幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

カニみその正体はなあに?カニみその色で何が分かるの?

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ひと通り夕食のメニューの仕込みが終わったのだけれども、

お酒を楽しめるものをもう一品加えたくて

ココット皿を眺めつつ冷蔵庫内をパトロールしていた。

 

ココットはフランスのお料理で、

陶磁器製、鉄製の小さな器でお野菜やきのこ、卵などを使って作ります。

その時に使うお皿をココット皿と呼んだり、ココット鍋と呼んだりします。

このようなお皿ですが、名前を知らない方でも実物を見たら

「あ~、これね」と思われるお皿です。

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サラダやスイーツなどを盛り付けたり、

ちょっとした小鉢料理を盛り付けたり、

薬味を入れたり、

ココット皿で調理したものを、そのままテーブルに出しても様になりますし、

お色味を吟味すれば和食を盛り付けても素敵なので

使い勝手の良い食器のひとつではないでしょうか。

ティー&コーヒーシュガーやキャンディー、

ナッツ類やチョコレートなどを入れるだけでも

ちょっぴりテーブルの上が華やぎます。

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この小さなココット皿に合うものは……と思っていると

冷蔵庫の中に瓶詰の「カニ味噌」を発見。

この日、付け足す一品はカニ味噌和の食材を使った

和風のミニグラタンに決定した。

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このカニ味噌の名前の由来は、

単純に見た目がお味噌に似ていたことから名付けられたのですが、

カニ味噌はカニの脳みそだと思っている方はいませんか?

ある日私が友人と食事をしていた時のことです。

カニ味噌好きの私がカニ味噌を味わえているという幸せオーラを解き放っていると、

「私、カニ味噌は苦手だから私の分も食べて」と差し出しました。

喜んで受け取ると、

「美味しそうに食べるね、カニの脳みそなのに」と言うではありませんか。

「へ?の・う・み・そ?」

カニ味噌の小皿を持ったまま首を傾げた私をチラチラ見ながら友人は続けました。

「そう、脳みそ。脳みそを想像したら私は無理だな」と。

「ん?これ、脳みそじゃないよ」

今度は友人がえ?違うの?といった面持ちで私を凝視しました。

今回はカニ味噌の正体はいかに!というお話です。

 

冒頭でも触れましたとおり、

カニ味噌という呼び方の由来は単に見た目がお味噌に似ているから、というものです。

 

カニにも脳はあるのですが、

私たちが脳みそと聞いてイメージするようなものとは少々異なっていて

目の付近に神経として在るもので、柔らかいものではありません。

ですから、カニの脳みそは食べることができません。

「じゃぁ、カニ味噌の正体はなあに?」となりますが、

これは、牛レバーや鶏レバーのようなものです。

という話をしたところ、レバーが好きだという友人の目がキランと輝きました。

 

「イメージ先行の食わず嫌いなら、一度食べてみたら?」

と小皿を戻すと友人は恐る恐るカニ味噌を口に運びました。

そして、大きな目を更に大きく開き「美味しい!」と。

嫌いだと思っていたものが一つ克服された瞬間です。

この友人は好き嫌いが非常に多いのですが、

その大半がイメージ先行による食わず嫌い。

それが分かってからは一度はすすめてみるのですが、

9割ほどの確率で好物になるのです。

必ず良い結果が出るわけではないけれど「ものは試し」。

稀に新しい世界が広がることは、思っているよりは良くあるように感じます。

 

ちなみに、カニ味噌は黒っぽい色のものと、

黄色みを帯びた、オレンジ色のようなものとあると思うのですが、

この色によって、そのカニが何を多く食べてきたのかを知ることができます。

黒いカニ味噌を持ったカニは、海藻類を多く食べていたカニ。

黄色、オレンジ色のカニ味噌を持ったカニは、貝類を多く食べていたカニです。

次にカニ味噌を食べたり見たりする機会がありましたら

色のチェックをしてみてはいかがでしょうか?

カニ味噌のお話でした。

 

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