幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

“ほうれんそう”には“おひたし”で返すのが新常識!?

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“ほうれんそう”には“おひたし”で返すって知ってました?とは知人の言葉である。

ほうれん草はお浸しで食べるに限る!ということだろうかと思ったけれど、多分違う。

そう思い、「それは何の呪文ですか?」と返すとビジネスマナーだというではないか。

今回は、そのようなお話を少し、と思っております。

ハジメテ仲間の方、知っているけれど柊希のハジメテに付き合ってあげようという方、冷たいお飲み物でも召し上がりつつ、お付き合い下さいませ。

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多くの方が、ビジネスマナーとして一度くらいは耳にしているであろう「ほうれんそう」。

報告、連絡、相談の大切さを、その頭文字を取って報(ほう)連(れん)相(そう)と略している。

確かもとは、某証券会社の社長が社内用に発案したもので、上司が部下の意見をどのようにして吸い上げるかという目的があったと聞く。

しかし、世の中に広がった現在の「ほれんそう」は、新人研修の時などに使われることが多く、部下が上司に対して行う報告や連絡、相談はとても大切だという本来の目的とは逆の意味を持っている。

この、現在の「ほうれんそう」に対して数年前辺りから「ほうれんそうの、おひたし」というフレーズがSNS上に登場し、多くの共感を得てジワジワと広がっているという。

何方かがSNS上で発信して多くの共感を得ている、この「おひたし」とは、

「ほうれんそう(報告・連絡・相談)」を受けた上司は、これらに対して、「怒らない、否定しない、助ける、指示する」を心掛けて部下に接すると、仕事の中身も上司と部下との関係も円滑に進むのではないだろうかという案で、

「おひたし」も「ほうれんそう」同様に、「怒らない、否定しない、助ける、指示する」の頭文字を取って略した造語である。

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確かに、過去の出来事を手繰り寄せると、上司に「ほうれんそう」したけれど、返ってくるリアクションが「怒る、否定される、助けてくれない、指示がない」といったものだと「ほうれんそう」も、し難いと感じることはあった。

振り返ることができるくらいの場所まで歩いてきている私が新人と呼ばれていた当時、「ほうれんそうの、おひたし」というフレーズは無かったけれど、

おひたし返しをしてくださる上司、そうでない上司と居て、それはそれでバラエティー豊かだったようにも思う。

もちろん、“今思えば”“今となっては”の前置きつきではあるけれど。

部下をするのも上司をするのも異なる大変さがあるけれど、共同作業で出来上がるのは、美味しいおひたしか否か。

そのようなことを思った「ほうれんそうの、おひたし」である。

それにしても、「ほうれんそうの、おひたし」というフレーズを考えた方、センスあるなと思った日。

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