皆さんはカーテン派ですか?ブラインド派ですか?
私はブラインドの使い勝手が気に入っているので「ブラインド派」
と言いたいところなのですが
引越しの度にブラインドを窓サイズに合わせてオーダーしていたのでは
色々と大変だという事に気が付きまして
ここ4年ほど、カーテンライフを楽しんでいます。
家中のカーテンとレースカーテンのお洗濯は少々大変ではありますが、
開け放った窓から流れ込む風にレースのカーテンがふわりと風に靡いて
ほんのりとアロマの香りをお部屋に漂わせるあの瞬間はとても心地よく、癒されます。
そのような生活が続いていることもあってなのか、
カーテン情報も自然とキャッチできるようになっているようです。
最近、私の目と耳に飛び込んできたカーテン情報は
フランスで開催されたインテリアのイベント「パリ・デコ・オフ2016」。
このパリ・デコ・オフは、
パリ市内にある最高級インテリア織物を手掛けているブランドが
ショールームをオープンして、新作などを発表する場なのだそう。
この場で発表されたカーテン生地のデザインを画像で見る機会があったのですが、
カーテンの多くが、キャンバス地に見立てられていて
絵画がプリントされたようなデザインだったのです。
このようなカーテンがショールームに展示してあったら、
その空間は美術館のような雰囲気なのではないだろうかと勝手に想像してしまうほどに。
久しぶりに素敵だと思うカーテンやレースのカーテンの数々を
夢中になって見たこともあって、
数日後に私は、
近所にある少し個性的なカーテン生地を扱っているセレクトショップへ足を運びました。
店主に「パリ・デコ・オフ2016」の話をすると、
パリ・デコ・オフのお話しと一緒に似たような雰囲気のものを見せて下さいました。
どれも素敵な生地だったのだけれども、
お部屋のインテリアとのバランスや、窓枠とカーテンの柄のバランス、
直ぐに飽きたりしないかなどの実用面を考えると
もう少し吟味する必要があるようでした。
店主も、「こういうものは恋や縁に似ているからね」と。
そして、何より素敵だと感じるものと
自分の本当の好みは別物であることも多々あることを改めて感じた日でした。
その日は、我が家のカーテンとしては使うことが出来ないけれど
ベッドカバーにしたい生地をいくつか見つけ、
何枚かサンプル片を頂き、
オーナー自らが世界中からセレクトしてきたという
素敵な雑貨の数々で目の保養をさせていただいた。
カーテンを新調した時は、大きく気分が揺さぶられるけれど
直ぐにその場に在って当たり前のアイテムになってしまいますよね。
私はカーテンを毎日開け閉めしているというのに、
カーテンを使っているという感覚すらありません。
今の私は、次にカーテンを新調する際には、ほんの少し冒険をしてみたい気分です。
季節の変わり目なので
カーテンを新調される方もいらっしゃるかもしれませんね。
もし、絵画がプリントされたようなカーテンを目にされた際には
パリ・デコ・オフ2016の流れかしら?という具合に
目の保養をしてみてはいかがでしょうか?
私はひとまず、今使っている家中のカーテンを数日に分けて洗って、
爽やかな風を家の中に取り込みたいと思っています。
それだけでも、少し気分が変わりますよね、きっと。