幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

タケノコのあく抜きを失敗してしまったら、あなたの都合に合わせた方法でエグミ取りをしてみてくださいませ。

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何ごとも焦りは禁物だ。

私は普段、周りが少し呆れるくらいのんびりとしている。

子どもの時からそう。

家庭訪問でも通知表の通信欄でも親と先生がやり取りを交わす連絡帳の中でも、

「マイペース」「おっとり」「のんびり」と言う言葉が何度も私の前を行き交った。

それを見聞きする中で「私はマイペースなのか」などと

自分の事をほんの少し、他人事のように見ていたりもした。

大人になってからはさすがに仕事や、

やらなければならない事が目の前に現れた時だけ、

テキパキ戦士の私が現れる。

だけれども、不意にバランスを崩し失敗することも多々あるのだ。

 

数日前は、いくつかのタイムリミットが重なっていたこともあり

知らぬ間に気を張り詰めて過ごしていた。

夢の中の自分までタイムリミットを意識して過ごしていた時には笑うしかなかったのだけれども。

そして、そこから解放されたにも関わらず、

焦る気持ちを上手く切り替えられないまま休日を過ごしていた。

そこで、やってしまった失敗。

 

それはキッチンで起こった。

タケノコの時期ということもあり、

今年2度目の頂き物のタケノコがキッチンに横たわっていた。

普段であれば、じっくりとあく抜きをするのだけれど、

急ぐ理由もないのに焦る気持ちのままあく抜き処理をしてしまったようで、

エグミがデンッと主張してきた。

もちろん採ってから時間が経ったタケノコや竹林の性質もエグミの原因にはなるけれど

これは明らかに私の失敗。

 

ここから更に2、3日ほど、こまめに水を取り替えながら

水に浸してエグミを取るという方法もあるけれど、

タケノコの風味も抜けしまう上に、

2、3日のおあずけ状態は少々つらいので、今回はこの方法は却下。

 

普段は米ぬかと唐辛子であく抜きをするのですが、

時短アイテムの重層を使って2度目のあく抜きをするか迷ったものの、

これだとタケノコの風味も抜け、

食感も柔らかくなり残念な仕上がりになってしまうので、

今回はこちらの方法も却下。

 

軽く下味をつけて天ぷらに

タケノコは油を多く使うメニューではエグミを感じにくいので

天ぷらは最適なメニューなのだけれど、

揚げ物をする気分ではないので、こちらも却下。

 

色々とエグミ対策メニューが巡った末、

一番簡単にタケノコの歯ごたえを残したまま

エグミを旨味に変えられるバターでムニエルにすることに。

タケノコのエグミはカルシウムと結合すると中和されるのでおすすめです。

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何ごとも焦りは禁物ですね。

そして、自分のスイッチの切り替えも大切だと

シャキシャキとした歯ごたえのタケノコを味わいながら

身をもって感じたのでした。

皆さんもお忙しい日々をお過ごしかと思いますが、

焦った時は深呼吸で自分を整えてみませんか? 

 

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