今年も駆け込むようにして桜を堪能した。
一つの植物をこれほどまでに堪能する風習は、世界中を見渡してみても、そう多くはないのではなかろうかと、日本贔屓な思考が泳ぐ。
柔らかい青空に映える桜に、風に揺れる桜、既に散ってしまった花びらさえも美しいなんて、お花見という風習が受け継がれていることに感謝したくなるような景色だった。
そして今年は、お花見に出かけた先で素敵なキッシュ専門店との出会いもあった。
相変わらず花より団子感は否めないのだけれど、暮らしの中にひょっこりと顔を出す、このような小さな出会いも、何気ない１日を豊かに彩ってくれるように思う。
私がお花見へ出かけた日は気温が高く、少し歩くと軽く汗ばむような日だった。
大人でもそうなのだから新陳代謝が活発な小さな子どもたちは、すぐに汗だくになったのだろう。
半袖で走り回っている姿が目についた。
そして、ご年配の方々の手に握られていた飲み物で印象的だったのは、経口補水液(けいこうほすいえき)である。
経口補水液(けいこうほすいえき)とは、スポーツドリンクに似ており、
体から失われた水分やナトリウム、マグネシウム、カリウムなどの電解質を素早く補うことができる飲み物だ。
ＣＭで見る機会も増えたからか、随分と幅広い年齢層の人たちに知られているような印象を受けた。
以前、経口補水液(けいこうほすいえき)の味の感じ方について知る機会があったことを思い出したので、今回はそのようなお話を少し、と思っております。
老若男女問わず、これからの季節は普段以上に水分補給が大切になってきますので、ご興味ありましたら、お付き合い下さいませ。
経口補水液(けいこうほすいえき)は、体調不良を起こしているときや気温が高い日などに口にして感じた味で、体が、どの程度水分不足に陥っているのか、ある程度は判断できると言います。
スポーツドリンクは、日常生活の様々なシーンで、汗をかくことによって失われた水分と、ナトリウムやカリウム、マグネシウムといった電解質と呼ばれる成分を速やかに補給することが目的の飲み物なので、
単に失われたものを補うだけでなく、そこに美味しさを感じられるだけの糖質が含まれているのだそう。
一方の経口補水液(けいこうほすいえき)は、体調不良時を含めた脱水症状を素早く緩和させるための水分補給、電解質補給が目的なので、電解質濃度は高く、糖質は必要な分量だけ含まれているといいます。
この配合の違いは、水分も電解質も十分に足りている人が経口補水液(けいこうほすいえき)を飲むと「少ししょっぱいかな」と感じるようなのだけれど、
水分や電解質が不足して脱水症状を起こしている人は、体液の塩分濃度が高くなるため、
通常ならば感じることができるはずの経口補水液(けいこうほすいえき)の塩分濃度を感じることができず、味がしない、甘い、飲みやすい、美味しいなどと感じるそうなのです。
このような味だと感じたときは、体が脱水症状を起こしている疑いがあるため、
経口補水液(けいこうほすいえき)をたっぷりと飲んで水分と電解質を補うと良いようです。
経口補水液(けいこうほすいえき)は、ドラッグストアやスーパーなどで簡単に購入できるようになっていますので、
自分やご家族の体の状態を知る方法のひとつとして、スポーツドリンクと経口補水液(けいこうほすいえき)、必要に応じて使い分けてみてはいかがでしょうか。
明日すぐに役に立つお話という訳ではないのですが、ここぞという時に頭の片隅から引っ張り出してお役立ていただければと思います。
本日も健やかスマイルでまいりましょうね☆彡
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