少しずつ始めていた衣替えが粗方完了した。
入れ替えるというよりは、最終ケアで夏物を劣化させてしまわぬよう、出来る限り現状維持で持ち越すためのケアを行うことが、私にとっての最優先案件である。
ここで普段のズボラ心のまま通常ケアを行ってしまうと、再会した際に想像以上に古びており、手が伸びることなく別れの時が来るということが稀にあるのだ。
しかも、このようなときに限って、とびっきりのお気に入りだったりするものだから、季節の変わり目は油断大敵である。
季節の変わり目と言えば、先日も免疫力の話題に触れたのだけれど、ボディの保湿もそろそろ初めておくとお洋服を心地良く楽しむことができるように思う。
今回は、そのような視点のお話を少し、と思っております。
ご興味ありましたら、ほっと一息のおともに、のぞいていってくださいませ。
大人レディーたるもの、お洋服を直接地肌の上に纏うことはないと思うのですが、そのような中でも、肌が直接お洋服に触れる部分もあるかと思います。
このときに、肌がチクチクしたり、痒くなったり、違和感を覚えることは無かったけれど、直接触れていた部分が赤くなったりということ、ありませんか。
肌が弱い方は、自分の肌と素材との相性などを既にご存知かと思いますが、季節の変わり目は肌が強い弱いに関わらず、このような症状が現れることがあります。
これは、夏の日焼けによるダメージで自分が思っている以上に肌が乾燥していたり、これまでは汗で肌の表面が湿っていたので乾燥していないと感じていたけれど、実際のお肌は乾燥していたといった、お肌の乾燥が原因になっている場合が多いといいます。
今はまだ日中は暑さを感じる日もありますので、保湿はもう少し寒くなってからと思っている方もいらっしゃるかもしれないのですが、
寒くなりはじめた途端に肌の乾燥を強く感じるという方は、夏の乾燥が通常モードに戻り切る前に秋冬の乾燥が始まったサインなのかもしれません。
お肌は乾燥しますと、ちょっとした刺激にも反応するようになります。
秋冬のお洋服素材に多いウール、アルパカ、モヘアなどは暖かいのですが、硬めの繊維ですので加工具合によっては、チクチクが起こりやすい素材でもあります。
できるだけ心地良く素材の暖かさを感じられるよう、そろそろボディの保湿を意識し始めるのも良いのではないでしょうか。
とは言うものの、ボディクリームを塗るのはまだ少し躊躇ってしまうという方は、保湿に特化した入浴剤やボディーソープなどに切り替えて、バスタイムを心地よく過ごしながら保湿するというのも手です。
防ぐことができる小さなストレスは、小さいうちに防いでしまいましょ。
まずは、無理をしなくても取り入れられること、変化させられることから少しずつ、いかがでしょうか。
心地良く暮らすための、ちょっとしたヒントや閃きのきっかけにしていただけましたら幸いです。
画像をお借りしています：https://jp.pinterest.com/
