先日、少し気が早すぎるのですが周辺で初詣の話がでておりまして、
「数え年と満年齢は皆すぐに答えられるのだろうか?」という話題があがったのです。
普段、私たちが公的書類などに記入する年齢は満年齢なので、
皆さんも深く考えずとも年齢を記入されているかと思います。
しかし、神社などで数え年を記入してくださいと言われると、
一瞬、「(私はいくつだろう)」と妙な混乱をしてしまった経験がある方も多いのではないでしょうか。
そこで、来月には初詣も控えております。
お子さんや親戚の子どもたちによる「数え年だと何歳になるの?」
といった不意打ちに遭った際に、
サラリと数え方も添えて答えられるよう、
大人のたしなみとして子どもたちには内緒でこっそりと確認しておきませんか?
|数え年と満年齢の数え方の違いは何?
これは、「生まれたときの年齢を何歳とするのか」、
「歳をプラスする日(誕生日)がいつなのか」という点がポイントになり、数え方の違いです。
数え年と満年齢は異なる計算方法なのですが、
数え年は、生まれた時には1歳になっているという見方をし、1から年齢のカウントを始めます。
以降は、元日が全ての人のお誕生日だと考えて、
元日を迎えるごとに1歳をプラスして数えます。
生まれた時は1歳、お誕生日は元日という数え方です。
満年齢は、生まれた時はまだ0歳という見方をし、0から年齢のカウントを始めます。
以降は、自分のお誕生日を迎えるごとに1歳をプラスして数えます。
生まれた時は0歳、お誕生日は元旦ではなく自分の誕生日を使う数え方です。
|実際に数え方を確認してみよう。
2000年3月に生まれたレシピちゃんが2014年11月に数え歳と満年齢を調べるとします。
数え年の数え方は、「生まれた時は1歳、お誕生日は元日」なので、
2000年は1歳→毎年元日に1つ歳を重ね→2014年の元旦に15歳です。
満年齢の数え方は、「生まれた時は0歳、お誕生日は元旦ではなく自分の誕生日」なので、
2000年は0歳→毎年3月に1つ歳を重ね→2014年の11月は14歳です。
ここまでは、皆さんすんなりとイメージできたのではないでしょうか。
|満年齢の例外で混乱しない為の計算方法もチェック。
ただ、この年齢を数えるタイミングでは、
数え年と満年齢に2歳の開きが出てしまうケースがあります。
例えば、2000年12月生まれの人が2014年11月に数え歳と満年齢を調べるとします。
数え年であれば、全員お誕生日は元日なのでレシピちゃん同様に15歳ですが、
満年齢を数える時にはお誕生日がまだきていないので13歳になり、2歳の開きがでてきます。
ですから、満年齢を数える時には、「現在の西暦―生まれた西暦」を使って年齢を出し、
誕生日を既に迎えてていれば、そのまま。
誕生日をまだ迎えていないのであれば、その数字からマイナス1歳し、満年齢を出しましょう。
難しいことではないのですが、
急に尋ねられると、どちらがどちらだったかしら?と思うこともあります。
私はそのような事が多いので、
時々こちらでこうして皆さんと一緒にセルフチェックの場を作らせていただいております。
私のセルフチェックにお付き合いいただいている皆さん、
いつも本当にありがとうございます。
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