して不満を感じた事はないのだけれど、

大幅にズレて訪れるお正月やお盆、GWのお休みに時折、

世の中のペースについて行けていないような、

取り残されているような気持ちになることがある。

と言っても、そのような事を感じるのも、ほんの一瞬なのだけれど。

 

そのような事を脳内に巡らせながら歩いていると

街なかのベンチに小学生らしき子ども達が5、6人集まっていた。

何をしているのかな、と視線を向けながら彼らの横を通り過ぎると

各々がPSPを握りしめ、ゲームをしているようだった。

推測するに、ベンチの周辺だけではなく画面の奥でも

自分の分身を通して友達と終結し、

みんなで冒険の旅にでも繰り出しているのだろう。

ビルの狭間からのぞく青空の下で日光浴をしながら

彼らはどのような世界を巡っているのだろうか。

もしもそれが、大自然の中を駆け巡るような世界なのだとしたら、

彼らの目にはその世界がどのように映り、

その中でどのような事を感じるのだろうか。

もしかしたら、画面の奥は遥か彼方、未来のSF世界なのかもしれないというのに

私の思考は勝手気ままにグルグル巡り始めた。

 

そして、ふと、昨年、ある会社(福永紙工株式会社)によって開催された

「ペーパーカード」デザインコンペ2015で優秀賞を受賞した

塚田萌さんの「星空の封筒」という作品を思い出した。

f:id:hiiragi1111:20160509112037p:plain

f:id:hiiragi1111:20160509112056p:plain

f:id:hiiragi1111:20160509112117j:plain

f:id:hiiragi1111:20160509112136p:plain

f:id:hiiragi1111:20160509112157j:plain

これは星空を見上げる機会が少なくなった都会に住む人に

星空という癒しを届けようというコンセプトで作られた封筒だ。

トレーシングペーパーという透かして複写するための

薄い紙と夜空を連想させる深い黒色の紙が組み合わせてある。

その黒い紙には小さな穴が空いており、

封を開け中を覗き込むとトレーシングペーパーから射し込む光が星のように輝く

とてもシンプルな仕掛けだ。

※こちらの作品は現在、商品化されておりましてネットにて購入可能です。

f:id:hiiragi1111:20160509112819j:plain

便利さを求め進化し続ける世の一方で、

こうして変わらぬ夜空を求め、癒される私たち。

「何が望みか?」

ビルの狭間から覗く空からそのような事を問われたような気がした。

都会で暮らしていると夜空に輝く星も数える程しか見ることが出来ないけれど

たまには昼夜問わず空を見上げて

心に余裕をチャージするのも良いのではないかしら、

と思うのですがいかがでしょうか?

そういう私は、ビルの窓から猫たちと一緒に少しくすんだ青空を見上げた。

くすんではいるけれど、それでも癒されると感じながら。

 

関連リンク:かみの工作所 - 福永紙工ネットショップ かみぐ

画像出典:https://jp.pinterest.com/