突然ですが、皆さんは「プランク」をご存知でしょうか?
プランクは、ここ半年程、私の周りで密かなブームになっている体幹を鍛えるエクササイズです。
プランクという言葉の元の意味は厚板です。
どうして厚板という言葉がエクササイズの名前になっているのかと言いますと、
自分の体を一枚の厚板だと思って扱う様子から「プランク」と呼ばれているようです。
体幹を鍛えるというのは何がいいのか?
様々な筋肉を同時に鍛えますのでボディーラインが引き締まります。
また、急な動きや重いものを持つときにも体の軸がしっかりとしていますので、
バランスを崩して転んだり、電車の中でよろけたりしません。
更に筋肉があれば内臓も支えてもらえるので、
内臓が本来の働きをきっちりと果たしてくれる環境が整います。
柊希が言うのだから、きっと一石二鳥以上でお手軽なエクササイズなのかしら?
と思われた方、もちろんです。
時間をしっかり確保し、トレーニングを行える方は、
既にジムへ通っていたり、
ジョギングやウォーキングの習慣があると思うのです。
だけれども、確保できる時間もバラバラ、自分の時間はそれ程多くはない、
それでも体のラインは自分が心地よい状態でありたいし、美しくもありたい、
健康だって気になっている、というのが男女問わずの本音ではないでしょうか。
どのようなことも、続けるということが一番難しいのですが、
1日数十秒~数分なら様々な負担が軽減されると思うのです。
そこで、今回は数十秒で体幹を鍛えらえる「プランク」を覗いてみませんか?
プランクは、簡単なポーズをキープすることで体幹を鍛えるお手軽エクササイズです。
色々なパターンがありますが、
今回は基本のポーズに絞って一度に広範囲を底上げしていきましょう。
百聞は一見に如かずですので、まずは真似するポーズをご覧下さい。
画像出典:http://www.fitnesstips-tricks.com/4-minutes-28-days-a-new-body/
このポーズをキープすることでオレンジ色に色付けされている部分の筋肉が
鍛えられ、ボディーラインが引き締まります。
場所もとりませんし、ドタバタすることもないので、
ご自宅でお好きな時間にお好きなだけ行えます。
はじめは無理をせずに20秒ほどから始め、自分の筋力と相談して時間を延長していきます。
え?これだけ?と思われたのではないでしょうか。
ただ、体幹を意識してこのポーズを行うのは思っているよりも大変です。
美しいプランクとは、頭と背中全体、腰、かかとがほぼ一直線になった状態です。
そのためには、顔をまっすぐ床に向け、あごを胸の方に引き寄せつつ、
へそを引っ込めて背骨にくっつけるようにイメージします。
少しキツいくらいの時間プランクをやり、少し休んでからまたやる、
というのを繰り返すことでも、筋肉を強くし、耐久力をつけることができます。
【忘れてはいけないポイントチェック】
簡単なポーズを20秒ほど行うだけのお手軽エクササイズですが、
やってみて楽だと感じた方は筋肉にエクササイズが届いていない可能性があります。
簡単だからこそ、このプランクを行う際の注意点を押さえておきましょう。
【1】息、していますか?
笑ってしまいそうですが、集中してしまうと息を止めてポーズを作っていることがあるのです。しっかりと呼吸をしながらポーズをキープさせてください。
【2】プランクのポーズは、体幹筋へ意識を向けて全身を緊張させるエクササイズです。これができている場合はポーズを初めてすぐに、「あー効いてる」という手応えが感じられるはず。これを感じられないという事は、体幹筋に力がはいっておらず、全身を緊張させられていません。この時のチェックポイントはこれ!プランクは自分の体を一枚の厚板として扱うもの。お尻が突き出していないか、腰部分が沈んでいないか、頭が上を向きすぎていないか再確認しましょう。そして、頭からかかとまで一枚の厚板のように水平になるよう意識してみてください。そして、お尻にキュッと力を入れて引き締めてみましょう。お尻に力をいれることで体が厚板の様に水平になります。
気になられた方は、まずは20秒1週間、続けてみてはいかがでしょう?
何だか、ヨーグルトのCMにも似たフレーズになってしまっておりますが、
この1週間で自分に合うか、合わないか、続けられるか、否か、
何らかの変化の兆しを見つけられるか、判断できるのではないかと思うのです。
簡単で短い時間で出来ることだからこそ、丁寧にポーズを作ってキープしてみてくださいませ。
このような一石二鳥以上のエクササイズは、まだまだたくさんありますので、
まずはトライしてみることを楽しんで、
自分に合うものとの出会い探しをしてみるのも良いのではないかと思うのですが、
いかがでしょう?
食欲の秋やイベントが続く寒い季節も
自分が心地よいボディラインと健康をキープするための参考になりましたら幸いです。
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