幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

バナナの食べ頃は、欲しい効果によって違うのです。

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皆さんはバナナ、お好きでしょうか?

手軽な上に栄養価が高く、消化も良いため、

小さなお子さんからご年配の方まで安心して食べることができるフルーツとして人気です。

人気はありますがカロリーが高いため、ダイエット中の方は手を伸ばしにくい、

と感じられたこともあるかもしれませんね。

ただ、幸せのレシピ集内でも登場回数の多いバナナは、

美容と健康の土台づくりに取り入れたい食材のひとつです。

カロリー面だけを見て避けるのではなく、

効果や食べるコツを知って上手に摂りいれてみませんか?

今回は、そのようなお話をと思っております。

お時間がありましたら、のんびりとお付き合いくださいませ。

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|バナナの嬉しい効果にはどのようなものがあるのかしら?

食物繊維が豊富なので、便秘の改善や予防に加えて、

糖質が過剰に摂取されてしまうことの予防。

カリウムも豊富に含まれており、体内の余分な水分などを排出してくれるため浮腫みが緩和。

カリウムは他にも痛風や高血圧、リウマチといった症状の緩和にも効果が期待できるのだそう。

更に悪性細胞(ガン細胞)を死滅させる物質を作ることにも長けているようで、

悪性細胞(ガン細胞)に対しての抵抗作用があるとも言われております。

他にも血の巡りを良くし、免疫力を上げ、コレステロール値を下げたり、

豊富に含まれているビタミンB6によって、新しい細胞が作られるのだそう。

これによって、お肌や髪の毛のコンディションが整うなど、

美容と健康の底上げにもってこいのフルーツです。

細胞レベルでの効果だけではなく滋養強壮や疲労回復、精神状態を穏やかに保つなど、

深くて幅広い効果、効能が期待できます。

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|バナナの食べ頃は、欲しい効果によって違ってくるというのは?

皆さんは、どのような状態のバナナがお好きですか?

バナナは、青いバナナ、青さが残っている状態のバナナ、黄色いバナナ、

シュガースポットと呼ばれる甘さの目印、茶色い斑点が出てきたバナナと変化をします。

私は少し青さの残るサッパリとしたものが好みなのですが、

一般的にはシュガースポットが現れた頃が食べごろで完熟していると言われております。

 

バナナは、この収穫時から完熟時までの変化の過程で、

栄養成分が変わると言われています。

 

バナナは炭水化物が豊富です。炭水化物は主に穀類、いも類、果物などからとれ、体を動かすエネルギーになります。バナナは果物の中で一番カロリーが高く、100グラムで90キロカロリーあります。バナナが熟すほど、甘くなるということは、誰でも知っています。これは、バナナに含まれている酵素がでんぷんに変わり、さらに熟すとでんぷんがしょ糖、ブドウ糖、果糖のような単糖類や二糖類に変わるからです。でんぷんが糖に変わるときにバナナは熟成し、消化されやすくなりなす。

 

【青さを残したバナナ】

青さを残した状態のバナナは、消化しにくいデンプン質を豊富に含んでいます。

この消化しにくいデンプン質は、食物繊維に似た働きをするため、

腸内のお掃除をしてくれ、便秘解消などに力を発揮してくれるのだそう。

また、ビタミンやミネラルも多く含んでいるため、

腸内環境を整えたい場合や便秘解消の効果が欲しい時は、

少し青さが残るバナナを食べると良いそうです。

 

【黄色いバナナ~シュガースポットが出てきた完熟バナナ】

そして、多くの方が召し上がっている黄色~シュガースポットが出ているバナナですが、

バナナは熟していく過程でビタミンとミネラルが少々減ってしまうのだとか。

え!それなら青いバナナを食べた方がいいの?と思ってしまいますが、

それは違います。

このビタミンとミネラルを少し失う代わりに大きな効果を得ているそうなのです。

その効果は、先程嬉しい効果としてご紹介させていただいた

 

体に有効ないろいろな抗酸化物質や、がんになりにくい物質を作り出すというもの。

特に、バナナが完全に黄色くなり、シュガースポットが出てきたとき、

悪性細胞(ガン細胞)を死滅させる物質を作ってくれているのだとか。

ガン細胞への対策をしたいときには完熟したバナナが適任のようです。

そして美容にも健康にも欠かすことができない免疫力ですが、

黄色いバナナを食べた時と青いバナナを食べた時では、

黄色いバナナを食べた時の方が免疫力が8倍も高まるといいます。

全てを欲張って丸ごと底上げしたい場合には、

是非、シュガースポットが現れている甘くておいしいバナナを召し上がって下さいませ。

 

|完熟バナナを召し上がる際の注意点があります。

完熟バナナは、レスキューフルーツではありますが、

糖度やカロリーがしっかりと含まれています。

糖尿病が心配だという方や、急な血糖値の上昇を抑えたい人は、

完熟バナナだけを過剰に摂取することは止めて、

青さを残した糖度が抑えられたバナナも上手に取り入れてましょう。

また、腎不全や肝不全の方がバナナを過剰に摂取することに関しては、

個々の症状なども含め、お医者様による様々な見解があるようです。

必ず、お医者様の判断や支持を仰いでくださいませ。

 

バナナは、収穫されてから私たちの口入る、その瞬間まで

進化を続けているフルーツです。

カロリーを気にして避けるのではなく、

上手に美味しく召し上がりながら美容と健康の底上げをしてみてはいかがでしょうか。

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