幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

そちらの「ひまわり」でしたか!!

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フラワーショップの前を通ると、ガーデンバケツに入れられた向日葵が目をひいた。

体感温度や装いからも感じることができる夏だけれど、この花を見なくては夏は始まらないと思っている私が居る。

向日葵は、太陽の方を向くことでも知られている花だけれど、本来は、ずっと太陽の方を向いているという訳ではなく、芽が出て花が開く少し前まで太陽を追っているときく。

きっと、花が開くその瞬間まで太陽のチカラをその身に溜め込んで、溜め込んで、パッと解き放つのだろう。

向日葵と言えば、そろそろ「ひまわりの日」がやってくる。

ここだけの話、ワタクシ最近まで「ひまわりの日」は、あの黄色くてエネルギッシュな花のことだと思っていた。

その日が、そう名付けられた理由も勝手に想像しつつ目星をつけていたのだけれど、大誤算であった。

「ひまわり」は「ひまわり」でも花ではなく「気象衛星ひまわり」の方だというではないか。

私の勝手な想像を誰かにポロリと零す前に気が付いて良かったと思った。

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「ひまわりの日」は毎年7月14日なのだけれど、これは、1977年の7月14日に日本で初めて、静止気象衛星・ひまわり1号が、ケネディ宇宙センターから打ち上げられた日を記念して制定されたそうだ。

気象衛星を持っていることを当たり前のように感じている私たちは、それだけのことが記念日になるの?と感じてしまいそうになるけれど、

この1977年の7月14日までの日本は気象衛星を持っていなかったので、お天気を含めた様々な観測をする際には、わざわざアメリカから衛星画像を購入していたというのだ。

このような背景を聞くと、打ち上げられた自国の気象衛星が無事に機能し、いつでも様々なことを観測できるようになったこの日を、記念日として定めたことにも頷くことができるように思う。

そして、この気象衛星ひまわりという名は、気象衛星が地球の周りを1日1回まわることから、日まわり、ひまわりと名付けられたそうだ。

そしてもうひとつ、私たちが良く知る向日葵が太陽の方を向いているように、気象衛星ひまわりも地球の方を向いていることも名付け理由のひとつなのだとか。

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天気予報の正確さが増しているのは、このひまわり1号から始まったのでしょうね。

そろそろ「ひまわりの日」というフレーズを見聞きすることがあるかもしれません。

その時には、あのエネルギッシュに咲く向日葵だけでなく、本来の「気象衛星ひまわり」のことも思い出していただけましたら幸いです。

本日も、ここへ足を運んで下さったみなさんが心晴れやかでありますように☆彡

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