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幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

血糖値が高くなっていると言われたら、どうしたらいいのかしら。 (前編)

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先日、ここに足を運んで下さっているお二方からこのようなメッセージをいただきました。

「血糖値がちょっと高くなってしまってます…。

糖尿病を回避、もしくは治癒する秘訣をご存知でしたらご教示くださいませんか。」

「主人の血糖値が高めです。

お医者様から気をつけてと言われていますが、

情報が多すぎて何をどうすればいいのか困ってます。

運動をする体力はないらしく(-_-;)柊希さんなら、どう対処されるのか気になります。」

そこで、今回は私と一緒に「血糖値」というものを覗いてみませんか?

 

本題に入る前に、いくつかお断りさせていただきますが、私は医療従事者ではありません。

医療従事者の知人たちとの間で交わす話や

家族の食事制限の手助け、病に寄り添う経験などを通して得た知識を

その都度、自分なりに掘り下げたり検証するなどしております。

その中で、ある程度形になったものは改めて専門家に様々な視点で尋ねてみる、

ということをしております。

そして、これらを自分自身や自分の大切な人の体を健やかに保ち、

お医者様に頼らなくても良い状態をできるだけ長くキープするための

自己メンテナンスのコツとして使っています。

 

基本的なことばかりではありますが、できるだけシンプルに楽しく取り入れられ、

ズボラゆえの一石二鳥以上を狙えるポイントに絞って

そのコツや視点を、幸せのレシピ集のひとつとしてお話させていただいております。

現状や仕組みを知って、

自分に合うコツに辿り着く何かしらのキッカケにしていただければ幸いです。

 

さて、血糖値。

大人であれば「血糖値が高いのはあまりよろしくない」という事はご存知かと思います。

ですが、そもそも血糖値って何だと思いますか?

血糖値が高いと何がどうよろしくないのだと思いますか?

血糖値が上がってしまう理由は何でしょう?

こんな質問を受ける機会はそう多くはありませんから、

頭では理解出来ていても言葉が付いてことない、という方も多いのではないでしょうか。

一番知りたいことは対処法だと思いますが、

その点だけに集中してしまいますと様々な情報と遭遇した際に、

自分の場合は何を取り入れて、何を省けばいいのか、情報に惑わされ過ぎてしまいます。

毎回、私の脳内整理にお付き合いいただき恐縮ですが、

まずは「相手(血糖値)を知る、仕組みを知る、現状を知る」、ここから始めてみませんか?

 

|血糖値ってなあに?

血糖値というのは、血液の中に在るブドウ糖濃度の値のことです。

よく耳にする血糖値が高いというのは、血液の中にブドウ糖が在りすぎる状態のこと。

そして、この血糖値は空腹時に計ることが多いかと思いますが、

これだけで自分の体内を知ることはできません。

 

健康診断前は普段よりも体に気を遣って過ごした、という経験ありませんか?

このような場合、体は正直なので検査の時に良い結果を出してくれることがあります。

ですが、これでは本来の体の状態を知ることはできませんから、

健康診断前の1、2か月間の体内状況がどうだったかを知るには、

HbA1cという項目を確認します。

健康診断の結果通知をお持ちの方は、すぐに見つけられると思います。

基準値に対してご自分の現状がどうなっているのか、確認してみて下さいませ。

 

このHbA1cは血液の中でブドウ糖が他の物質とくっついて新しい形に変身したものです。

これは4か月間程、くっついたままの変身状態なんですって。

ですから、健康診断当日の血糖値が正常でもHbA1cが高ければ、

ここ1、2か月血糖値が上がるような生活をしていたことが分かります。

お澄まし顔で診察を受けても、お医者様には、ここ数カ月の食生活が丸見えなのです。

 

|血糖値って何がどういう理由で上がってしまうのかしら?

先程、血糖値というのは血液の中に在るブドウ糖濃度の値とお話しました。

ですから、ブドウ糖を作り出す炭水化物や糖分を摂取すれば血糖値は上がります。

糖分=炭水化物やスイーツと思いがちですが、

日本酒やビール、ワイン、ウイスキーなどのアルコールなども含まれますよ。

悲しいかな、美味しい物には糖質って含まれているんですよね。

食生活もライフスタイルもバランスやメリハリは本当に、大切です。

 

ただ、血糖値は口にしたものだけで上がるわけではありません。

喫煙やストレス、寝不足、疲れ、風邪などの体調不良時、

女性は生理前にも血糖値は上がっています。

こうして見てみると分かると思うのですが、

私たちは血糖値の上がり下がりを繰り返しながら生活しています。

上がったり下がったりは体の正常な機能ですが、

「上がりっぱなし、下がりっぱなし」「極端に高い数値、極端に低い数値」は注意が必要ということです。

 

|じゃぁ、血糖値を下げたいなら糖質を押さえればいいの?

いやいや、人の体は結構複雑なのです。

血液の中にあるブドウ糖は脳の栄養に欠かせない栄養素です。

また糖は車で言うところのガソリンに例えられることが多いのですが、

生命を維持するための、体にとっての、ガソリンのような役割なので欠かしてはいけません。

 

食事から摂った炭水化物は、体内でブドウ糖に変身し血液に乗って体中を巡ります。

体内では同時にインスリンというホルモンが作られるのですが、

このインスリンが血液の中のブドウ糖を細胞に届けたり、

生命維持のための脂肪として蓄えるなど振り分け作業をしています。

ですから、ブドウ糖は、血液の中に在るだけではガソリンの役割を果たすことはできないのです。

インスリンがあってこそ、血液の中から細胞に入ることが出来、ガソリンとしての役割を果たせます。

 

世の中の情報を見聞きして感じられているかと思いますが、

多くの人が血糖値は上がりやすい、上がってはダメだというイメージを持たれているのではないでしょうか。

ですが、ガソリンのもとですので、私たちの体は、血糖値が下がると危機だ!と感じ、危機回避の為に血糖値を上げます。

これは、私たちの体に備わっている命を守るための大切な機能でもあります。

 

ただ、ここがポイントです。

上がりやすい上に体内にあるインスリンの量に対して過剰なブドウ糖が送り込まれてくれば、

インスリンという名のスタッフたちは人手不足に陥ります。

そうすると、細胞へ送り込まれるのを待っている、

ガソリンの役割を果たすことが出来ない待機中のブドウ糖が血液内に増えます。

これが、血糖値が高い状態の仕組みです。

 

血糖値が高い状態が続きますと血管の中が混雑しますので、

体中の血管がダメージを受け続け、これによって体に様々な負担がかかってしまいます。

負担がかかりすぎると様々な不調を招きますので、

血糖値は良いバランスに保つ必要があるのです。

 

ブドウ糖は必要なのに血糖値は下げなくてはいけないと言われると

少し混乱される場合もあるかもしれないのですね。

片方からの視点で血糖値をみてしまうと混乱します。

糖分=悪という極端な発想ではなく、

体内、血液に取り入れる糖分のバランスを取ることで血糖値のバランスを取る。

というイメージで血糖値を見てみると、

全体を掴みやすくなるのではないでしょうか。

 

|血糖値が高いと体にどんな影響がでてくるの?

一般的に言われている血糖値が高いことが原因で起こる悪影響は

糖尿病、高血圧、肥満、ドロドロ血液などが挙げられます。

ただ、体への影響と言うのは連鎖していくものです。

 

例えば、血糖値が高い状態を表すドロドロ血液になってしまったとしましょうか。

ドロドロ血液をキープしてしまいますと、中世脂肪が増えてきてしまいます。

中脂肪性が増えるということは、体内の善玉コレステロールも減っていきます。

何度もお伝えしていますが、私たちの生命に欠かせないブドウ糖ですが、

過剰なブドウ糖は血管を傷付けてしまいます。

血管が傷ついたり弱ったりすれば動脈硬化に繋がります。

血管年齢を教えてくれる医療機関がありますが、

血管年齢は、このような悪循環をチェックできる視点のひとつでもあります。

体の細胞が弱ってくるので健康だけではなく、美容にも関係してきます。

細胞を元気に保てていれば、踏ん張らなくてはいけない時に

細胞達が、その細胞でできている臓器達が、踏ん張ってくれたり、ダメージも跳ね返してくれます。

このように体の不調というのは連鎖していくものですので、

血糖値は良いバランスを保つに限ります。

 

血糖値がどういうものなのか、再確認していただけましたでしょうか?

今回は長くなってしまいましたので、

日を改めましてライフスタイルのチェックポイントや対策案などを中編1、中編2、後編(全4回の連載)にて

お話させていただきたいと思います。

その日までに、血糖値の仕組みやご自分の健康診断の結果を眺めるなどして

全体を掴んでおいていただければ、と思います。

 

健康診断等で血糖値が高いと言われた方は、

早めに体を労わるチャンスに出会えてラッキーでしたね。

この機会にご自分のライフスタイルを覗いてみる機会にしてみませんか。

今回、何気なく血糖値のお話を覗かれた方は、

ご自分の体や大切な方々の体を健やかに保つための知識の再チェックに使っていただけましたら幸いです。

※血糖値とひと口に申しましても視点や対策も様々です。何か不安なことがありましたら専門医にご相談くださいね。また、既に専門医にご相談されている方は専門医の指示にしっかりとしたがって下さいませ。

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