幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

こうあるべき、という思い込みは脇に置いて自由に楽しんでみませんか?

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今年もこの時季の節分がやってきましたね。

皆さんのご自宅は、豆まきや恵方巻などの準備はお済みでしょうか。

先日、お豆の準備をしながら私、思ったのです。

「(いつからだろう。お豆を全部食べずに福豆茶にするようになったのは。)」と。

幼い頃、口に出して言った記憶はないのだけれど、

両親の目の前にあるお皿に入れられた大量(に見えた)のお豆を、

ほんの少し羨ましいこと思っていたのです。

そして、福茶を淹れる様子を見ながら

福茶にするよりも食べた方が美味しいのに、とも思っておりました。

今なら、オトナの気持ち、分かります。

お豆ばかりでは口の中がパサパサになることも、

パサパサによって咳き込んでしまうことがあることも。

お豆の数が増えて嫌だわ、という声も時々耳にするのだけれど

そのような時は、

「これがオトナの気持ちっていうものなのね、

あの頃よりも、

もっとたくさんの事を知ることが出来るオトナになったわ。」

そのような心持ちで福を呼び込みたいものでございます。

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私はシンプルなお豆も好きなのですが、

豆まきを終え、豆副茶と一緒にいただく五色豆が密かな楽しみなのです。

五色豆というのはカラフルな糖衣を纏った甘い炒り豆のこと。

優しい甘さをゆっくりと味わうと、全身の力がゆるゆると抜けていくようなのです。

一般的な入り豆が苦手な方は甘い五色豆でも良いですし、

甘いものが苦手な方はビールのおつまみにもなる塩気のある豆菓子でも良いですし、

殻付きの落花生で豆まきというのも良いですね。

「豆まきはこうあるべき」という思い込みは脇に置いて、

自由に楽しんでみてはいかがでしょうか。

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昨年お話しさせていただいた鬼の色の意味を覚えていらっしゃる方は、

今年はお豆を自分に向けて投げてみるのもいいかもしれませんね。

まだまだ2017年は始まったばかり。

何だかパッとしない始まりだと嘆くには早すぎます。

節分は「季節を分ける」と書くように、また新しい節目がやってきました。

こういう先人たちの習わしも自由に楽しく摂り込みながら、

新しい風を自分に呼び込んでまいりましょ。

あなたとあなたの大切な皆さんに、たくさんの福が届きますように☆彡

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