皆さんはお豆腐、お好きでしょうか?
大豆がしっかりと感じられて、ありとあらゆる薬味を乗せても動じない木綿豆腐も美味しいですし、滑らかな舌触りと、口の中でするすると解けるような食感の絹ごし豆腐も美味しいですよね。
そして、お手軽で控えめなお姿からは想像し難いほどのレスキューフードです。
幸せのレシピ集でも度々登場していますし、美容も、健康も底上げしたい方は召し上がる機会も多いのではないでしょうか。
そのような食材だからこそ今回は、賞味期限や消費期限、美味しさを保つ保存方法などを今一度、ワタクシ柊希と一緒に再確認してみませんか?
そして、この保存方法はお豆腐だけではなく「もやし」にも応用可能です。
賞味期限と消費期限はお豆腐のタイプによって異なります。
皆さんがよく召し上がるお豆腐は充填(じゅうてん)タイプですか?
充填以外の一般的なタイプですか?
充填(じゅうてん)タイプは、冷ました豆乳を凝固剤と一緒に容器に注ぎ込み密封したものを容器ごと加熱して固めます。
このため、容器内にお水や空気は入っておらず、お豆腐が容器の形に添うように隅々にまでぴっちりと詰まっています。
容器ごと加熱することで殺菌されますし、お水や空気が容器内に入っていないため、一般的なお豆腐と比べますと劣化が遅く日持ちするのが特徴です。
作り手の製法やこだわり、使われる保存料などによって前後しますが、
美味しく食べられる期限を表す賞味期限の平均は1カ月~1カ月半といったところでしょう。
一方、一般的なお豆腐は、別途作られたお豆腐を容器に詰めていますので、容器の中にはお水が入っています。
お豆腐同様にお水も劣化しますので、充填(じゅうてん)タイプよりも日持ちが短いお豆腐です。
こちらも、作り手の製法やこだわりによって前後しますが、美味しく食べられる期限を表す賞味期限の平均は4~5日といったところでしょう。
ただ、皆さんもご存知のとおり充填(じゅうてん)タイプ、充填以外のタイプともに、賞味期限を過ぎたからと言って腐っているわけではありませんので食べることができますが、一度開封してしまうと劣化が早く、消費期限は翌日辺りが目安ではないでしょうか。
しかし、前日の夕飯時に使い切ることが出来ず、翌朝のお味噌汁の具として残りを使おうと思った時、思っている以上に味が落ちていることを感じられたことはありませんか?
そう思うとお豆腐の消費期限は非常に短いですよね。
せめて翌日くらいまで美味しくいただくことが出来れば安心ですよね。
このような時には、お豆腐を購入時の容器に入れたままにせず、お豆腐の高さよりも深い容器や器に入れ、お豆腐がしっかりと浸るほどのお水を入れ、ラップをして冷蔵庫で保存しましょう。
お水をこまめに取り換えれば2日程は美味しく食べることができます。
お豆腐の保存方法としてご紹介していますが、「もやし」も、この方法を使うと3日程はシャッキシャキのもやしを美味しく食べることができます。
もやしは、お豆腐よりも足が早い食材ですから、私は、もやしを購入したときは、直ぐに洗って深めのボウルにたっぷりのお水と一緒に浸してから冷蔵庫で保存します。
2日ほどで食べ切るのでお水は1日に1回しか取り換えませんが、もやしの量が多い場合は、もう少し増やすとより劣化を先送りできるかと思います。
中途半端に残ってしまったとき。
予定が変わり食材をベストなタイミングで使いきれそうにないとき。
皆さんは、しっかりさんが多いかと思いますので、私の様に冷蔵庫を開けたらお豆腐が残っていた。もやしが残っていた。
というようなウッカリはなさらないかとは思いますが、万が一のウッカリのとき。
冷たいお水に「お豆腐」や「もやし」をヒタヒタに浸してピンチを乗り切ってみませんか。
いつも、私の脳内整理にお付き合いいただきまして、ありがとうございます。
今日もあなたの食卓が健やかでありますように☆彡