幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

承認欲求と人間関係。

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本当にしたいことをしようと思う。

そう言って、長年勤めていた職場と安定した職から離れ、

自分の特性を生かすことができる新しい場所で奮闘中の友人がいる。

その友人が、「自分に、こんなにも承認欲求があったなんて初めて知った」と言った。

そして、「承認欲求も程々にしておかないと、気付かぬうちに自分を見失ってしまいそうだ」と続けた。

そのような話をしながら、ふわっふわのブランケットが手放せない、年明け早々の頃だったと思う。

何気なく手にした紙面で、作家であり、実業家でもあるデール・カーネギー氏の言葉を目にしたことを思い出した。

 

デール・カーネギー氏と言えば、多くの名言や格言と呼ばれる言葉を残している人だけれど、

その紙面で目にしたものは、

『気取らないことが幸せの第一歩。気のふさいだ馬を見たことがあるか?しょげかえった小鳥を見たことがあるか?

馬や小鳥が不幸にならないのは、仲間に「いいかっこう」を見せようとしないからだ。』というものだった。

この言葉は、ビジネス書などに登場することが多いけれど、

友人関係、夫婦関係、仕事仲間との関係、恋愛関係など、幅広い関係に当てはまるように思う。

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誰でも大なり小なり認められたい、良く思われたいといった承認欲求は持っているし、

承認欲求が自分を成長させてくれることも多々あるけれど、

いつだって、どんな時も、誰にたいしても、自分が思う完璧な人であろう、恰好よくあろう、としていると、

気付かぬうちに、「そう在らねば、自分は認めてもらえない」と思考や意識が思い込み、

結果として、自分で自分を苦しめ、追い込んでしまうことがある。

この状態が続けば、必要以上に人を見る目が厳しくなることもあるだろうし、

自分に対してだけでなく、自分が関わる相手にまで

自分が思う完璧さや恰好良さを求めてしまうことにも繋がり、

そうなれば、自ずと関係性にも影響が出てきてしまうことは容易に想像できる。

頑張ることも大切だけれども、同じくらい気楽に肩の力を抜いて過ごすことも大切で、

その双方に優劣はないのだと意識する時間があってもいいのではないかしら、と思う。

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恰好つけていない状態の自分にも、良いところがたくさんあるのではないでしょうか。

たまには、だらーんとした状態で、自分の良いところ探しをしてみてはいかがでしょう。

この機会に、たくさん、見つけてあげてくださいませ。

画像をお借りしています:https://jp.pinterest.com/