幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

クローゼットや引き出し内の湿気に注目してみてはいかがでしょうか。

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クローゼットの隅の様子をガサゴソとうかがいながら奥の方へと手を伸ばし、

忍ばせてあった湿気取りを引っ張り出した。

それを手のひらに乗せ、目線の高さまで持ち上げた私は、思わずニヤニヤしてしまった。

私は、数種類の湿気取り剤を併用しているのだけれど、

プラスティック容器の中に水が溜まり、集めた湿気の量を目視できるタイプが特に好きだ。

嵩張ったり、溜まった水を捨てたり、容器を処分したりと

手間がかかるタイプの湿気取り剤ではあるのだけれど、

容器内に溜まった水分を目にすると、これだけの湿気を集めてやったぜ!と、

自分がせっせと集めた訳でもないのに、何だかとても充実した気持ちになるのだ。

たったこれだけのことでニヤニヤできるなんて、なんて平和なのだろうと思うこの頃だ。

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今回はクローゼット内に忍ばせてある湿気取り剤から繋がる

クローゼットの中とカビ臭さのお話でも、と思っております。

数種類の湿気取り剤を併用しているにも関わらず、

たっぷりの水分が溜まるのがクローゼットの中。

住み替えによって環境が変わっても、

クローゼット内の湿気の多さが変わらないところを見ると、

クローゼットの中というのは、気を抜くと、すぐに湿度が上がる空間なのだと思います。

そろそろ衣替えも終盤に差し掛かる頃かと思うのですが、

きれいに洗ってしまったはずの衣類が翌シーズンになると臭い、

着用前に一度は洗わないといけないという方は要注意。

目に見えるダメージが無かったとしても、繊維の奥でカビが繁殖しており、

そのカビが臭いを発している可能性があります。

 

このカビの臭いは天日干しによる殺菌効果で緩和されはするものの、

天日干しだけでカビがなくなるわけではありません。

一度洗ってから着用するよりも、

衣類用の漂白剤をぬるま湯に溶かして衣類を漬け置きし、臭いを取り除く方が効果的です。

ただ、これはカビ臭くなってしまったときの対処法のひとつですので、

事前にカビそのものを防ぐためには、

クローゼット内や衣類ケース、引き出しの中の湿気を出来るだけ抑えることがポイントです。

ご自宅のクローゼット内の湿気がどれ程溜まるものなのかを確認したい場合は、

多少嵩張りはするのですがリーズナブルな、

湿気を水分量で目視できるタイプのものを1か所に2個程入れて様子を見ると良いかと思います。

本来の適量は1個で十分な空間であるにも関わらず、

2個とも水分でちゃぷちゃぷになるようであれば、

湿気が多い空間だということが分かりますので、対処しやすくなります。

と同時に、これからの季節は虫干しや寒干しを行うのも良いのですが、

そのような時間の余裕がない場合も多々あるものです。

そのような時には、カラリと晴れた日などを選んで、

お部屋の換気と共にクローゼットや引き出しを開け放ち、

手っ取り早く風通しを良くしてみるのはいかがですか。

私が得意とする開け放っておくだけのズボラ対策ではありますが、

徐々にクローゼットの中に湿気が溜まりにくくなり、

クローゼットにとっても、お洋服にとっても好環境です。

季節の変わり目に洗い直しをしなくても済むように、

今年の秋からは、クローゼットや引き出し内の湿気に注目してみて下さいませ。

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