ボディーメンテナンスへ行くと足首が硬くなっていると言われることがある。
初めて、その言葉を耳にしたときには、足首が硬いってどういう状態!?と一瞬だけ、思考が停止した。
セラピストは、今の状態を覚えておいてください。
施術後には硬い、硬くないの感覚を実感として得られますからと言った。
そして、その会話を忘れてしまうほど至福のひとときを過ごした後に触れた私の足首は、
とてもしなやかにクルクルと回せるような状態になっており、これが私の硬くない状態か、と知った。
更に、足首の硬さだけでなく、ふくらはぎの感触が普段よりも柔らかいような気がすると伝えると、
セラピストは足首が硬い方は、ふくらはぎも硬くなっていることが多いと言った。
それから、自宅でも時々。本当に気が向いたときだけなのだけれど、
日中のデスクの下で、湯船の中で、ベッドの中で、足首を解している。
代謝が落ちやすい秋冬こそ足首ケアを、ということで、今回は、足首のお話を少し、と思っております。
ご興味ありましたら、ちらりとのぞいて行って下さいませ。
足首が硬くなってしまうということは、全身を支える土台がある状態をキープし続けるということ。
そうなりますと、重さによる負担や、動きによる衝撃の加わり方のバランスが崩れ、
姿勢が悪くなり、骨盤が傾いたり、腰痛を引き起こしたり、ヒップや内ももが弛んだり、
その他様々な症状を引き起こす要因になることがあるのだそう。
また、足首とふくらはぎの硬さは連動することが多く、第二の心臓と呼ばれている、ふくらはぎが硬くなりますと、
血液のポンプ作用が弱まるため、血の巡りが滞り、新陳代謝が落ち、老廃物が体内に溜まりやすく、
むくみや体の冷えをはじめとする様々な不調を招くといいます。
また、足首は子宮や卵巣の働きとも繋がっていると言いますので、
生理痛に悩んでいる方は、足首が硬くなっていることもあるのだとか。
体を冷やさずに新陳代謝を上げることは、ダイエット、ビューティーケア、ヘルスケアの両面から見てもポイントだと思いますので、
本格的に寒くなる前に、ケアのポイントを押さえておきませんか。
まず、自分の足首が硬いのか、硬くないのかを確認しましょうか。
方法は簡単。
両足を揃えて立ちます。
この足の状態をキープしたまま、ゆっくりとしゃがんで膝を抱えてみて下さい。
しゃがんだ姿勢をキープするのが難しかった方や、上手にしゃがめなかった方は、足首が硬くなっているようです。
次にストレッチですが、本格的なストレッチなども多々溢れていますが、
足首をクルクルと回したり、
つま先を自分の方へ引き寄せるようにして倒したり、
反対につま先を自分より遠くへ離すようなイメージで傾ける。
といったシンプルな動きでもほぐすことはできるそうですので、
焦らずゆっくり、出来ることを使って、足首をほぐしてみてはいかがでしょうか。
足首も気持ちも軽やかに、しなやかにまいりましょうね。
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