以前、お肌のコンディションチェックはするけれど、お顔の歪みチェックをしている人は意外と少ない、という話を耳にした。
きっと、すぐに気が付くお肌のコンディションへ意識が持って行かれて、自分の骨格の状態をひいて見るという意識が薄れてしまうのだろう。
歪みの原因は、親知らずの有無や生活習慣など様々だと言われているけれど、少し意識するだけで、お顔が引き締まったり、肩コリが改善されたり、首から肩のラインがスッキリしたりと、小さなハッピーを感じられるという。
日々の積み重ねによって出来上がっているため、それを改善するには同じように日々の積み重ねが必要となる。
女性であれば、何かしらの効果を手っ取り早く実感できるクリームや美顔器などに手を伸ばしたくなるけれど、
その前に、お顔の歪みチェックをして生活習慣に意識を向けるだけでも随分と印象が変わるという。
私は、時々お世話になる鍼灸医や経絡アロマセラピストからこのような話を聴いたことがきっかっけとなり、自然と意識を向けられるようになったように思う。
今回は、お顔の歪みが定着しないための、セルフメンテナンスのお話をシェアさせていただこうと思っております。
ご興味ありましたら、お好きなお飲み物片手に、お付き合いくださいませ。
まずは、歪みを引き起こしやすい習慣の確認を。
椅子に座るときに足を組んでしまう方や、立っている時に左右どちらかの足に重心を置いてしまう方。
頬杖をついてしまう方や、食事をする際に片方で噛んでしまう方に、呼吸をする際に口呼吸をしていることが多い方などもお顔が歪みやすいと言われています。
幸せのレシピ集内では体の歪みに関する話題に触れることがありますが、このような生活習慣はお顔以外の部分の歪みに繋がっている場合もあります。
心当たりがある方は、自分で気が付いた時には足を組むのを止めてみる、出来るだけ両足に同じだけの重心を乗せて立ってみる、口をしっかりと閉じで鼻呼吸を意識してみるなど、できることから初めてみてはいかがでしょうか。
私は立っている時に、左右のどちらかの足に重心を置いてしまう癖があります。
見た目は真直ぐ立てていても重心は、その時々で片方だけに乗せてしまうのです。
自分の癖を認識できている今でも、ついやってしまうことがあるのですが、両足でしっかりと立つことを意識すると、体の内側がポカポカしてくるので、ちょっとしたことでも十分に体の機能を働かせることができるのだと感じたりもします。
気付くことができた瞬間を逃さずに、セルフメンテナンスタイムにしてみるだけでも、お顔や体の歪みは少しずつ整えられていきます。
お食事の時に片方で噛んでしまう癖がある方は、お顔の筋肉の発達状態が異なることで、歪んで見えたり、笑顔がぎこちなく見えたり、
リンパの流れが滞って老廃物を溜めやすくなっていたり、それによって首や肩が凝ったり、凝った状態の上にお肉がついてしまって本来よりも肉付き良くみえてしまったりといったことが芋づる式に出てきます。
これを改善するためには、食事をする際には、できるだけ左右に偏らない噛み方をすることが一番だと聞くのですが、
毎日、右の奥歯で5分ほど、左の奥歯でも5分ほどガムを噛んで筋肉のバランスを整えるのも手なのだそう。
お顔を左右対称に整えながら、お口周りや顎周りのラインを整える、ちょっとした筋トレのようなものですね。
あとは、呼吸の見直しも地味に効いてくるといいます。
口呼吸がメインになっている方は、常にお口が開いている状態ですので、お口を閉じてキープする筋肉が弱った結果、お顔が歪んだり、頬や顎辺りのたるみを引き起こす原因にもなると言われています。
気がついたときには、お口を閉じて、気持ち口角をきゅっと上げてみてくださいませ。
お顔の歪みが整って頬や顎辺りもすっきりとして、今よりももっとハッピースマイルになれるような気が致します。
たまには、ピカピカに磨き上げた鏡の前で、お顔の歪みとスマイルチェックなどいかがでしょうか。
何かしらのヒントやきっかけにしていただけましたら幸いです。
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