幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

あなたのお尻、こっていませんか?|腰痛も便秘もボディーラインの崩れもお尻のコリが関係しています。

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柔らかいお尻にコリなんてあるのかしら?と思われてしまいそうですが、

お尻には大きな筋肉がありますので、

柔らかいお肉の奥にある筋肉がこってしまうことがあります。

お尻が凝ってしまうと、美容と健康の両方にどのようなことが起こるのか。

お尻のコリはどのようにして解消すればよいのか。

今回はそのようなお話を少し、と思っております。

お時間がありましたら、私と一緒にお尻のコリをサクッと覗いてみませんか。

 

|お尻のコリは何を引き起こすのかしら?

お尻には大きな筋肉がありますので、

想像している以上に体の様々な所への不調を引き起こします。

主に、腰痛や便秘、お腹回りや太ももなどの下半身太り、ヒップの垂れ下がり、冷え性、

下半身のセルライト、浮腫み、血の巡りが悪くなる、骨盤の歪み、リンパの流れが悪くなる、

新陳代謝が落ちる、ボディーラインの崩れ、などを引き起こすと言われております。

これらが引き起こされれば、更に肩コリや肌荒れ、胃腸疲れ、倦怠感、しびれなど、

各々が持つウィークポイントにも影響が出やすくなってしまうのだそう。

 

|お尻が凝る原因は何かしら?

お尻が凝るということは、お尻の筋肉が血行不良を起こしているということ。

一般的に主な原因だと言われているのは、運動不足、姿勢の悪さ、

長時間同じ姿勢でいる(デスクワーク、その他)、加齢などです。

 

|お尻のコリは、どのように確かめたらいいのかしら?

既に上記のような不調があり、体に良いことを心がけているけれど、

いまひとつ思うような効果が出ていないという方は、

不調の原因のひとつとしてお尻のコリが考えられます。

更に違う角度からも確認をしますと、

お尻を触ると冷たいという方は、

お尻の筋肉が血行不良を起こしている証拠ですので、こちらも凝っている可能性が高いです。

今度は、左右のお尻を手で揉んでみましょう。

片方のお尻だけが硬くなっていたり

揉んだ時に、お尻の奥が張っていて気持ち良いのではなく痛いと感じる方も可能性が高いようです。感覚が掴めない方は、

肩が凝りすぎると肩を揉まれた時に痛みを感じることがあるかと思いますが、

似たような感覚ですので、このイメージで判断してみてくださいませ。

 

|お尻が凝った時に体に起こる悪循環を再チェック。

冷え性をチェックの際にも、お尻を触ったり、お腹を触るなどして判断することがありますが、

視点を変えてみますと、お尻が凝って血流や新陳代謝が悪くなり、

冷え性を引きおこしている可能性もある、ということが分かるのではないでしょうか。

 

姿勢が悪い座り方を続けていますと、お尻のトップが潰れるのですが、

この状態は骨盤を後ろに傾かせて、お尻のコリを引き起こしてします。

お尻の筋肉は骨盤と足を繋ぐ役割がありますので、お尻が凝ると骨盤が歪みます。

骨盤が歪めば筋肉の位置がずれ、筋肉の位置がずれれば内臓の位置がずれ、

代謝や血の巡り、リンパの流れが悪くなり、体は冷えたり、浮腫んだりします。

そこから、腰回りや太ももに脂肪が付き、ボディーラインも崩れてしまうのです。

 

|お尻のコリは、どのようにして解すのかしら?

本来は、お風呂上りにすぐ横になってお尻のある場所のツボを

ぐーっと押してもらうと良いそうなのですが、

これは続けにくいので、もっとお手軽な方法をご紹介したいと思います。

 

ヨガに「針の糸通しのポーズ」というものがあります。

これは、丁寧に行えば少しずつではありますが

骨盤の歪みを整えたり、お尻のコリをほぐしたり、腰痛を和らげたりと、

気になるポイントを同時に改善させていくことが出来るストレッチです。

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■針の糸通しのポーズ

【1】仰向けになって両膝を立てます。この仰向け時は、背中とお腹を床にグーッと押し付けるようなイメージで腰を浮かせないようにしましょう。

【2】左足を上げ、くるぶしの外側を右膝の上に乗せて、ゆっくりと左足のつけ根を開くように左足を外側へ開いてみましょう。

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【3】【2】の状態を保ったまま、鼻から息を吸いながら、右足を持ち上げる準備をします。まずは、両足の間に左腕を差し込み右膝に添え、右手も右膝に添え、息を吐きながら右足を胸へくっつけるようなイメージで引き寄せます。右足を引き寄せたら、1分間ほど、ゆっくり、しっかりと呼吸をしながら引き寄せている状態を保ちます。この時、お尻や背中が床から離れないように、注意してください。

【4】反対側も同じように行い、お尻や太ももの裏側の筋肉をしっかりと和らげましょう。片方の足を2回から3回くらいを目安に行うと良いようですが、まずは無理をせずに、正しい姿勢を作ることを意識してみてください。

 

仰向けになることが難しい場合は、

針の糸通しのポーズを椅子に座ったまま行ってみませんか。

 

■針の糸通しのポーズを椅子に座って

【1】まずは、椅子に浅めに座って準備体操をします。座った時に、誤って椅子から滑り落ちないように気を付けてくださいね。心配な方は椅子の背を壁にくっつけてからポーズを作ってください。

椅子に浅めに座ったら、背筋を軽く伸ばします。次に足を延ばして踵だけを床につけてつま先を天井へ向けて上半身を背筋を伸ばしたままの状態で前へ倒します。太ももの裏とふくらはぎを軽く伸ばします。

【2】左足を持ち上げて、くるぶしの外側を右足の膝に軽く乗せます。左足を乗せる位置は膝と太ももの間で乗せやすい場所を選びます。左足の膝をゆっくりと外側へと開きます。この時の注意ポイントは、背筋を伸ばしておくことです。背中が丸くなったり、背中を反らした状態では腰を傷めたり、お尻や太もも裏の筋肉が伸びなかったりと効果がありませんので、焦らずに注意をしながら伸ばしてください。お尻もしっかりと椅子に押し付けるようにして座っておきましょう。

 

【3】【2】の状態のまま、息を吸い、吐きながら上半身を前に倒します。胸を太ももにつけるようなイメージです。この時も、お尻はしっかりと椅子に押し付けるようにして座り、背中は丸めたり、反らしたりせずに真っ直ぐ伸ばした状態で前へ倒してくださいね。これを片足30秒ずつ、2回から3回ほど行います。

 

回数をこなすことよりも、正しい姿勢で行うことが大切なので、

はじめのうちはポーズを覚える様な気持ちでストレッチをおこなってみてくださいませ。

お尻のコリをこぐすストレッチですが、股関節も柔らかくなります。

股関節が柔らかくなれば、リンパの流れや血流が良くなります。

すると、浮腫みがちな女性は、

これだけでパンツスタイルの時の太もも辺りに余裕ができてきますし、

体も軽く感じるようになるかと思います。

私は仕事柄、長時間座っていることが多く、油断すると直ぐにリンパの流れが滞ります。

このような時は、針の糸通しのポーズをダブルで4~5日続けると、

随分と体が軽くなったように感じられます。

春ですし、軽やかに過ごしたいですよね。

最近、体がスッキリしない方、お尻のコリを意識したことが無かったという方、

この機会に、お尻のコリを取り除いて軽やかな春を過ごしてみませんか。

本日も最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

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