魔法の手の力を借りようとヘアサロンへ行った。
私の手に負えなくなった部分と、ちょっとした希望を伝えるだけで思い通りのヘアスタイルを作り出してもらえることに改めて感動した。
そう気持ちが動いてしまったものだから、それをそのまま伝えると「何年のお付き合いだと思ってるんですか」と返され、体感以上の年数をお世話になっていることにハッとした。
毎日顔を合わせるわけではなく、全てを知り合っているわけでもないのだけれど、信頼できるやり取りを交わすことができる関係や場所があることは、ありがたいものである。
この日も共通の話題や髪の毛の話題を話していたのだけれど、トリートメントとコンディショナーを使い分けているか否かという話になった。
私の髪の毛は、多少の無茶をも跳ね返してくれるほど強く、長引くようなトラブルとは無縁。
そのため、髪の毛そのものに対してはあれやこれやと考える必要はないのだけれど、肌が非常に弱い。
だから、ヘアケアアイテムを選ぶ基準は、肌に負担がかからないことが最優先となる。
このように、ヘアケア商品を選ぶ基準が少しズレているので、トリートメントとコンディショナーの違いは?と問われれば、
髪の毛に傷みを感じたときにはトリートメントを感じていなければコンディショナーを程度の知識しか持ち合わせていのだ。
この知識、間違ってはいなかったけれど用途の違いを詳しく教えていただいたことで、これからは効率よく、トリートメントとコンディショナーを使うことができるような気がしている。
トリートメントとコンディショナーを私と似たような感覚で使っていた方は、この機会に、2つの違いをセルフチェックしてみませんか?
ご興味ありましたら、柊希の脳内整理にお付き合いいただければと思います。
まずは、価格設定が高めに設定してあるトリートメント。
価格からも推測できるとおり、トリートメントは髪の毛の内部に栄養を届け、傷んでいる部分を補修し、更に潤いまでもを保つことを任務としているものです。
一方のコンディショナーの主な任務は、髪の毛の表面をコーティングして様々なトラブルを防ぐこと。
中には、髪の毛をコーティングする機能を含んだトリートメントや、栄養成分を含んだコンディショナーもあるけれど、
基本は栄養補給やダメージの補修、潤いを保つなどの多機能を秘めたものがトリートメントで、髪の毛の表面をコーティングすることに特化したものがコンディショナーなのだそう。
使うものによって機能に違いがあったりもするのだけれど、仮に、シャンプーとトリートメントとコンディショナーの3点を全て使いたい場合には、
まずはシャンプーで汚れを落とし、次にトリートメントで栄養をしっかりと浸透させて、ダメージを補修し、潤いもチャージした状態をコンディショナーでコーティングして状態をキープさせると良いのだとか。
注意が必要なのは、つい、いつだって完璧な髪の毛でいたいという気持ちが勝り、毎日トリートメントを使ってしまいたくなることもあるけれど、
昨今の栄養豊富で機能性が高いトリートメントによっては、毎日使い続けることで髪の毛本来の機能を弱めてしまうこともゼロではないため、
髪の毛のダメージの状態によって使用頻度や使用方法を判断することで、効率よく美髪に整えることができるようです。
イメージとしては、ステーキを食べると元気が湧いてくるからと言って365日ステーキを食べ続ければ、胃腸が本来の力を発揮できないくらい弱ってしまうというようなことが、髪の毛にも起こることがあるということでしょうね。
これからの季節は、お肌だけでなく髪の毛も紫外線のダメージを受けやすくなりますし、夏の後には乾燥しやすい季節が控えてます。
トリートメントとコンディショナーの得意分野を再確認して、自分の髪の毛の声を聞きながら、
必要な効果や効能を必要なタイミングで髪の毛に届けてあげてみてはいかがでしょうか。
自分自身を喜ばせる、ちょっとした心地よさのための、何かしらのヒントにしていただけましたら幸いです。
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