幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

災害時に必要な物資の備蓄はできていますか?|カセットコンロ&ガスセット編

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幸せのレシピ集内では時々、災害対策などのお話もさせていただいております。

私自身も様々な方々からお話を伺ったり、情報を入手するなどして、対策を行っている最中です。

たくさんの貴重な情報が溢れておりますが、

現在の自分や家族の状況に当てはめて考えたり、実際に備蓄するなどしてみますと

情報の中にも合うもの、合わないもの、自分にとって必要な改善点などがあることに気付きます。

そのような事を、少しずつ無理のない範囲でブラッシュアップしていくと、

“我が家にとって本当に必要な対策”も見えてきますし、

例え、準備が万全でない部分があったとしても機転が利くようにもなります。

そのように考えると、まずは、我が家の場合はどうするのがいいのかしら?と

想像してみることが大切な気が致します。

私がお話させていただくことも、ある一つの視点に過ぎません。

「私」だったら、「我が家」だったらどうするかしら?

仮に同じような対策をしたとして、何をプラスすれば「私」、「我が家」は不安が減るかしら?

逆に、「私」、「我が家」には、それは不要だから変わりにこちらを準備しておこうかしら。

という具合に、対策を考えるきっかけにしていただけたなら、と思っております。

地球も生き物ですから、呼吸もするでしょうし、クシャミだってすると思うのです。

これまで自然災害とは無縁だと言われていた場所が、今後もそうだとは限りません。

かといって怯えながら暮らすのではなく、自然と上手く共存していくための、自分なりの(ご家庭なりの)対策ができたら良いですよね。

ご興味ありましたら、「私」だったら、「我が家」だったらどうするかしら?を考える時間にしていただけたらと思います。

 

前置きが長くなりましたが、

今回は、あったら助かるカセットコンロとカセットガスのお話です。

自然災害が起きたときというのは、ライフラインが止まることが多いかと思います。

電気、ガス、水道です。

私たちにとって、この3つは在って当たり前の存在のようになっているので、

使えなくなって初めて、3つが止まることで受ける影響に気付かされたりするのです。

例えば、温かいお風呂に入るためには、水があるだけでは温かいお風呂に入ることはできませんよね。

カップ麺を緊急時用の保存食として備蓄していたとしましょうか。

通常のカップ麺を食べるためには、お湯が必要です。

お湯を作るためには水と水を温めるためのエネルギーが必要です。

当たり前のことですが、頭では分かっていても、ライフラインが止まった時にハッとさせられたりするものです。

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このような時、活躍するのがカセットコンロとカセットガスのセットです。

お湯を沸かしたり、暖をとったり、簡単な調理くらいであれば十分対応できます。

大変だとは思いますが、お湯を沸かして温めのお風呂を準備することも可能です。

一家にワンセットくらいは常備しているであろうカセットコンロのセットですが、

大切なのは、カセットガスが何本あれば、どれくらい凌げるのかという点です。

これは、どの程度のお料理をするのか、どれくらいのお湯を沸かすのか、

各ご家庭の緊急時の過ごし方によっても異なってきますが、

お鍋が美味しくなる秋冬の時季だけでなく、通年で少し多めの量をローリングストックしても良いように思います。

ここからは、我が家の実験的な本数なのですが、

浴槽の1/4~1/3ほどの量のお風呂を1回作るのにカセットガスが約1.5本ほど必要でした。

簡単な短時間の調理であれば、1~2本で1週間~10日ほどはもつのではないかと感じています。

我が家の場合は、出来るだけ普段の生活に近い状態をキープするために必要な量を把握し、

そこから本当に必要な量をローロングストックすることにしているので、この量は、若干多めです。

そこまでの状態にすることを求めないという方や、サバイバルに自信があるという方は、気持ち少なく見積もっても良いかと思います。

ガスが止まった場合、ガス会社の皆さんがガス管を点検し、必要であれば補修などをし、

その後に各家庭を訪問して開栓作業を行う流れだと思いますので、

私たちが思っているよりも、復旧までに時間を要します。

ほんの少しの準備が、大きな気持ちの余裕に繋がりますので、

備蓄品の中にカセットコンロとガスのセットを検討してみても良いのではないでしょうか。

と同時に、食品を備蓄する際には、火を必要とするものと、全く火を使わなくても食べることができるもののバランスを見ておくと、いざという時に便利だと思います。

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毎日の暮らしの中で災害対策ばかりに意識を向けるのは難しいのですが、

10年前と今とでは自然環境も変わってきています。

出来ることから、出来る分ずつ、想像し備えてみてはいかがでしょうか。

画像をお借りしています:https://jp.pinterest.com/

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