幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

自分好みのアイスや、その日の気分にあったアイスを見分けるコツって?

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寒い冬に温かい部屋で食べるアイスクリームは格別だけれども、

本格的な暑さがやってくる少し前のこの時期のアイスクリームも乙なものだ。

普段はシャーベットやゼリーなどのさっぱりとしたものを口にすることが多いけれど、

時々、こっくりとしたリッチな味わいのアイスクリームやソフトクリームを欲することがある。

自分の小さな欲求を満たすべくコンビニへと向かい、ショーケースの中をグイッと覗き込む。

既にお目当てのモノは決まっているのだけれど、ひと通り目を通して狙いを定め直す。

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皆さんはアイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイスの違いをご存知でしょうか?

ある時、これらの違いについて事細かにお話を伺う機会がありました。

私は自分の好みで選んできていたつもりだったのですが、

無意識に季節や環境によって選び分けていたことに気づかされたのです。

 

私たちが日常の中でアイスクリームと呼んでいるものは、

乳固形分、乳脂肪分などの割合によって3つに分類されています。

これらの成分の割合が多い順に、アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス。

シャーベットは、この3つに分類されず「氷菓」というカテゴリーに分類されています。

パッケージの成分表を見ると表示されているかと思います。

濃厚さ、リッチさを前面に押し出している商品は、乳固形分、乳脂肪分の割合が高く、

口あたりも滑らかでコクやミルク感をしっかり感じられるものが多いでしょう。

ただ最近は、植物性脂肪を使ったラクトアイスの中にも、口当たりの滑らかさに拘って作られた商品もあるので、

ひとくちには言い切れないようにも感じるのですが、ある程度はこれで判断できるかと思います。

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もうひとつ、空気の含有量にも違いがあります。

例えばバニラアイス。

冷凍庫から出すと直ぐに溶け始めるものと、なかなか溶けずに食べ始めるまでに少し時間が要るものがあります。

これはアイスクリームに含まれている空気の差が表れています。

空気含有量が多いとふわっと柔らかく軽い仕上がりになり、少なければ、ずしっと重く固めのクリームに仕上がります。

一見、容量が少なくお値段が張るように感じられるもので、アイスクリームの表記があったのなら

空気の量が少なく濃厚でコクのあるアイスクリームが、ギューッと容器に詰められているということでもあります。

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もし、ショーケースの前でアイスクリーム選びで迷われた際には、

濃厚でコクのあるリッチなな味が好きなのか、

後味がスッキリとしたミルクのコクが好きなのか、

その時の気分は、どちらの気分なのかで選び分けてみてはいかがでしょうか。

 これからアイスクリームを口にする機会も増えるかと思いますが、

体の冷やし過ぎに注意しつつ、自分好みのアイスクリームで幸せタイムをお過ごしくださいませ。

画像をお借りしています:https://jp.pinterest.com/