あれれれれ……。
朝から自分の体の反応の良さと対峙していた。
その週は、クリスマスシーズンか?忘年会、新年会シーズンか?というくらい、
楽しい予定が集中してしまい摂取カロリーの高い食事が続いておりました。
その時点ではカリウム摂取とリンパ対策で体重に大きな変化はなかったけれど、
何となくウエスト辺りのラインが変わりそうな危うい状況だったのです。
いつもであれば時間を目安にして食べ過ぎを効率よくリセットする方法※を使うところなのですが、
その時はもうしばらく予定が続くためこのリセット方法は使えませんでした。
※過去記事からどうぞ
これからは秋の味覚を楽しむ機会も増えますが、
ファッションを楽しむのにも良い季節です。
女性は体重を1キロ落とすよりも、
ウエストにクビレができ、お腹が引き締まるだけで
全体にメリハリがでてバランスが良くなったりもします。
失礼しました。これは男性も同じですね。
ですから、今回はウエストラインを整えてクビレを作ったりキープしたりしたい場合に重宝する
ウエスト周りに特化した簡単な体操をシェアさせていただきたいと思います。
この体操の考案者は、
スポーツドクターとして活躍されている整形外科医の中村格子先生です。
「ツンツン体操」と言えば耳にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
様々なパーツをケアする体操を考案されていますが、
ウエストラインのケアは特に即効性があるように感じますので、
必要に応じてサプリメントの様に使うもよし、
毎日の日課にして誰もが羨むウエストライン、お腹回りを作るもよし、
ツンツン体操を試してみるキッカケにするもよし、
ご自分の目的に合った取り入れ方をしてみてはいかがでしょう?
|ウエストにクビレをつくったり、お腹回りを引き締めるために必要なことは?
中村先生いわく、ウエストを細くするために大切なことは、
肋骨と骨盤の間をのばすことなのだとか。
これは、ウエスト部分は背骨しかありませんので、
悪い姿勢が定着してしまっていたり、筋力が衰えたりすると、
正常な姿勢を保てないため肋骨と骨盤との間隔が狭くなります。
間隔が狭くなると、内臓があるべき位置に留まれずに
骨盤の上に積み上げられるような状態になり本来の体型が崩れます。
この本来の体型が崩れている状態に脂肪が付きますので、
ウエストやお腹回りのラインが崩れ、ぽっこりとお腹が出てしまうのです。
ですから、お腹周りの筋肉を鍛えながら狭くなっている肋骨と骨盤の距離を
元の距離へ戻すために伸ばしましょう。
|やってみよう♪
ツンツン体操は、朝2種類・夜1種類の体操を1種類15秒を目安に行います。
ですから、朝合計30秒、夜15秒のケアです。
【朝1】
(1)かかとを付けて、つま先を45度ほど開きます。両手を天井に向かって突き上げ手の平は頭の上で合掌し、腕は耳につけましょう。
(2)かかとを付けたままの状態で少しだけ浮かせてつま先立ちの状態にします。天井に向かって突き上げた手の指先を糸で釣り上げられるようなイメージでググーッと背伸びします。この時に脇腹が伸びているのを感じてみてください。
(3)(2)の状態をキープしたまま上半身を左右に倒して起こす動作を15秒繰り返します。体を傾けるときに無意識に息を止めてしまいそうになりますが、意識して息を吐くようにすると効果がUP。
【朝2】
(1)身体の前、胸の高さまで両腕を上げて反対側の腕の肘を掴みあ合うようなイメージで両腕を組みます。
(2)右足を前に出して足をクロスさせます。前に出ている足の方向(この場合、右)に体を5回ひねります。腕や肩を動かすのではなく腰を回転させる、おへそを回転方向へ動かす、そのようなイメージで体をひねります。頭と目線も動かす方向を追うようにして動かします。
(3)今度は逆の左足を前に出してクロスさせ、(2)と同じように左に5回体をひねります。
朝のスキマ時間に15秒ずつ、2種類の体操をしてみましょう。
簡単だけれどもしっかりと体を伸ばすことを意識すると翌日には筋肉痛になります。
そして、次は夜の体操です。
【夜1】
(1)ベッドや床などに仰向けに寝て、両手を頭の方へ向かって伸ばし手の平は合掌し、腕は耳につけましょう。そして、 脇腹が伸びるているのを感じながら体をグーッと伸ばします。
(2)身体を伸ばしたまま、脇腹が伸びているのを感じながら、足首を前後左右に倒しては起こす、を繰り返します。15秒経ったら全身の力を抜いてリラックスします。
|ここだけの、内緒のおはなし
実は今回は、皆さんにしっかりとご紹介しなくては、と思いフルコースでご紹介しました。
しかし……私はといいますと、【朝1】と【朝2】のみを朝と入浴前後に30秒ずつ行うという
自己流にアレンジしています。
フルコースで丁寧に行えばもっと効果がでるのでしょうけれど、
自己流アレンジでも3日程でウエスト周りがシャキッとしますので、
皆さんも自分の気分や感覚を大切にしながら行ってみてください。
フルコースを終えることに意識を集中させるよりも、
筋肉が伸びている感覚や縮む感覚を意識した方が効果があるように感じます。
以前、呼吸法でお腹を引き締める方法※をご紹介しました。※過去記事からどうぞ
こちらも簡単なボディケアなので余裕のある方は、この体操にプラスしてみてはいかがでしょうか。
続けやすいもの、覚えやすいもの、スキマ時間にできるもの、
そして、自分の体との相性が良いもの(効果を感じられるもの)を探して、
楽しく、賢くボディケアしていきたいものですね。
※もっと詳しく、もっとしっかり、中村格子先生の体操を知りたい方は、公式サイトや著書などを利用してより自分に合うボディケアをしてみてくださいませ。
関連リンク:
関連記事: