朝の冷たい空気の中、空から、雪にも雨にもなり切れないそれが降ってきた。
天気予報を信頼していないわけではないのだけれど、昨夜の天気予報で明日の明け方は冷え込みが厳しいと言っていたことを思いだし、本当だと思った。
少し熱めのミルクティーと小さなチョコレート2粒を手に、ガーデンテーブル席へ移動した。
こんなにも寒い日に、わざわざ外へ出なくてもという思いもあるけれど、室内に籠りっきりになることが多い私にとっては、この小さなひと時が、季節をダイレクトに感じられる時間でもある。
季節を感じながら様々な思いを巡らせることもあるけれど、大半は何も考えずに、ただただぼーっとしている。
一見、無駄に見えるようなモノゴトや時間は、過去でも未来でもなく、今をしっかりと感じられる必要な時間のように見える。
未来をあれやこれやと心配することもあるけれど、それは自分に、明日が当たり前のようにくると思っているからである。
そのような保障はどこにもないのだけれど、どういう訳か、人は様々なことを在って当たり前だと思ってしまうようだ。
そのような視点で見てみると、心配できることも、ある意味、幸せなことなのかもしれないと思ったりもする。
もちろん、その渦中に身を置いていると、そう簡単には片付けられないこともあるから悩ましくもあるのだけれど。
とは言え、2019年は始まったばかり。
年明けから張り切っている方、何だか思うように動くことができていないと肩を落としている方、周りのやる気に圧倒されて自分のペースが乱れてしまっている方、
この辺りで一度、心と体を休ませてみてはいかがでしょう。
充電が完了したら、出来ることから一つずつ、目の前のことから一つずつ重ねていきませんか。
何も考えずに、季節を感じながらぼーっとお茶をする時間は、心と体を休ませながら、今を大切にできるハッピータイムですよ。
その日の私は、空から降ってくる雪にも雨にもなり切れないそれを眺めながら、ミルクティーを堪能した。
熱々だったはずのそれは、あっという間に冷えてしまったけれど、それもまた季節感ということで。
皆さんの今日が、良き日となりますように☆彡
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