夏の日差しは、色々なものを分け隔てなくよく照らす。
おかげさまで、窓ガラスに付着した汚れが目を半分閉じていても見えてしまう。
お掃除したそばから汚れていくのは仕方がないことなのだけれども、
1日でも長く、そのクリアな状態を保ちたいと願わずにはいられない。
様々な洗浄剤や専用アイテムなどを使ってきたのだけれど、
汚れ落ちやクリアな状態を保つことができる長さに関しては、大差ないように感じている。
そこで、随分と前に耳にしていた洗浄後のケアを取り入れることにしたのだ。
これが、今のところ私にとってのベストに感じられているので、
今回は、そのようなお話を脳内整理も兼ねて少し、と思っております。
ご興味ありましたら、ちらりと覘いっていってくださいませ。
皆さん既に、ご自分にあった窓掃除の方法をお持ちだと思いますので、その方法で窓を洗浄し、乾拭きをします。
ちなみに、私の場合は、「また出た!!」と突っ込まれてしまいそうですが、
ここでも、食器洗い専用洗剤を薄めたもので窓を拭き上げていきます。
極々少量を薄めて使うのですが、これが驚くほど少量なのです。
ティースプーン1/4ほどの量を700mlほどの水で薄めます。
たっぷりの泡で洗えば汚れもスッキリ落ちますし、洗ったという実感もひとしおですが、
洗い流しに気が遠くなるほどの時間を要し、二度と食器洗い専用洗剤で洗うものか、と感じます。
ですから、薄めたものをスプレーして濡れた雑巾で汚れと一緒に洗浄液を拭うお掃除法です。
窓は室内側と室外側の両方が汚れますが、それぞれ汚れの質が異なります。
私が一番気になるのは手垢汚れ(皮脂汚れ)なので、食器洗い専用洗剤を使っています。
私の食器洗い専用洗剤愛はさておき、各々のお掃除法で乾拭きまで終えたところで、
室内側と室外側のそれぞれの面に合った方法で、窓ガラスが汚れにくくなるひと手間をかけます。
【室内側】
室内側の汚れは、どんなに丁寧にお掃除をしていたとしても舞ってしまうホコリ、
場所によっては油や煙の成分が付着してできる汚れ、窓の開け閉めの際などに触れた部分に付着する手垢汚れ(皮脂汚れ)など様々です。
できるだけ、これらの汚れが付着しないように、窓ガラスに柔軟剤を薄めたもの、もしくはヘアケアで使うコンディショナーを薄めたもので窓を拭き、しっかりと乾拭きします。
これは、柔軟剤やコンディショナーに含まれている静電気を防止する効果を利用しています。
この効果は、皆さんもどこかで耳にしたことがあるかもしれませんが、
窓ガラスだけではなく、キャビネットの上や、
ステンレス製のトイレットペーパーホルダーやカーテンレールにも使うことができます。
ホコリを積もらせたくないものに薄く塗っておくと、ホコリが積もるのをある程度遅らせることができます。
もちろん、使用する際には事前に素材の確認が必要にはなりますけれど、お掃除が少しラクになります。
注意するのは、柔軟剤やコンディショナーの使用量です。
この量が多いと、乾いた際に油浮きのような目立ち方をして汚れているような状態に見えますので、本当に付いてるのかしら?と心配するくらいで丁度良いです。
最終的には、自分好みの量を見つけていただきたいのですが、目安としては水500mlに対して1、2滴ほどで十分かと思います。
私はコンセントプラグの枠周りや、壁の床近くにある段差にも塗ることがあります。
このような目立たないところは、少し濃い目の液体を塗っています。
水拭きをしなければ、ある程度この効果は続きますので、普段のお掃除は乾拭きで十分です。
【室外側】
次に外気に触れている外側の窓ガラスですが、自然のあれやこれやが付着し、汚れます。
そして、この汚れ。
日々変化するお天気や気温の影響もあり、水垢やホコリ、排気ガスなどが一度付着してしまうと、こびりつきが強く、なかなか落とすことができません。
このような汚れの付着を防いだり、付着しても落としやすくするために使うのは、
自動車専用のフロントガラスケアに使うガラス専用のコーティング剤です。
自動車専用のコーティング剤は、撥水性が驚くほどに高いので、
雨やホコリをしっかりと弾いてくれるので水垢に混ざったホコリを擦って落とす手間が無くなりますし、窓ガラスにつくキズも防ぐことができます。
自動車専用のコーティング剤は、スポンジ付きのボトルに入ったものなどもあり、女性でも手軽に使うことができます。
普段のお掃除は、必要に応じて水拭きと乾拭きで十分です。
これは以前、自動車整備士の方に教えていただいて目から鱗が落ちた方法です。
まだ、自分に合ったお掃除法が見つけられていない方は、一度、お試ししてみてはいかがでしょうか。
何かしらのヒントやきっかけにしていただけましたら幸いです。
窓ガラスも気分もピカッとクリアでまいりましょ。
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