幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

ペットボトル温灸で体本来の温めるチカラを復活させてみませんか。 

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数か月前だったと思うのですが、医療従事者である知人と連絡をとる機会がありました。

その時交わした会話の中身といえば、そのほとんどが笑い話だったのですが、

その中に、季節柄、徐々に体が冷えている人が増えてきているという話がありました。

例えば、真夏の暑い頃に腹部などが冷たい場合は、

体質や食生活、冷房といった様々な原因から内臓が冷えていると言われています。

一方、季節が秋から冬に変わるこの時季からは、

体質や食生活といった内側からの原因や人工的な原因だけではなく、

外側(外気)からの冷えが加わり、誰でも体が芯から冷えやすく、

その冷えが体に定着しやすくなるのだとか。

代謝が落ちている方や冷え性の方は、

内側からも外側からも体を温めることを意識されていると思うのですが、

温まった状態が持続しないことが悩みだったりするのではないでしょうか。

このような状態を緩和、改善するために今からできることの中に「温灸」があるのだそう。

冷えが定着するのを防ぎながら、

体を温めればすぐに温まり、その温かさが持続しやすい状態を体に癖付けるようなイメージです。

ただ、自分で温灸をしたり、専門医にお願いするのは、

手間暇がかかりズボラな私は実践できそうにありません。

そこで登場するのが、数年前から地味に広がりつつある「ペットボトル温灸」です。

書店へ行けば関連書籍も多数ありますし、

テレビや雑誌でも時々登場しますので見聞きしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

これを寒くなってから始めたのでは、

体の芯から温め直す必要があるため効果を感じられるまでに少し時間がかかる場合も。

しかし、本格的に冷える前から始めれば、

体を温める素を仕込んで温め癖をつけておくことができます。

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用意するものは、ホットドリンク専用の空きペットボトル(350ml)と、お水、沸騰させたお湯だけ。

※ホットドリンク専用のペットボトルはキャップがオレンジ色をしています。アルミ缶などのボトルは、温度が上がりやすく危険ですので使用できません。

ペットボトルに100mlほどの水を入れ、その後、80度ほどのお湯を200ml注ぎます。

これを、お灸の代わりに気になるツボに当てることで

お灸と同じような効果を得ることができると言われています。

お洋服の上からですと熱が体に伝わらないので、

温度を確かめながら直接肌に当てたり、薄手のインナーの上から当てるなどして調節します。

気になるところを温めていくのですが、まずはお腹、オヘソの辺りを温めてみてください。

お腹から、じわーっと熱が広がり、足の裏までポカポカしてきます。

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体が温まっていれば、代謝が上がり、血の巡りも良くなり、

不眠や肩こり、目の疲れやクマ、腰痛、浮腫み、肌荒れ、胃腸の不調、疲労など、

様々な症状を緩和させたり、解消させることに繋がります。

秋の夜長は、テレビを見ながら、音楽を聴きながら、読書をしながら、

体にちょっとイイことのひとつとして「ペットボトル温灸」をしてみるのはいかがでしょうか。

湯たんぽをお持ちの方は寝るときだけではなく、

リラックスタイムのおともとして使用してもいいのかもしれませんね。

 

秋は体の芯の冷えが作り始められる時季でもあるなんて。

どのような職業もそうなのですけれど、

携わっている分野で起きている傾向を俯瞰してみると、

世の中の様々な現状を垣間見ることができるものなのだと感じたひとこまでした。

毎年冷えに悩んでいるレディーの皆さん、体も気分も温めてまいりましょうか。

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